けいこ先生:派遣の先生インタビュー

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2023.5.22

けいこ先生:派遣の先生インタビュー

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けいこ先生

派遣保育士歴:4年目
大阪府豊中市 こども園勤務

#40代からの保育士挑戦
#きっかけはPTAのくじ!?
#3園を掛け持ちする理由は?

今はどんな働き方?

地元兵庫県の短大で幼稚園免許を取得後は、総務や営業事務、コンビニなどで働いてきました。

40代で保育士資格を取得して、今はベルサンテさんの派遣保育士として4年目。こども園にて、月~金の13:30~18:00、土曜日は9:00~18:00で勤務しています。

別業種でのキャリアを経て、保育職を目指した理由は?

短大卒業後、その当時は幼稚園の求人が少なかったので別業種の道に進みました。それ以降、保育職を考えることは全くなかったんです。

でも40代であるきっかけがありまして。息子の高校入学時に保護者のPTA役員に選ばれたんです。くじ引きで当たったんですけどね。

その時の役員仲間に私と同じ幼稚園免許だけをお持ちで、保育士資格勉強中のママさんがいらっしゃったんですよ。その方は勉強しながら現場でも働いていたので保育園事情や勉強の仕方とかも教えてくれました。

そんな話に刺激を受けて、何か楽しそうやな!やってみたい!と思うようになって保育士資格取得に向けて挑戦することにしました。

ベルサンテを知ったきっかけは?

一生懸命勉強して、念願の保育士資格を取得しました。その後仕事を探すときに色々自分で調べて、派遣会社も4社ほど登録したんです。

まず、求人サイト以外に会社自体のホームページも見ました。ベルサンテさんは「人とのつながりを大切にする」と書いてあったのが印象的で、一度話を聞きに行こうと思いました。

一番初めに対応してくれたのが今もお世話になっているkawakamiさんで。求人のことはもちろん、私の考えや話もたくさん聞いて下さってすごく安心感があったのを覚えています。

他の会社さんも登録に行ったんですけど、どこも書類を書いて、少し話を聞いてあとは求人がでたら連絡しますね。という事務的な流れだったので、対応が良かったベルサンテさんで働こうとすんなり思えました。

一時期は3園を掛け持ちされていたことも?

そうなんです。今は、子育ても落ち着いてある程度自由に働けるので、園さんの力になれるシフトで協力できるところは、どこでも!っていう感じでお引き受けしています。

一時期はこんな感じで3園を掛け持ちしていたことも。

【1園目】:早朝保育→【2園目】:午後から勤務 +【3園目】土曜日保育

掛け持ちは大変なこともあるんですけど、園さんによって取り組み内容や声かけ一つとっても全然やり方が違うので色んな発見があるので私は楽しいです。

以前にフルーツバスケットをしたときに、りんご・もも・みかんとグループ分けしようとすると子どもたちから、「先生~グループ分けしないんだよ!」と言われました。

ある園ではグループ分けすることが基本で、別の園ではグループ分けしないやり方だったんですよね。

こんな些細なことでも違いがあって一つの遊びでも二種類やり方が知れたことも勉強になりましたね。

あと、昨年はこんな働き方も。

早朝保育(7:30~10:15)→一旦帰ってまた同じ園で夕方勤務(15:00~18:30)

この時も、朝は全然喋らなかった子が夕方はめちゃめちゃ喋る。時間の違いだけでもこんなに子どもたちの様子が変わるんだ!と新たな発見がありましたね。

前向きな思考のルーツは?

私、負けず嫌いな性格なんですよね。

この間も、子どもたちに「手裏剣の折り紙つくって~」と言われたんですけどなかなかうまくいかず、それが悔しくて帰ってから家で練習しました。

あと、2年前からフルートを習っているんですけど、難しい指回しがあってそれもできるまでやらないと気がすまなかったり。そうやってチャレンジすることで、出来ることが増えるので嬉しいですね。

■「やっぱり、保育っていい」と思う瞬間は?

保育はちょっとしたことでも楽しいと思える仕事だなと思います。

ある日、退勤をするときに2歳児クラスの子どもに「先生帰るね~!また明日ね!」と声をかけると、真剣な表情である女の子が「先生、一人で帰れる?大丈夫?」と言われました。

園長や他の先生と大笑いしました。きっと冬時期でお外が真っ暗だったから心配やったのかも。(笑)

フルートを披露!

