PROFILE
保育士
キャリア:10年目以上
- 勤務地:くりくま保育園(宇治市)
- アクセス:
近鉄京都線 「大久保駅」
- 出身校:京都保育福祉専門学院
- お名前:兼田先生
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- 今のお仕事内容を教えて下さい。
- 2歳児 11名 3名の職員
クラスではおままごとをしているが、言葉でのやりとりが出てきた。
ままごとが楽しそう。
ブロック遊びも。
園庭ではどろんこ遊び(お水をつかって、土を作って、ケーキを作ったり)
団地の中を練り歩く、公園も近くにある。
緑地の中に植物が咲いててそこで遊んでる。
遠足はなし。
- 今の園を選んだ理由を教えてください。
- 労働組合があるのがいい。
他の保育園も園見学に行ったが、園長先生の話に差があった。
早期教育、親の利便性など
子どものベースの生活を、厚く語っていた
乳児と幼児の木材がちがう。
なぜか?
素材に直接手や口を接する。
保育室がガチャガチャしていない。
子ども達が落ち着いて、普段の生活が出来るように。
早期教育や利便性を売りにしている園とでは印象が違った。
子どもの生活を第一に考えているのか、差がはっきりしていた。
くりくま保育園いいなと思った。
- 園の魅力・仕事の魅力を教えてください。
- 会議が多い。
ただ園長や主任が決めたことを下す会議ではなく、現場で出てきたことを話す。
行事も若い先生の意見もしっかり取り込む
給食の会議も毎月ある
障がいじの現状を把握する会議など。
保育の話を交流できる場があるのはいいことだと思う。
会議が多くなるのは大変な部分もあるが、そういう場があるのとないのでは全然違ってい来るとおもう。
大変でもあり良いところでもある。
保育士の仕事のいいところは、
みんな若々しい笑
保育園にいくと、落ち込んだり気分が乗らない時でも、子ども達が目の前にいるだけで、ぬるっとしようとはならない。
気分があがらないとできない(笑)
年齢を重ねている先生でもみんな元気です(笑)
走り回っている
- 仕事の大変さ、これまでの苦労や実際に仕事に就いて感じたギャップを教えて下さい。
- マニュアルはない。
これをしたら大丈夫ということはない。
目安はあるが。
子ども一人ひとり成長がちがう。
想定していなかったことが起こる。
そこになにか答えが書いてあるマニュアル本はない。
そういう意味では難しい。
難しさを感じている。
保育実習より、就職して働く方が楽しい。
実習中はしんどかった。
これを10年以上続けられるのか、、、と思っていた。
就職してからの方がはるかに楽しい。
学生の頃は〇歳児はけんかが出てきて、それも大事なことだと、〇歳児は寝返りが出てきて、、、
でも現場では全然その通りにならない。
その教科書を丸暗記できたから、優れた保育士になれるわけでない。
- プライベートはどうやって過ごしていますか?
- 家の中で本を読む・・・ファンタジーが好き。
好きな作家はネシャン・サーガさん。
昼寝をする、絵を描く・・・風景を自分のイメージで描く。こんなところに行けたらいいなと思って描く。
イラストみたいな絵を描くのも好き。
外に出るときは、飲みに行ったり、カフェに行ったり、サイクリングに行って気になるお店とかに立ち寄るのが好き。
- 実習中の思い出を教えて下さい。
- 笛で子どもを整列させる
先生の言うことを聞かせる保育
集団行動が出来ない子どもは、他のクラスで出来ない子という対応をしていた。
人権を大事にするとは言っても、現場ではなかなか出来ないと思った。
こういうことはしたくないという園が多かった。
実習のしんどさで保育の仕事が出来るかと不安になった。
実習先の運が無かったらかわいそうだと思う。
- 実習生が来た時にどのようなところを見ていますか?
- 緊張しているなぁ(笑)
自分は担当したことない。
実習生に気づかされることもたくさんある。
声掛けやめちゃくちゃ動いてる。
がんばらないと!と思って気貼らなくていいよと思ってしまう。
もうちょっと緩くてもいいよと思ってしまう。
- 就活中の学生へメッセージをお願いします。
- 園見学には必ず行くこと。
そこで話をしてほしい。
同じ仲間として迎えてくれる園は、園の大事なところを必ず話をしてくれる。
ダメなところも教えてくれる。
保育園の方針でわかることはたくさんある。
どんな思いで求人募集しているかは、会って話を聞く事は大切。
実習で保育園はなし、幼稚園はなしと思わずにフラットに考えてほしい。
トラウマにもなるのもわかるので、アルバイトをしてみるとかしてほしい。
もったいない。
まずは話を聞きに行ってください。