PROFILE
保育士
キャリア:8年目
- 勤務地:もみじ保育園(箕面市)
- アクセス:
阪急千里線 「北千里駅」阪急バス 粟生団地線「今宮」停留所 下車0分 ※北千里から約5分
- 出身校:園田学園女子大学短期大学部
- 今のお仕事内容を教えてください。
- 主任をしています。保育士歴が長いわけではないので、幼児リーダー乳児リーダーの職員に日々支えてもらっています。保育についてもまだまだ勉強中です。
主任としては、園だよりやシフト表の作成、全体の動きの調整、行事の準備等、担任を持っている職員が保育に専念できるようサポートしています。 - 今の園を選んだ理由を教えてください。
- 規模が大きすぎず、クラスの枠を越えて、子ども全員の顔や名前を覚えたり、関わることができると思いました。実際、担当クラス以外の子どもたちからもよく声をかけてもらっていました。また、職員の年齢が幅広く、園全体の家庭的な環境や雰囲気が良いと思ったからです。
- 園の魅力・仕事の魅力を教えてください。
- 園の魅力は、乳児は育児担当制、幼児は異年齢保育を行っているところです。乳児期に特定の大人との関わりを大切にし、幼児期に様々な年齢の子どもと関わることで、縦・横のつながりを育てることができます。
仕事の魅力は、子どもたちといると、笑顔になれるところです。嫌なことや失敗した時も、子どもたちから元気をもらえます。
担任をしていた時は、発表会や運動会など子どもたちと一緒に行事に取り組み、達成感を味わえる瞬間が好きでした。また、子どもの成長を身近に感じられ、保護者の方とも喜びを共有できるのは保育士をやっていてよかったなあと実感します。
主任になってからは、職員が楽しそうに保育している姿を見ると私も嬉しくなります。担任が子どもたちのことを思い、考え、悩んでいることを相談してくれて、色んなことについて話をするのが今の私にとって大切な時間です。
- 仕事の大変さ、これまでの苦労や実際に仕事に就いて感じたギャップを教えてください。
- 仕事をしていて大変だったこと、苦労したこと、沢山あります(笑)。保育士1年目で0歳担任をしていた頃は、オムツを替える、ミルクをあげる、寝かしつけをする…、すべてが初めての経験で、泣いている赤ちゃんを前に「どうしたらいいの?」と、不安になっていました。先輩方に教えていただき、保護者の方に温かく見守っていただき、本当に大きく成長することができた1年でした。
初めて幼児クラスの担任をした時は、乳児とは違う子どもとの関わり方が必要で、今の言葉かけは大丈夫だったかな?この子の気持ちを満たしてあげるにはどうしたらいいんだろう?と、日々小さなことで悩んでいました。そんな時も助けてくれたのは、職員のみんなでした。保育士をしていると本当に色んなことがありますが、常に周りが支えてくれています。
- プライベートはどうやって過ごしていますか?
- 独身の頃は家族や友だちと遊んだり、買い物に行ったり…、リフレッシュできるように外に出かけることが多かったです。仲の良い同期や、先輩と飲みに行ったり、ご飯に行くことも多かったです。
結婚して子どもが生まれてからは、娘との時間をゆったり過ごしたり、家族で遊べるスポットに遊びに行くことが多いです。たまには娘を夫に任せて、職員とご飯に行ったりもしています。 - 実習中の思い出を教えてください。
- 実習先の先生方も、忙しい中で指導してくださっているという緊張感があり、2週間がとても長く感じました。ですが、本当に沢山のことを学ばせていただきました。
初めて実習に行った保育所で担当してくださった先生が、「実習生の間にたくさん失敗したらいいよ。実習の2週間で教えられることは全部教えてあげたい。」と言ってくださり、部分実習でも細かなアドバイスをしてくれました。とてもいい先生で、その先生に出会ったからこそ、私も実習に本気で取り組むことができました。私も実習生の担当をするときは、その先生のように実習生と接するようにしています。 - 実習生が来た時にどのようなところを見ていますか?
- 笑顔で子どもと接しているかを見ています。
知らない大人が来て、緊張している子どもたちに対して、自分からどんどんほぐせるかどうか。笑顔で話しかけたり、目線を子どもと合わせて話したり、先に自分から名前を伝えて名前を聞いたりとか、小さなことですが、子どもと打ち解けるためにどういう工夫をしているかを見ます。
- 就活中の学生へメッセージをお願いします。
- 今は就活中で大変だったり、社会に出て働くという不安でいっぱいだと思います。でも、保育士はとても素敵な職業です。「保育士になりたい」と憧れていた気持ちを思い出し、色んな園に見学に行ってください。そして、そこで働く自分の姿を想像してみてください。
実は、私自身は、一度希望していた園の採用試験に落ちて、その時はとてもショックを受けました。でも、そこから「どういうところで、どいう人たちと働きたいか」を考え直しました。働く上で「人間関係」を大切にしたいと思い、園見学では職員同士の関係性を見るようにしていました。
「自分が働く上で大事にしたいところ」を決めて、いろんな園を見て自分に合った園を探してください。
必ず自分に合った保育園が見つかると思います。頑張ってください。応援しています。 - 一番好きな行事は何ですか?
- 私は行事が大好きです。どの行事もそれぞれ良さがあるので正直選べません…。ですが、あえて1つ選ぶなら、やはり卒園式です。保育園生活の集大成でもある卒園式。生活を共にしながらずっと見守ってきた子どもたちに会えなくなるのはとても寂しいですが、無事に保育園を巣立っていくことを職員みんなで、また保護者の方々と共に喜び、お祝いできる瞬間は、保育士をしていてよかったと実感します。
- 出勤から退勤まで、一日の仕事内容を教えてください。
- 出勤後は、急な職員の休みなどがあれば体制の調整をして、朝必要なクラスへの保育フォローをします。その後、園児の欠席連絡や登降園打刻の確認等、事務作業をします。給食フォローまでに時間があれば、各部屋の保育を見守ったり、職員への伝達事項等も行います。昼間は午睡チェックをしながら、翌日以降の体制調整やシフト作成、園だより作成、行事準備等を行います。子どもたちの午睡中は職員とのコミュニケーション時間が確保しやすいので、大切にしています。起こしの後は、乳児のおやつフォローに入り、その日やり残した事務作業に少し取り組んでから退勤しています。