チャイルドマインダーの仕事や資格を解説!保育士やベビーシッターとの違いも

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2019.9.20

チャイルドマインダーの仕事や資格を解説!保育士やベビーシッターとの違いも

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保育の仕事として、チャイルドマインダーという職業が注目されています。チャイルドマインダーをご存知ない方は、どういった仕事なのか?資格は必要なのか?保育士やベビーシッターとの違いは?といった疑問を持たれていることでしょう。

本記事では、チャイルドマインダーの仕事を詳しく解説します。最後までお読みいだくと、チャイルドマインダーについて理解できる内容になっています。

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チャイルドマインダーとは?

チャイルドマインダーは、イギリス発祥の少人保育のスペシャリストです。訪問先のお家で子どもを預かり保育をします。

日本では馴染みの薄い仕事ですが、イギリスでは100年以上の歴史を持つ職業です。保育士不足が深刻化している昨今、日本でもチャイルドマインダーが注目されはじめています。

日本でのチャイルドマインダーの歴史はまだ浅く、1994年にNCMA,Japanがチャイルドマインダーのトレーニングを導入しました。2018年現在、2万7,000人のチャイルドマインダーを育成しています。

参考:https://ncma.co.jp/company/history

チャイルドマインダーになるには?

チャイルドマインダーになるには資格(民間資格)が必要です。資格の取得には特別な学歴は必要なく、通学講座か通信講座を受講し、試験に合格すると取得できます。

NCMA,Japanの通信講座では、学習自体は自宅でできますが、2日間のスクーリング受講が必要です。スクーリングは札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の6ヶ所で開催されています。

受講費用は、スクーリング費用込みで199,800円(税込)です。修了目安は3〜6ヶ月となっています。

チャイルドマインダーと保育士の違い

資格面での違いは、保育士は国家資格であるのに対し、チャイルドマインダーは民間資格である点です。上述したように、チャイルドマインダーは養成講座の受講と試験合格で取得できるので、保育士試験と比べると取りやすいといえるでしょう。

労働形態面での違いは、保育士が園や施設で働くのに対し、チャイルドマインダーは自宅や訪問先のお家で働く点です。「家庭的保育の専門職」と呼ばれる職業であり、家庭での保育が基本となります。

チャイルドマインダーは「少人数保育」が基本であるのも保育士との違いです。チャイルドマインダー1人が保育できる人数は、「最大4人」と決められています。

ベビーシッターとの違い

ベビーシッターは資格がなくても仕事ができますが、チャイルドマインダーは資格が必要です。認定ベビーシッターという民間資格もありますが、ベビーシッターは無資格でも働けます。

保育の形態も異なっていて、ベビーシッターは訪問先のお家で保育をしますが、チャイルドマインダーは自宅保育が基本です。
※チャイルドマインダーも訪問保育ができます。

保育する人数にも違いがあります。ベビーシッターは1~2人の子どもを保育するのに対し、チャイルドマインダーは最大4人まで保育を行います。
※0歳は2人、1歳は3人、2~4歳は4人位まで

ベビーシッターは派遣登録して依頼があったお家に訪問するのに対し、チャイルドマインダーは保護者と直接契約して子どもを預かるという点も違いです。チャイルドマインダーもパート契約の働き方ができますが、開業という選択肢が持てるのも大きな違いといえるでしょう。

資格取得後にできる仕事(働き方)

チャイルドマインダーの資格取得後は、独立開業される方が多いです。自宅で子どもを預かる、または訪問先のお家で保育をします。

保育園や児童福祉施設での勤務ではなく、在宅保育が基本です。保護者と直接契約をして子どもを預かります。

NCMA,Japanでチャイルドマインダーの資格を取得した場合、2通りの働き方が選択できます。

1つは、NCMA,Japanキャリアセンターに入会し、登録チャイルドマインダーとなった保育サービス事業者となる働き方です。入会すると、賠償責任保険(団体)に加入できます。個人事業主なので、保育料と保育時間の設定は自由です。

もう1つは、ダイレクトマインダーとしてNCMA,Japanの本部とパート期間雇用契約し、一時保育(訪問)をする働き方です。給与は時給制となっています。保護者と良好な関係を築けたら、直接契約も可能です。

参考:NCMA,Japan – 働き方

チャイルドマインダーの将来性

日本ではチャイルドマインダーの認知度が低いですが、待機児童問題の解決の一手として、今後普及していく可能性が大きい職業です。イギリスでは100年の歴史がある職業なので、日本でも認知されれば利用者は増えていくでしょう。

保護者からすると無資格の人に子どもを預けるのは心配ですが、チャイルドマインダーは資格が必要なので、専門職としての安心感があります。保育できる人数も最大4人までと決めているので、少人数保育を求める保護者のニーズに応えられる職業です。

チャイルドマインダーと保育士では、働き方が異なる面は多々あります。個人事業主と被雇用は大きな違いなので、どちらの働き方が向いているかよく考えた上で判断していただければと思います。

おわりに

チャイルドマインダーとして開業すれば、働く時間を自由に設定できます。保育士として勤務するのが難しい方は、チャイルドマインダーの資格取得を検討してみてはどうでしょう。

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