あとは子どもの笑顔をみれたときはやりがいを感じますね。

去年、雑談で園の先生に私がフルートを習っていることを話したところ「すごいね!もしよかったら園で披露してほしい!」と言って下さり子どもたちの前で演奏させてもらったんです。

クリスマスの時期だったので、「ジングルベル」「どんな色がすき」「ようかいしりとり」の3曲を。

立ってジーっと見つめて聞いてくれる子、マラカスを持ってきてノリノリで踊ってくれる子がいて初めてみる楽器と演奏にすっごく楽しんでくれたんです。

さらに、その一か月後くらいに2歳児クラスの男の子が登園してくるなり、「サンタさんにラッパもらったの!」と話してくれたんです。

話しを聞くと「次のクリスマス会でけいこ先生みたいに演奏するの!」と言ってくれて。この言葉がすごく印象的で心に残っています。

子どもに何か感じるものを伝えることができたことは感動でしたね。

けいこ先生にとってベルサンテの存在とは?


昨年、体調不良で一か月くらいお休みした時期がありました。

甲状腺が肥大してしまって、お医者さんに手術後もしかしたら声が出にくくなるかもと言われていて不安を感じていました。

入院する数日前にkawakamiさんから電話があって。「けいこ先生、絶対戻ってきてくださいね!」とそれだけを伝えるためにわざわざ連絡を下さったんです。

それがすごく嬉しくて、もしかしたらその言葉がなければ保育の仕事を辞めていたかもしれないです。

すごく信頼していて、その分時々仕事について言い合っちゃうこともあるんですけどね。(笑)

でもそれだけ本音でお話できる方がいらっしゃることは有難いですね。

息子さんからも嬉しいお言葉が!?


昨年、ベルサンテさんのインスタグラム(ほいコレInstagram)で「保育士さんに花束を」っていう企画されてましたよね。

私も、企画に賛同してモザイクアート用のお写真を提供させてもらったんです。

その時に御礼でいただいた、オシャレな花束のポストカードと丁寧に手書きのメッセージカードが添えられてあって。

保育士を応援する企画内容とこんなの貰ったよと息子に話をしたら「すごい良い会社だね!」と言っていましたよ。

ほいコレInstagramも見て下さっているのですね!

保育の情報発信を毎日していらっしゃるのですごく参考になっています。

製作や絵本の投稿は特にチェックしています。絵本は何を読んだらいいかな~と迷うので時期やおススメの絵本紹介が選書に役立っています。

今、保育士資格取得を目指す方に是非応援を!

保育園には色んな役割があって、たとえ担任や正職員さんみたいにできなくても、子どもに寄り添ったり、話を聞くっていうささやかでも力になれる役割があるなと感じています。

私自身も体力が続く限りは絶対保育士を続けたいと思っています。

園長先生からは「けいこ先生は若いやん~」と仰ってくださるのでまずは60歳を目標にまだまだ頑張ります!

保育の仕事は、年齢とか関係なくチャレンジできる業種だと思いますよ。困ったときはベルサンテさんが助けてくれますしね。(笑)

好きな言葉は?

「一期一会」

私にとっては、PTAの役員が幸運のくじ引きでしたね。(笑)

他にも、ベルサンテさんに出会わなかったら、kawakamiさんじゃなかったら、派遣先が今の園でなかったら。

そう考えると改めて繋がりの大切さって大事だなと感じるので、この言葉を選びました。

編集後記 fromけいこ先生担当の保育コンシェルジュより】

けいこ先生は私にやっぱり保育士って良いなってものすごく思わせてくれる方です。

・子どもと一緒に〇〇しました。
・子どもの前で〇〇しました。
・子どもからこんなこと言われました。
・子どもに癒されました。明日も楽しみです!

羨ましい!!私もしてみたい!子どもに言われてみたい!けいこ先生と話をしていると保育士を諦めた自分が悔しくなります。

保育士ってどんな仕事?と聞かれたらけいこ先生なら即答で【子どもを笑顔にする仕事】と答えるのではないかと思います。

それぐらいいつもどうしたら喜んでくれるかな?

本当は嫌だけど子どものためならやろうと考えられる方です。

こんな方が先生だったら、お母さんだったら、子どもはきっと幸せだろうと容易に想像できます。

体調を崩された時、私はあまり心配してませんでしたよ。けいこ先生ならどんなことがあっても大丈夫!と私は知ってましたから(笑)

またこれからも色々お話ししましょう。今後ともよろしくお願いいたします!

from 保育コンシェルジュ kawakami
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インタビュー・構成 ・文 : 野間直樹
写真 : 黒田彩加

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