【最新版】保育士の転職市場動向レポート【関西エリア版・2026年8月版】

大阪を中心に保育士 派遣・アルバイト・パートの求人検索「ほいコレ」

2026.9.10

【最新版】保育士の転職市場動向レポート【関西エリア版・2026年8月版】

19View

はじめに

保育士専門の転職支援サービス「ほいコレ」運営事務局が、実際の応募データをもとに関西エリアを中心とした転職市場の最新の動きをお届けします。

この記事では、2026年8月度(2026年8月1日~8月31日)に「ほいコレ」へご応募いただいたデータを分析し、保育士の皆さまの転職活動の「今」を明らかにしていきます。

「ほいコレ」は、大阪に本社を置くベルサンテスタッフ株式会社が運営しており、そのため今回ご紹介する応募データも、大阪をはじめとする関西エリアの情報が中心となっています。

今どのエリアで、どのような方が動いているのかを知ることで、ご自身の転職活動を組み立てる手がかりが見つかるはずです。

※プライバシー保護と、個別の数値よりも全体の傾向をお伝えすることを目的として、応募の件数につきましては非公開としております。

残暑が続く8月は、夏休み中の子どもと過ごす時間を通じて働き方を見つめ直したり、9月からの新年度・秋の異動シーズンを見据えて情報収集を始めたりする方が増える時期です。子どもの夏休みが明ける9月を一つの区切りとして、新しい環境への一歩を検討する方も少なくありません。

この記事が、転職を考える保育関連職の皆さまにとって、ご自身の活動の参考になれば幸いです。

レポートサマリー

2026年8月度のデータから読み取れる転職市場における重要なポイントは、以下の3点です。


60代以上のベテラン層が最多の年代となり、20代と並ぶ二極化の構図が続く:前月に続き30代・40代を挟んで20代とシニア層が多い構図が見られ、今回は60代以上の比率がさらに高まりました。

エリアによって応募者の年代層が大きく異なる:北摂エリアや関東エリアはシニア層の比率が高い一方、大阪市内エリアや兵庫エリアは比較的幅広い年代からの応募が見られ、地域ごとに異なる顔ぶれとなっています。

資格をお持ちの方の比率が6割まで上昇:「資格あり」の方が60.8%を占め、なかでも保育士資格と幼稚園教諭免許の両方をお持ちの方の選考通過率が高い結果となりました。

1. 応募者の全体像

まずは、2026年8月度に当社へご登録いただいた皆さまが、どのような年代・資格をお持ちなのか見ていきましょう。

【年代別の動向】

年代が不明な方を除くと、60代以上が最も多く、次いで20代、30代、40代、50代という結果でした。

前月に続き、長年の現場経験を生かしつつご自身の体力やペースに合った働き方を探すベテラン層の存在感が目立ちます。

一方で20代も引き続き多く、保育観に合う環境や経験を積める職場を求めて積極的に動く姿がうかがえます。

30代から50代にかけては、家庭やキャリアの状況が落ち着きやすい時期のためか、相対的に人数がやや少なめでした。

10代
5.3%
20代
19.6%
30代
18.0%
40代
17.1%
50代
16.7%
60代以上
23.3%

【保有資格別の動向】

「ほいコレ」では、保育士資格や幼稚園教諭免許をお持ちの方はもちろん、資格をお持ちでない方にも広くご利用いただいています。

8月度のデータでは、「資格あり」の方が全体の60.8%を占めました。7月度に続き、専門資格を活かせる職場を求める方が半数を大きく上回る結果となっています。

一方で、「資格なし・不明」の方も39.2%となりました。保育業界には、保育士を後方から支える保育補助や調理補助のように、資格がなくても始められる仕事が幅広く用意されています。

2026年度からは、保育所等を利用していない0歳6か月から満3歳未満のお子さまを対象とする「こども誰でも通園制度」が全国の自治体で本格的に始まっており、これに伴って保育の受け皿が新たに広がっています。制度の担い手として、保育士だけでなく保育補助を含めた人材の求めが今後も増えていくと見込まれます。

