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PROFILE

保育士
キャリア:5年目

  • 勤務地:認定こども園 ゆいの詩(三島郡島本町)
  • アクセス: JR東海道本線 「島本駅」徒歩5分
  • 出身校:花園大学

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今のお仕事内容を教えてください。
異年齢保育(3~5歳)の1グループの担任を持ちながら、
副主幹として異年齢グループの保育をまとめる役割を担っています。

私が副主任として大切にしているのは、報・連・相。現場の声や状況を上司に報告し、上司の考えを現場に伝える「つなぎ役」として、意思疎通がスムーズにできるより良い職場をつくっていきたいと思っています。
今の園を選んだ理由を教えてください。
就職フェアで「南山城学園の保育事業」を知りました。「子どもの尊厳を尊重し、子どもたちの幸せを追求する」という理念に共感し、見学へ。常に子どもがまんなかにいて、保育士の先輩たちの子どもへの寄り添い方に感動しました。「ここで勉強したい!」と、そのとき強く思いました。クラスごとではなくワンフロアで教育・保育をしているので、先輩の姿から保育を吸収できますし、相談もしやすい環境です。
園の魅力・仕事の魅力を教えてください。
縦横のつながりの深さ・強さは、当法人の魅力。別の施設との交流も定期的に行われています。職員数が多く、相談できる先輩や悩みを共有できる同期もたくさんいますから、遠慮なく頼って大丈夫。自分から相談ができる人、助けを求められる人であれば、安心して働けると思います。
仕事の大変さ、これまでの苦労や実際に仕事に就いて感じたギャップを教えてください。
「子ども主体の教育・保育」の捉え方には、最初はとても戸惑いました。今も考え続けています。どこまでその子の気持ちを聞き入れるのか、というところで迷うことが多くて。たくさん悩んで、先輩や園長とも何度も話しあい、今私は「その子が大人になったときに、本当にためになるのか」ということを軸にしています。子ども一人ひとりの性格や個性に応じた声かけをすることが、まずは大切なんだと考えています。

実際にあったエピソードとして担任の先生にしか「ふれられたくない!」という1歳の女の子。私がふれようとしたものなら、「ギャ〜!」って泣き出してしまうほどです。それでも毎日声かけをして関わるうちに、その子がお昼寝のときに背中をトントンさせてくれたんです。「え!うちとけてくれたん?そう思っていいねんなあ」と、気持ちがこみ上げてきました。その瞬間、やっと保育士になれた気がして。本当に嬉しかったです。
実習中の思い出を教えてください。
大学3回生の実習で、乳児院という養護施設へ行かせていただきました。そのなかで私は、大人の事情で親元から離れた子どもたちを見て、とてもモヤモヤした気持ちになったんです。もっと子どもの想いが尊重される場所がないといけないのでは?と。この経験がきっかけで、それまでずっと幼稚園の先生になりたかったのですが、自分にも何かできることはないかと、保育士をめざすようになりました。