保育士の転職で年収(給料)を上げる方法と知っておきたい給与相場

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2026.7.28

保育士の転職で年収(給料)を上げる方法と知っておきたい給与相場

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保育の現場で日々子どもたちと向き合う中で、将来の収入への不安や、現在の給料に疑問を抱く人は少なくありません。自分の経験や専門性に見合ったお給料をもらうことは、保育士として長く働き続けるためにとても大切なことです

転職をきっかけに年収を上げたいと考えたとき、求人票に書かれている「月給」だけを見るのではなく、月給とは別に支給される手当や賞与(ボーナス)の仕組み、そして働く施設の種類によって給料の相場がどう違うのかを、正しく理解しておく必要があります。

この記事では、国が発表している最新のデータをもとに、保育士が転職で給料を上げるための具体的な判断基準について、わかりやすくお伝えします。

免責事項:本記事に記載している給与額や各種制度の条件は、公的機関のデータや一般的な傾向に基づくものであり、すべての保育施設や個人の結果を保証するものではありません。

この記事のポイント
  • 保育士が転職で収入を増やすための具体的な方法
  • 求人票の「手当」や「賞与」を見るときの注意点
  • 施設の種類や地域で違う給与相場の実態
  • 国が用意している処遇改善(給料アップ)の仕組み
  • 自分に合った条件の求人を見つけるための相談先の選び方

保育士が転職で給料を上げるための4つの現実的な方法

転職で収入を上げるためには、今の自分の経験やスキルを正しく評価してくれる園を選ぶことが一つの選択肢になります。ただ給料が高いだけでなく、基本給の金額、賞与の支給実績、そして各種手当がどのくらいつくのかを細かく確認することが大切です。また、働き始めてから「副主任」や「主任」といった役職につける制度が整っているかも、将来の給料を計算するうえで重要です。

さらに、正社員として働くことだけがすべてではありません。派遣保育士として時給制で働き、効率よく安定した収入を得るという働き方を選ぶ人もいます。そして、地域に密着した専門の転職エージェントに相談すれば、一般には公開されていない良い条件の求人を紹介してもらえる可能性もあります。

基本給と手当の構成を確認し、総支給額を計算する

求人票を見るときは、「月給〇〇万円」という表面の金額だけで判断しないようにしましょう。その月給の中に、「基本給」がいくら含まれていて、「手当」がいくら含まれているのかを確認することが大切です。なぜなら、基本給が低く設定されていて手当が多くついている場合、ボーナスが「基本給の〇ヶ月分」という計算だと、思っていたよりもボーナスの額が少なくなってしまうことがあるからです。

また、毎月の給料に大きく影響する手当として「宿舎借り上げ支援事業」などの家賃補助があります。これは国や自治体が家賃の一部を負担してくれる制度ですが、住んでいる地域によってルールが違います。たとえば千葉市の場合、対象となる保育士の勤続年数(5年目以内など)や、過去にこの制度を利用したことがあるかなど、細かい条件が決められています。

出典)千葉市保育士等宿舎借り上げ支援事業 |千葉市

現場の裏事情として、自治体によっては結婚や同棲などをきっかけに補助が打ち切られたり、産休や育休中は家賃が全額自己負担になったりするケースもあります。あとから困らないように、事前に施設のルールを確認しておくことが大切です。

賞与(ボーナス)の支給実績と前年度の支給月数を確認する

毎月の基本給に加えて、賞与(ボーナス)がいくらもらえるかが年収を大きく左右します。求人票に「前年度実績 年2回・計〇ヶ月分」と書いてある場合、その「〇ヶ月分」が何を基準にしているのかを確認しましょう。「基本給だけ」を基準にしているのか、それとも「基本給+手当(総支給額)」を基準にしているのかで、もらえる金額は数万円から十数万円も変わってきます。

賞与は園を運営する法人の業績によっても変わるため、過去数年分の実績を教えてもらうと、転職後の収入の目安が立てやすくなります。

保育士の給料・年収相場は地域や施設形態によって変動する

保育士の給料は、みんな同じというわけではありません。年齢や働く地域、そしてどんな施設で働くかによって大きな違いがあります。
厚生労働省の調査によると、令和6年の保育士の平均給与は以下のようになっています。

平均月収
約27.7万円
年間賞与(ボーナス)
約74.1万円
平均年収
約406.8万円

出典)令和6年賃金構造基本統計調査 |厚生労働省

また、働く施設の種類によっても給料に差があります。こども家庭庁の調査では、以下のような結果が出ています。

施設の種類別 平均給与(月額)
私立保育所
(保育士)
34.1万円
認定こども園
(保育教諭)
32.7万円
小規模保育事業A型
(保育士)
29.0万円

出典)令和6年度 幼稚園・保育所・認定こども園等…|こども家庭庁

さらに、都心部と地方では「地域手当」がつくかどうかの違いもあります。関西圏でも、大阪市の中心部と郊外ではベースとなる給料が違うことがあります。生活費と給料のバランスを考えて、実際に手元に残るお金がいくらになるかを計算することが大切です。

公立保育園と私立保育園における給与体系と昇給の違い

市区町村が運営する「公立保育園(公務員保育士)」と、民間企業や法人が運営する「私立保育園」では、給料の上がり方に違いがあります。自分の働き方の希望に合わせて、どちらの仕組みが合っているかを考えることが大切です。

公立保育園(公務員保育士)
  • 市区町村が運営
  • 地方公務員のルールに従う
  • 毎年少しずつ定期的にお給料が上がる
私立保育園
  • それぞれの園で独自の昇給ルール
  • 国からの補助金(処遇改善等加算)を活用
  • がんばり次第で若いうちから役職につき早い昇給も

