幼児教室とは?保育施設となにが違う?仕事内容や特徴を解説

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2024.10.22

幼児教室とは?保育施設となにが違う?仕事内容や特徴を解説

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保育士の資格を活かして働ける現場はさまざまありますが、そのひとつとなるのが「幼児教室」です。

しかし「保育士は保育園で働くもの」とイメージしていると、仕事内容や働き方についてなかなかイメージしにくいのではないでしょうか。

幼児教室とはどのような施設なのか、基本情報をご紹介していきますので保育士さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

幼児教室とは?

幼児教室とは、幼児期にあたる子どもを対象に、各種レッスンなどを行うスクールです。

対象年齢は施設によっても異なりますが、主に0歳から6歳ほどが目安となるでしょう。

一部、6歳以上の小学生であっても受け入れている教室もあります。

基本的には、それぞれの年齢に合わせたカリキュラムがあり、内容に合わせたレッスンを実施します。

とは言えいわゆる「学校」のような、厳しい雰囲気の施設は少ないでしょう。

あくまで楽しく和やかな雰囲気で、遊びの中で学びも行われます。

ちなみにこうした機関では「年間授業が680時間以上」になってしまうと「学校」として扱われると決められています。

そのため幼児教室のレッスン時間は、1日に1時間程度が主となります。

どちらかと言うと「習い事」のような感覚で通っているご家庭も多いでしょう。

幼児教室における仕事内容

幼児教室で働くにあたっては、保育施設と違って保育士の資格が必須ではありません。

しかし、保育の知識やノウハウがある保育士が活躍できる場所であることも間違いないと言えるでしょう。

幼児教室では、保育施設のように「クラスを受け持ち、子どもたちの面倒を見る」というこおではなく、教室の授業のような内容を実行することが主な仕事となります。

カリキュラムは教室ごとに違いますが、例えば次のような内容があります。

◆歌やダンス
◆英語学習
◆言葉遊び
◆計算
◆運動
◆絵や言葉を記憶する遊び
◆瞬発力で応える遊び

これらの内容を踏まえて、幼児に指導します。

幼児期は思考や言葉などさまざま内容を身につけるための大切な時期と言われています。

その時期を生かしながら、わかりやすい説明や楽しい働きかけで、子どもたちの能力を引き出しましょう。

また、レッスンの前後には事前準備、スケジュール調整なども大事な仕事として行う必要があります。

幼児教室で働くメリット

保育士が幼児教室で働くメリットにはまず、保育施設とは違った自由さが挙げられます。

保育施設は朝から午後まで子どもたちと同じ時間を過ごし、自然と保育士に求められる責任も大きくなります。

もちろん幼児教室も、子どもたちの安全や健康を守らなければいけないという意味では変わりません。

しかし、毎日長い時間子どもたちを預かるわけではないため、そうした点では気分を切り替えながら目の前の子どもと向き合えるでしょう。

また、幼児教育では保護者も一緒にその場にいることが多いです。

そのため万が一子どもがぐずり出しても、すぐに保護者のサポートを受けられるでしょう。

そもそも幼児教室に通う子どもたちやその保護者の多くは、学習意欲や探究心にとても熱心です。

義務教育というわけではないからこそ、自分たちの意欲があって足を運んでいます。

そのため「いやいや来ている」「やる気がない」「言うことを聞かない」という子どもも一般的な保育施設よりは少ないでしょう。

1日中レッスンを行っているわけでもなく、短い時間だけなので子どもも楽しみに来てくれる可能性が高いです。

幼児教室で働くデメリット

幼児教室で働くデメリットは、メリットの裏返しにもなりますが保護者との距離が近いことです。

常に保護者の目が光っている状態とも言えるので、保育士によってはつらく感じられるでしょう。

義務教育でないからこそ、幼児教育を選ぶ保護者には教育やしつけに対する意識の高い人も多いです。

過度な期待が行きすぎてしまうと、モンスターペアレントとなる人もいるかもしれません。

そうした人たちともうまく付き合いながら、毎日のレッスンを行なっていく必要があるでしょう。

また、保護者の都合によって「レッスンは土日に行ってほしい」という要望も集まりやすく、必然的に土日出勤のケースが多くなります。

さらに、夕方からのレッスンの予約が入ることもあるでしょう。

一般的な保育施設のように、月曜日から金曜日の日中の時間で主に働きたい人にとっては「都合が合わない」と感じるかもしれません。

しかし、「予定が合わないから幼児教室で働けない」と言うわけではありません。

事前にしっかりと施設側と要望をすり合わせて「この時間で働きたい」と伝えられていれば、自分にとってちょうど良い時間帯だけピンポイントに働くこともできるでしょう。

「でも、求人に応募するときに自分から要望をたくさん伝えていいものなの?」と不安になることもありますよね。

そんな時は、保育士向けの派遣サービスを活用しましょう。

派遣サービスでは、担当者が施設との間に入ってさまざまな提案を行なってくれます。

気になることを代わりに確認してもらったり、条件交渉をしてもらったりすることも可能です。

前向きな転職活動が叶うため、希望の条件を提示して納得のいく求人を見つけられますよ。

まとめ

幼児教室とは、幼児向けのレッスンが行われているスクールのことです。

保育士のスキルを活かしながら、保育施設とは違った新しい環境で活躍できるため、転職活動中の保育士は参考にしてみるのもいいかもしれません。

派遣を活用すれば、理想の求人とも出会いやすくなるためぜひ活用してみてくださいね。

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