保育士が運動会までに準備すべきこと&不安やプレッシャーを緩和するには?

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2021.4.25

保育士が運動会までに準備すべきこと&不安やプレッシャーを緩和するには?

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保育施設で行われる定番イベントのひとつ「運動会」。

子どもの成長を実感できるよい機会ではありますが、大きなイベントだからこそ「どんな準備が必要だっけ?」、「このまま当日を迎えていいの?」と不安も募りやすいものです。

保育士が悩みやすい運動会について、保育士がすべきことを確認しておきましょう。

保育士にとって「運動会」は悩みの種

毎年の運動会に対して、不安やプレッシャーを抱える保育士は少なくありません。

大きなイベントだからこそ、多くの人がつい「うまくできるのかな?」、「失敗したら……」と考えてしまうのです。

さらに子どもが「できないかもしれない」と心配そうにしていると、「この子を失敗させたくない!」という気持ちから、ますます不安は強くなるでしょう。

保護者の方にとっても運動会は子どもの成長を感じられる大事なイベントであり、期待されているためなおさらプレッシャーを覚えてしまうでしょう。

不安やプレッシャーを解決するためには、しっかりと準備をしておくことが大切です。

準備が不十分だと、運動会当日が迫る中で「このままでいいの?」と不安ばかりが募り、心の余裕もなくなってしまいます。

早め早めに準備を行い、余裕を持って当日を迎えられるようにしましょう。

そもそも保育施設における運動会の役割とは?

運動会は、子どもたちにとって「頑張って練習した成果を見せる場所」です。

そのため「失敗=努力が報われない」と考えられ、数日分の努力が水の泡になってしまうイメージから失敗することに強い抵抗を覚えやすくなります。

しかし運動会は「楽しい」、「うれしい」、「お友だちともっと仲良くなった」という体験ができる場でもあります。

仮に失敗してしまったとしても「頑張っている姿に胸を打たれた」という保護者さんは決して少なくありません。

保育士も子どもたちも一丸となって、協力しながら目標へ向かう体験そのものに価値があるのですから、当日の結果は重視しなくてよいのです。

保育士が「失敗しちゃだめ」という気持ちでいると子どもにも不安が伝わってしまいますから、「失敗したっていいんだよ!」とおおらかな気持ちで子どもたちと接しましょう。

運動会当日までに保育士がしておく準備

まずは、運動会のプログラムを考えるところからはじめましょう。

前年のデータがあるときには参考にした上で「昼休みがちょっと短かった」、「リレーは午後のほうがいいかも」など改善点を挙げて工夫しながら練っていきます。

プログラムによっては衣装が必要になることもあるでしょうから、衣装や必要になるアイテムについてざっと確認し、当日までのスケジュールを決めて計画的に用意しましょう。

会場の飾り付けに使うアイテムや、怪我人がでたときの救護セットなどの備品も用意する必要があるため、役割分担を決めておくとよいでしょう。

そして、運動会で使う曲も忘れてはいけません。

定番曲、ヒット曲、みんなが好きなアニメの主題歌など、盛り上がる曲を決めて、用意しておきましょう。

さらに、なるべく早い段階で行っておきたいのが当日の流れ、集合時間、持ち物などの保護者への連絡です。

雨天の場合どうするのか、振り替え日はいつなのか、お弁当はいるのかといった情報の共有は、早いに越したことはありません。

ついつい「運動会の全貌が見えてから連絡しよう」と思ってしまいますが、後回しにしていると保護者からのクレームにつながりやすくなります。

連絡を加味して「駐車場はどうすればいい?」、「ベビーカーを持ち込んでもいい?」など個別の質問もでてくるでしょう。

だからこそ、細かな連絡は追って行うつもりで、早い段階で運動会の実施を告げるおたよりを作りましょう。

運動会の準備をするときに気をつけること

準備の際には、保育士同士で協力する姿勢が必要不可欠です。

「自分で考えた企画(衣装、出し物など)だから責任を持ってやらなきゃ」と思う気持ちは大事ですが、ほかにもすべきことがたくさんある中で抱え込むと、いっぱいいっぱいになってしまう可能性があります。

先輩保育士にも「力を貸してください」と素直にお願いをして、手分けをしながら進めていきましょう。

また、プログラムを決定するときには特に注意しなければならないことがたくさんあります。

◇すべての子どもにとって、無理なくできるプログラムか?
◇子どもたちが退屈しないよう、スムーズに進行できるか?
◇天気が悪いときにでも体育館の中でできるプログラムか?
◇親子で参加できる競技やダンスはあるか?
◇流行の音楽やダンスを取り入れるなど、前年までとは違った「今年らしいポイント」があるか?
◇去年も参加していたご家族にとって「使いまわし」感のない新鮮な内容になっているか?

上記のようなポイントを意識することで、ますます楽しい運動会になるでしょう。

まとめ

保育士にとって運動会は悩みの種になりやすいポイントです。

しっかり役割を理解した上で、準備すべきことをリスト化し一つずつ仕上げていきましょう。

安心して当日を迎えられるよう、協力しながら進めてみてくださいね。

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