処遇改善等加算の仕組みと給与への影響をチェックする

国は保育士の給料を上げるために、「処遇改善等加算」という補助金の仕組みを作っています。こども家庭庁の発表によると、令和7年度(2025年度)からこの制度が新しくなり、より各園の状況に合わせて柔軟にお給料へ反映できるようになりました

この新しい仕組みでは、園の経営者が「がんばっている職員」や「改善が必要な役職の職員」に、お金を割り振りやすくなりました。転職を考えるときは、この「処遇改善の手当」が基本給や毎月の手当にしっかり反映されている園を選ぶことで、収入アップに繋がります

出典)保育士・幼稚園教諭等の処遇改善 |こども家庭庁

保育士が転職で希望の給料を叶えるための相談先の選び方

自分一人で園の面接に行き、「給料をもう少し上げてください」と交渉するのは、とても勇気がいることですし、気が引けてしまう方が多いと思います。そんなときは、保育業界に詳しい転職エージェントやマッチングサービスを利用するのも一つの方法です。求人票には載っていない「本当の昇給実績」などを知っている会社を選ぶと、希望に合った園を見つけやすくなります。

1974年に創業し、20年以上にわたって保育業界に特化してきた当社では、「ほいコレ」という求人サイトを運営しています。当社には「保育コンシェルジュ」という専任のスタッフがいて、各園の園長先生や採用担当者と直接やり取りをして現場のリアルな情報を集めています。こういったサービスを活用することで、入職後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。

保育コンシェルジュに相談してみる

職場の離職率や実際の昇給実績を教えてくれるか

「給料が高い」という良い条件だけでなく、先生たちがすぐに辞めてしまわないか(離職率)、職場の雰囲気はどうか、といった隠れた情報を教えてくれる相談先を選ぶことが大切です。「ほいコレ」の求人サイトでは、登録しなくても職場のリアルな口コミや情報を見られるようにしています。良いところも悪いところも包み隠さず知ることで、自分に本当に合った職場を選ぶ判断材料になります。

【事例】丁寧なサポートで希望のWワークを実現!海外経験を経て復帰した先生のケース

実際に「ほいコレ」を利用しているみわ先生の事例のように、「午後の療育施設とのWワークを希望する中、ベルサンテの丁寧なサポートにより自身の挑戦を続けられる有難い環境(早番勤務)を紹介してもらえた」といった、当社でサポートしたケースが多数あります。表面的な条件だけでなく、先生一人ひとりの希望の働き方やキャリアプランに親身に寄り添い、最適な園をご提案します。

※掲載のエピソードは個人の事例であり、結果を保証するものではありません。

【関連】みわ先生:保育士 求人専門サイト「ほいコレ」

就職フェアや個別相談で、直接園の担当者と話せる機会があるか

インターネットの文字情報だけではなく、実際にそこで働く保育士の生の声を聞いて、園の空気感を感じる機会があるかどうかも大切です。

当社が主催する「ほいコレ就職・転職フェア」は、過去に1,000以上の保育施設が参加した実績がある大きな採用イベントです。会場では、コンシェルジュに無料で希望の条件を相談できたり、園のブースで直接先生たちとお話しできたりします。文字だけでは伝わらない「職場の雰囲気」を直接確かめる機会として、こうしたイベントを活用するのもおすすめです。

就職や転職に関するご相談は、LINEを通じても無料で受け付けています。

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保育士の転職や給料に関するよくある質問

Q
面接で希望の給料を伝える際の注意点はありますか?

面接の場で直接「お給料は〇〇万円ほしいです」と伝えると、言い方によっては園の担当者にマイナスな印象を与えてしまうことがあります。そのため、転職エージェントなどを間に入れて条件の調整をしてもらう方法が安心です。

当社の保育コンシェルジュを利用する場合、あなたの代わりに「基本給」や「手当」の希望条件を園に確認し、調整を行います。間に人が入ることで、言いにくいこともスムーズに伝わりやすくなります。

Q
無資格やブランクがあっても、規定の給料をもらえますか?

保育施設では、持っている資格や過去の経験年数によってお給料が決まることがほとんどです。保育士資格を持っていなくても、各自治体が行っている研修を受けて「子育て支援員」という資格を取れば、専門的な保育の補助としてお給料をもらって働くことができます。

また、しばらく現場を離れていた(ブランクがある)場合でも、過去に働いていた年数を評価してお給料にプラスしてくれる園もあります。園のルールによって違うので、事前にしっかり確認しましょう。

Q
派遣保育士として働く場合、正社員と比べて給料は安定しますか?

派遣保育士は、働いた時間分だけきっちりお給料が支払われる仕組みなので、サービス残業が発生しにくいというメリットがあります。フルタイムでしっかり働けば、毎月安定した収入を得ることが期待できます。正社員のようにボーナスが出ないケースは多いですが、その分、基本の時給が高く設定されている求人もたくさんあります。

「派遣でも退職金はもらえるの?」と疑問に思う方もいますが、派遣会社によっては国の制度に合わせて退職金が出る場合もあるため、登録する前に確認しておくことが大切です。

当社が運営する「ほいコレ」の派遣サービスでは、定期健康診断を無料で受けられたり、各種検診の費用を負担したり、働き始めたときにお祝い金が出るなど、様々な福利厚生を用意しています。自分の生活スタイルに合わせて、あえて「派遣」という働き方を選ぶのも有力な一手です。

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