2026.4.23
【最新トレンド】保育士が担当したいクラスは0〜2歳児が人気!持ち上がり希望の理由とは?
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この記事では、関西エリアを中心に保育士の皆様を支援する私たちが実施した独自アンケート(2026年最新版)の結果をお伝えします。
来年度のクラス編成において、実に半数以上の保育士が「0〜2歳児クラス」を希望し、約6割が「持ち上がり」を望んでいることが分かりました。なぜこのような希望が強いのか、現場のリアルな本音をひもときます。ご自身の働き方や、今後のキャリアを見直す際の参考にしてください。
※本記事は、私たち「ほいコレ」が独自に収集したアンケートデータおよび最新の保育業界の動向をもとに作成しています。具体的な転職や働き方の見直しを検討される際は、ご自身の状況に合わせてご判断ください。
保育士が来年度に担当したいクラスは0〜2歳児が半数以上で一番人気
来年度のクラス発表が近づくと、多くの保育士が「次は何歳児の担当になるのだろうか」とそわそわし始めます。私たち「ほいコレ」が実施した最新の独自アンケート(2026年調べ)によると、来年度に担当したいクラスとして「0〜2歳児(乳児クラス)」を希望する声が全体の半数以上を占め、全年齢の中で一番人気となりました。
乳児・幼児・フリーそれぞれを担当したい理由と現場のリアルな声
「0〜2歳児が一番人気」という結果を踏まえ、それぞれのクラスやポジションを希望した先生方の「リアルな理由」を見てみましょう。アンケートに寄せられた生の声からは、クラスごとに異なるやりがいや魅力がはっきりと見えてきます。
乳児クラスを希望する先生からは、やはり「日々の大きな成長を間近で見られること」や「一人ひとりにゆっくりと寄り添える環境」に魅力を感じる声が多く寄せられました。一方で、幼児クラスを希望する先生は、言葉でのコミュニケーションが豊かになり、子どもたちと一緒に活動を作り上げていく楽しさにやりがいを見出しています。また、特定のクラスを持たない「フリー」を希望する先生からは、さまざまなクラスの子どもたちと関わり、自身のスキルアップに繋げたいという前向きな意欲が伺えます。
1歳児に対する保育士等の配置充実など「保育の質の向上」が後押しするトレンド
この「乳児クラス人気」のトレンドを力強く後押ししている最大の要因は、政府および各自治体主導による「配置基準の歴史的改善」です。長年、日本の保育現場では「1歳児6人につき保育士1人」という配置基準が長らく続いており、これが保育士の心身の疲弊を招く最大の要因とされてきました。しかし近年、この基準を「1歳児5人につき1人」へと改善する動きが全国で加速しています。
出典)市独自の1歳児に対する保育士等の配置充実による保育の質の向上 – 京都市
特に関西エリアにおいては、各自治体がさらなる手厚い支援を打ち出しています。例えば京都市では、市独自の施策として「1歳児に対する保育士等の配置充実による保育の質の向上」を強力に推し進めており、民間保育園や認定こども園を対象に、令和8年度(2026年度)から1歳児加配の対象を「1歳8か月未満児」から「全ての1歳児」に充実させる方針を示しています。こうした国基準を上回る手厚い人員配置の制度化は、保育士の労働環境改善に直結します。
かつては「身体的負担が極めて大きく、事故のリスクと隣り合わせ」と敬遠されがちだった乳児クラスですが、人員体制の充実により状況は劇的に変化しています。現場の保育士たちはこの政策的変化を敏感に察知しており、「現在の充実した人員体制であれば、本来やりたかった理想の乳児保育(一人ひとりの発達スピードに寄り添ったきめ細やかなケア)が実現できる」という期待感が、0〜2歳児クラスを希望する保育士の増加というトレンドを力強く牽引している要因の一つと考えられます。
担当クラスの持ち上がり希望が59.7%を占める理由とリアルな本音
