保育補助とは?保育士の仕事とどう違う?具体的な仕事内容は?

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2024.5.8

保育補助とは?保育士の仕事とどう違う?具体的な仕事内容は?

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近年、ますます保育ニーズが高まる中で「保育補助」のニーズも高くなっています。

保育に携わりたいと考えている人は、保育補助の仕事を検討してみませんか?

保育士の仕事とはどのように違うのか、仕事内容や特徴について解説していきましょう。

保育補助とは?

保育補助とは、認可保育所や認小規模保育園などの施設で行われる保育に関連した仕事です。

これらの施設には保育士などの有資格者が配置されていますが、保育補助はそれとは別に、保育士をサポートすることが主な仕事となります。

保育補助の場合には資格は必要なく、子どもが好き、保育の仕事に携わりたいという気持ちがあれば応募できます。

もちろん、資格のある保育士さんが保育補助の仕事をすることもできます。

そのためブランクのある保育士さんでも、比較的挑戦しやすい仕事と言えるでしょう。

保育士との大きな違いとして、保育補助はクラスの受け持ちがありません。

そのためクラス担任として求められる業務、例えば園児の指導案や保護者への連絡帳の記載といった仕事は、保育補助は行いません。

「保育の仕事は好きだけれど、クラス担任にはなりたくない」という保育士にとっては、理想の働き方ができるでしょう。

保育補助の仕事内容とは?

保育補助の仕事内容は、施設によっても違います。

どこまでを保育士の仕事、どこからを保育補助の仕事にするか決められているわけではないので、様子を見ながら作業にあたることになるでしょう。

多くの場合、遊びやお散歩、昼食、おやつ、お昼寝といった毎日の業務のサポートや後片付けが主な仕事になります。

さらに施設内の清掃や消毒、イベント時の装飾などを任せられることもあるでしょう。

施設によっては子どもたちと直接関わり合う場合もありますし、掃除や片付けしか任されず子どもと触れ合う機会はほとんどない場合もあります。

確認したいことがあれば、施設へ直接問い合わせてみると良いでしょう。

保育補助として働くメリットとデメリット

保育補助として働くメリットとして、やはり保育士の資格がなくとも施設で働けるという点が挙げられます。

「資格はないけれど子どもと触れ合う仕事がしたい」「子育ての経験を活かしたい」と考えている人にとって、挑戦しやすい仕事と言えるでしょう。

さらに「いずれ保育士資格の取得をしたい」という人にとって、実務経験を積むことができる場でもあります。

実際に現場に立ってみたいと考えている時、保育補助の仕事は狙い目と言えるでしょう。

また、保育補助は正社員ではなくアルバイトやパートでの募集が大半です。

そのためシフトを調整しやすく、限られた時間でも働きやすいでしょう。

特定の曜日や時間にだけ働きたい人や、家庭の事情などによってフルタイムでの勤務が難しい人でも、自分で好きにスケジュールを組んで働けるのが魅力です。

一方で保育補助のデメリットとして、どのような仕事が与えられるかは施設次第という点が挙げられます。

施設ごとに仕事内容が変わるからこそ「子どもと触れ合いたくて保育補助の仕事をはじめたのに、いざやり始めてみたら雑用ばかりで子どもとはほとんど触れ合えなかった」ということもあるかもしれません。

具体的に「こんな仕事がしたいから保育補助の仕事に就きたい」と考えているのであれば、希望の仕事ができそうかあらかじめ確認しておきましょう。

また、アルバイトやパートとしての雇用となるとどうしても安定感を覚えにくい点には注意が必要です。

正社員に比べて給料や福利厚生などの面にも、不満が残りやすくなるでしょう。

保育補助は稼げる仕事?

アルバイトやパートでの雇用となる場合、ほとんどのケースで時給制となり、正社員に比べるとどうしても稼ぎにくくなります。

とは言え、シフト勤務の場合実際にどのくらい稼ぐかは自分次第と言えるでしょう。

柔軟にシフトを調整できるからこそ、がっつり働きたいと考えるのであればシフトをたくさん入れて稼ぐこともできるでしょう。

また、保育補助でも保育士の資格を保有しているのであれば、手当が出る場合があります。

このようなケースでは、パートやアルバイトであっても通常よりも効率的に働くことができますので、手当ありの求人を積極的に探してみると良いでしょう。

また、派遣で働くというのもひとつの手です。

派遣の保育補助の場合、福利厚生や保険等の規約は派遣会社が決定します。

そのため派遣ならパートやアルバイトに近い柔軟な働き方でありながら、安定的に稼ぐことができるでしょう。

「正社員として働くのは難しい」、「それでも安定した働き方を叶えたい」

このようなケースでは、派遣のような働き方がおすすめです。

まとめ

近年、待機児童問題が深刻化する中で保育補助のニーズはますます高くなり、保育士のサポートを行う保育補助の求人も増えています。

保育士と違いクラス担任などの仕事をする必要がなく、シフト面でも柔軟に働くことができるでしょう。

「パートやアルバイトでは安定しないのではないかと不安」という人であれば、派遣という働き方を選ぶのもおすすめです。

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