出典)こども誰でも通園制度について|こども家庭庁

資格の有無
構成比 (%)
資格あり
60.8%
資格なし / 不明
39.2%
合計
100.0%

【年代によって異なる資格の持ち方】

年代と資格をかけ合わせて見ると、世代ごとに資格の持ち方に特徴があることが分かりました。

30代では「保育士・幼稚園教諭」の資格をお持ちの方が45.5%と、全年代の中で最も高い割合となりました。専門資格を軸にキャリアを重ねてきた層が、次の環境を求めて動いている様子がうかがえます。一方、10代は学生の方が半数超を占め、保育の仕事に初めて挑戦する方の割合が高くなっています。60代以上では、子育て支援員の資格をお持ちの方の比率が他の世代より高く、ご自身の子育て経験を生かして再び保育の現場に関わろうとする方の姿が見られました。

【事例】海外での保育経験を経て、早番の派遣保育士×療育施設のダブルワークを実現したケース

大阪府東大阪市のこども園で働く派遣保育士・みわ先生

実際に「ほいコレ」を利用しているみわ先生の事例のように、「幼稚園教諭としての勤務やハワイ・香港・シンガポールでの海外保育経験を経て、あらためて日本の保育の良さを実感し、早番の派遣保育士として働きながら午後は療育施設で子どもと向き合う」といった、ご自身の理想の働き方を実現するお手伝いを、当社では数多く行っています。

複数の職場を掛け持ちするダブルワークも、派遣という働き方だからこそ実現しやすい選択肢の一つです。

【関連】みわ先生:保育士 求人専門サイト「ほいコレ」

年代や資格の有無だけでなく、勤務時間帯や掛け持ちの可否といった働き方そのものを柔軟に選べる点も、派遣という形態で保育の仕事に関わる魅力の一つと言えるでしょう。もし年齢や未経験であることに不安がある場合は、派遣保育士への転職、迷っていますか?働き方の違いから優良派遣会社の選び方まで完全ガイドや、保育士派遣は未経験でも安心!無資格から働くメリットと探し方もあわせてご覧ください。

まずは無料で相談してみる(会員登録)

2. エリア別の動向

当社に寄せられた、希望される勤務地エリアの動きを見てみましょう。

今回は「北摂エリア」への希望が最も多く、全体の13.0%を占めました。「関東エリア」「大阪市内エリア」「兵庫エリア」もそれに続く水準で、関西一円から関東・東海まで幅広い地域から希望が寄せられています。

エリア(上位)
構成比 (%)
北摂エリア
13.0%
関東エリア
11.9%
大阪市内エリア
9.7%
兵庫エリア
9.4%
京都南エリア
8.0%
その他エリア
48.1%
合計
100.0%

【エリアごとに異なる応募者の年代層】

今回のデータを年代とかけ合わせてみると、エリアによって応募される方の年代層に違いがあることが分かりました。

関東エリアは、50代以上の方が全体の60%を占め、平均年齢も55歳を超えるシニア層が中心のエリアでした。

北摂エリアも50代以上が半数を超え、落ち着いた環境を求めるベテラン層からの希望が目立ちました。

一方、大阪市内エリアや兵庫エリアは30歳未満の方が2割から3割ほどを占め、比較的幅広い年代からの応募が集まっています。

エリア 30歳未満の割合 50歳以上の割合
関東エリア 5% 60%
北摂エリア 30% 51%
京都南エリア 33% 48%
大阪市内エリア 23% 38%
兵庫エリア 26% 39%

基本給の水準や園の選択肢の幅広さを重視するなら、都市部のエリアに目を向ける価値があります。反対に、自宅から近い地域密着型の園を選べば、通勤の負担を抑えながら、定着率の高い落ち着いた環境で働きやすくなります。給与・通勤・職場の雰囲気のうち何を優先したいかを整理してから、園を探し始めることをおすすめします。

まずは無料で相談してみる(会員登録)

3. 応募経路と選考通過の傾向

【応募経路の傾向】

どのような経路からご応募いただいているかを見ると、求人検索サイト「indeed」経由が全体の25.1%と最も多く、次いで「しゅふJOBパート」が15.5%、「広告(A8)」が14.9%、「バイトル」が14.1%と、複数の媒体が拮抗する結果となりました。