来年度のクラスについて、もう一つ見逃せないデータがあります。私たちのアンケートによると、「今担当している子どもたちを、進級してからも引き続き受け持ちたい」という、いわゆる「持ち上がり」を希望する先生が全体の59.7%を占めました。
約6割もの先生が持ち上がりを望む背景には、保育という仕事ならではの「子どもの成長を最後まで見届けたい」という深い愛情と、純粋なやりがいが隠されています。
持ち上がりを希望する「子どもの成長を見守りたい」という温かい声
私たちがアンケートで寄せられたコメントを一つひとつ読んでいくと、持ち上がりを希望する理由には、とても温かく感情豊かなエピソードがあふれていました。
「新卒の時に0歳児だった子たちの担任をして、思い入れのある大好きな子どもたちです。仕事で辛いことがあっても、 その子たちの卒園だけは見届けたいという思いで今まで働いてきました」
「保育士2年目でずっと0、1歳児の担任だったので、 2歳児に持ち上がってどれだけ成長するのかをみてみたいと思いました!」
保育士の仕事の最大のやりがいは、子どもの目覚ましい成長を日々実感できることです。毎日愛情を注いで関わってきた子どもたちと離れることは寂しく、「一番成長が見える時期を見逃したくない」「卒園まで見守りたい」という強い思いにつながります。59.7%という数字は、現場の先生方がいかに深い愛情を持って子どもたちと向き合っているかを示しています。
フリー担当を希望する保育士が色々な先生の保育を学びたい理由
クラス担任を持ちたい、あるいは持ち上がりたいという声が多い中で、特定のクラスの担任を持たない「フリー担当」を希望する先生も一定数いらっしゃいます。
フリー担当とは、クラスの担任を持たず、園全体のサポートに入る保育士のことです。担任の先生がお休みした時の代わりや、大きな行事の準備、ときには園内の掃除など、仕事の内容は園によってさまざまです。
出典)フリー保育士とは?… – 東京YMCA社会体育・保育専門学校
一見すると「クラスを持たない補助的な役割」と思われがちですが、アンケートの結果からは、あえてフリー担当を選ぶ先生方の前向きな意図が見えてきました。
フリー担当で多様な保育スキルを吸収し自身のキャリアアップに繋げたい意欲
フリー担当を希望する理由として目立ったのが、「ほかの先生がどんな保育をしているのかを学びたい」というスキルアップへの意欲です。
保育の仕事は、自分のクラスの部屋という閉ざされた空間で行うことが多いため、ほかの先生が子どもにどう声をかけているか、トラブルが起きた時にどう対応しているかを見る機会がなかなかありません。
しかしフリー担当になれば、0歳児から5歳児まで、すべてのクラスに自由に入ることができます。
「ベテランの先生が、子どもたちを一瞬で惹きつける手遊びのコツを間近で見て盗みたい」
「すべての年齢の発達段階を直接見て学び、園全体がどう動いているかを把握する力をつけたい」
このように、フリー担当という立場を使ってさまざまな先生の技術を吸収し、将来自分がクラスのリーダーになった時に生かしたいという、キャリアへの高い意識を持つ先生が少なくありません。
クラス担任の責任や書類負担から一時的に離れて心身のゆとりを持ちたい本音
もう一つの理由として、「クラス担任の重い責任や、毎日の書類仕事から少しだけ離れたい」という切実な声もあります。
今のクラス担任は、子どもと遊ぶだけでなく、指導計画の作成、連絡帳の記入、クラス便りの作成など、膨大な事務作業を抱えています。
「担任のプレッシャーから一度離れて、純粋に子どもと遊ぶ楽しさを思い出したかった」
「持ち帰りの仕事をなくして、自分の生活を整える時間が欲しかった」
という声があがるのは、今の保育現場の忙しさを考えれば無理もありません。フリー担当になることで心のゆとりを取り戻し、自分自身の健康を守りながら長く保育の仕事を続けようとする、大切な自己防衛の方法でもあります。
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