2020.10.12
卒園祝いのメッセージは何を書けばいい?書き方のポイントと子供向け・保護者向けの例文
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子どもたちが卒園を迎えるタイミングでは、思いを込めて送り出してあげたいものですよね。
そこで今回は、子どもたちや親御さんに送る卒園祝いのメッセージを具体的な例文つきでご紹介していきます。
小学生になって新たに世界がひらけていく子どもたちの背中を押す、魅力的なメッセージの書き方を参考にしてみてくださいね。
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卒園祝いメッセージの書き方ポイント
卒園のメッセージは、やはり施設での思い出をたくさん織り込んで書いていくことが大切です。
卒園をお祝いする言葉とともに「あんなことをして遊んだね」、「あの行事のとき、あの役を引き受けてくれたね」と具体的なエピソードを記載することで、書く人も読む人も懐かしさに浸れるでしょう。
子どもに渡すメッセージであれば、内容をひらがなで記す配慮も必要です。
分かりにくい言葉は避け、できるかぎりシンプルで伝わりやすい表現を心がけましょう。
親御さんに読んでもらわずとも「自分で○○先生のメッセージを読んだ」という経験は、子どもにとってうれしい思い出になるはずですよ。
また、メッセージを書き終えたら、イラストを添えてみたり、シールを貼ってみたりするのもおすすめです。
動物の顔やにがおえ、星やハートでデコレーションしたメッセージカードは、もらうだけで明るい気持ちになれそうですね。
卒園祝いメッセージの内容に悩んだら?
実際に卒園祝いのメッセージを書いていくと、そのうちに「何を書けばいいかわからない!」という状態になってしまうことはよくあるものです。
だからと言って、同じメッセージばかり書くのはさみしいものですよね。
書く内容に悩んだら、一人ひとりの思い出をできる限り思い出してみましょう。
「大きな声で歌をうたってくれたね」、「年少さんクラスの子にも優しく接してくれたね」など、その子ならではの思い出が、メッセージに彩りを添えてくれます。
絵が上手な子、かけっこが得意な子、本をたくさん読んでいた子など一人ひとりの個性を褒めるメッセージは、受け取った子どもや親御さんにとってうれしいものとなるでしょう。
思い出を語るとさみしい気持ちにもなりますが、最後には明るい未来を想像させるような言葉でしめましょう。
その際には「こんなお兄さん、お姉さんになってほしい」という希望の言葉を添えるのもおすすめです。
子ども向けの卒園祝いメッセージ文例
ここからは、実際のメッセージ文例をご紹介していきましょう。
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○○ちゃん、そつえんおめでとう!
せんせいは、いつもげんきな○○ちゃんからいっぱいげんきをもらったよ。
これからはしょうがっこうで、○○ちゃんのげんきをもっといろんなひとにわけてあげてね!
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○○くん、ごそつえんおめでとうございます。
ほいくえんではたのしいおもいでができたかな?
4がつからは、しょうがくせいのおにいさんになるね!
しょうがっこうにいってからも、やさしい○○くんでいてね。
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そつえんおめでとう!
おえかきがとくいな○○ちゃんは、ほいくえんでいろんなえをかいていたね。
○○ちゃんにかいてもらったにがおえは、いまもせんせいのたからものです。
しょうがくせいになってからも、○○ちゃんがたのしいまいにちをおくれるように、せんせいはおうえんしているよ!
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子どもへ向けたメッセージは、はっきりとわかりやすく記載してあげましょう。
保護者向けの卒園祝いメッセージ文例
続いて、保護者へ宛てた卒園祝いメッセージをご紹介していきます。
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ご卒園おめでとうございます。
これまで、大切なお子さまを私どもに預けていただきありがとうございました。
元気に今日の日を迎えられたことと、お喜び申し上げます。
新しい環境でも、お子さまが変わらず元気に過ごされますことを心からお祈りいたします。
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○○くんのご卒園、おめでとうございます。
入ってきたばかりのころお見送りのお母さんから離れられなかった○○くんが、今では積極的に下級生の手をとる優しいお兄さんになったこと、とても感慨深いです。
4月からの新しい環境でも、○○くんらしく健やかに成長されるよう心からお祈りいたします。
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ご卒園、誠におめでとうございます。
笑顔が素敵な○○ちゃんは、いつもクラスを明るくしてくれる存在でした。
会えなくなってしまうのはさみしいですが、ぜひいつでも遊びに来てくださいね。
○○ちゃんの新しい生活が、希望にあふれたものとなるようお祈りいたします。
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保護者さんへのメッセージは、礼儀やマナーへも十分配慮して記載しましょう。
まとめ
保育士にとって、卒業シーズンは毎年違った感慨があるのではないでしょうか。
そんな気持ちはぜひメッセージにしたためて、子どもや親御さんにお渡ししましょう。
保育士から見れば「受け持った子どもの一人」でも、子どもにとっては「施設の大好きな先生」というたった一人の存在ですから、思いをこめて綴ればきっと喜ばれますよ。