前月に比べ、特定の媒体に集中せず複数の求人媒体へ応募が分散している点が特徴的です。複数の媒体が拮抗していることからも、保育の仕事を探す方の多くが一つの求人媒体に絞らず、横断的に情報を集めている実態がうかがえます。園を探す側も同様に、複数の窓口を並行してチェックすることで、単独の媒体では出会えなかった求人と巡り合える可能性が広がります。

【選考通過の傾向】

求人にご応募いただいた後の状況についても見ていきます。

ご応募全体の状況(※重複応募や社内管理用のステータスを除く)を確認すると、登録後に当社コーディネーターとの面談や求人紹介へと進んだ「面談や求人紹介など(進捗あり)」は35.8%でした。そのほか、「不在(連絡がつかない)」が24.6%、「キャンセル」が9.3%となっています。

応募後の状況(応募データ分析)
面談や求人紹介など
(進捗あり)
35.8%
不在
24.6%
キャンセル
9.3%

【資格の種類と選考通過のしやすさ】

今回、保有資格別に選考の通過しやすさも確認したところ、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方をお持ちの方の通過率が、他の資格をお持ちの方や無資格の方と比べて高いという結果が出ました。二つの資格を組み合わせて持つことで、幼保連携型認定こども園をはじめ、園側が求める人材の幅に応えやすくなっている面があると考えられます。

ご自身の資格や経験が園側にどう評価されるのかは、応募書類だけでは判断しづらい面があります。実際に園とやり取りしている当社のコーディネーターに相談すれば、その資格・経験が現場でどう活かせるかを具体的に把握しやすくなります。書類には表れにくい強みも、担当者が間に入って伝えることで、園側の印象が変わるケースも少なくありません。

こども家庭庁の発表によると、2026年(令和8年)7月時点における保育士の有効求人倍率は2.80倍です。全職種平均の1.15倍を大きく上回っており、保育人材の需要が高い状態が継続していることが分かります。

保育人材が求められる「売り手市場」の状況は今も続いており、ご自身の希望条件に近い転職先を見つけやすい環境が整っています。だからこそ、選考の途中で連絡が滞ってしまうのは惜しいことです。

出典)保育士の有効求人倍率の推移(全国)|こども家庭庁

せっかくの転職の機会を取りこぼさないよう、当社ではお電話に加えてSMS・メール・LINEなど、ご都合に合わせた連絡手段をご用意しています。無資格の方からベテランの方まで、お一人おひとりの状況に合わせたペースでサポートいたしますので、タイミングが合わなかった場合も、ご自身の都合の良いときにお気軽にご相談ください。

転職活動の進め方について気になる点がある方は、保育士派遣の口コミ・評判を分析!関西で信頼できる派遣会社選びの決定版保育士 派遣で人間関係に悩まない方法|メリット・デメリットと職場の選び方も参考にしてみてください。

おわりに:転職のことなら、「ほいコレ」にご相談ください

2026年8月度のデータを振り返ると、60代以上のベテラン層が20代と並ぶ最多の年代となり、地域ごとに集まる世代が異なり、資格をお持ちの方の比率が6割まで上昇するなど、保育のお仕事に関わる方の顔ぶれは一つに定まらないことが改めて見えてきました。

今回の8月度データを見ても、20代からベテラン層まで、資格の有無を問わず、様々な立場の方が転職活動に取り組んでいることが分かります。

「これまでのキャリアを、別の形で保育の現場に活かしたい」

「勤務地を変えて、もっと通いやすい環境で働きたい」

「資格はまだ持っていないけれど、子どもと関わる仕事を始めてみたい」など

一人ひとりが抱える事情や希望は様々です。「ほいコレ」では、保育園・幼稚園・こども園との長年のつながりを活かし、求人票だけでは分からない現場の実情をお伝えしながら、それぞれの希望に合った働き方をご提案しています。

転職をまだ決めきれていない方、まずは情報だけ集めてみたいという方からのご相談も歓迎しています。無理な転職のご案内はいたしませんので、「こんな働き方ができたら」というささやかな思いから、無料相談でお聞かせください。

まずは無料で相談してみる(会員登録)
LINE での無料相談

あなたに合った求人が選べる
登録はこちら

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

新着記事一覧