ゆい先生:派遣の先生インタビュー

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2023.7.11

ゆい先生:派遣の先生インタビュー

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ゆい先生

派遣保育士歴:3年目
大阪府大阪市 保育所勤務

#幼稚園教諭から保育士へ転身
#心に余裕を持てる環境を選ぶ
#友人に紹介したいと思える働き方

今はどんな働き方ですか?

ベルサンテの派遣保育士として今年で3年目になります。月~金で9:00~13:00で勤務しています。

担当は4歳児。元気いっぱいな子どもたちと、明るく、ノリがとってもいい先生方と一緒に保育させてもらっています。

幼稚園教諭出身なのでやっぱり幼児も可愛い!

保育士としてキャリアをスタートしたきっかけは?


もともと幼稚園教諭として働いていて、子育てが落ち着いたタイミングで保育士として働き始めました。

元をたどると、幼稚園の先生になりたいと思ったのは、4つ下の弟や、年下の従兄弟たちの面倒をみたりしていたので、育った環境が影響していると思います。

母からも「幼稚園のときからずっと『幼稚園の先生になりたい!』って言ってたよ」と聞きました。それから一度も夢が変わることはなかったですね。

ちなみに母はピアノの先生をしていて幼稚園免許も持っているんです。もしかすると、血筋なのかもしれないですね。

短大を卒業して幼稚園に勤め、妊娠を機に5年目で退職。

復帰についてはずっと考えていたんですけど、幼稚園は行事が多く、家事と育児の両立を考えて出産後に保育士免許を取得。その後にベルサンテさんで派遣保育士として働きはじめました。

ベルサンテを選んだ理由は?


ベルサンテさんで働きはじめたのは、2019年1月。短大時代の友人の紹介がきっかけでした。

当時、子どもの幼稚園のお迎えの関係で、9時から13時勤務を希望していました。でも、そんな好条件はないだろうなぁ……と諦めていたら、ベルサンテさんで働く友人が「私、その時間帯で働いてるよ!」と紹介してくれてたんです。

保育園で働いたことのない私からすると、一から勤務先を探すのってすっごく大変で。

でも派遣なら、自分の希望する条件に沿って保育園を探してくれるから安心だなって思ったんです。

幼稚園から保育園への転職に不安はなかったですか?


最初は不安でした。私自身は母乳で子育てしていたのでミルクの入れ方も詳しく分からなかったですし。

派遣という働き方も初めての経験だったので、「他の先生たちが忙しい時間帯に帰ることになるけど、大丈夫なのかな……」とか。

でも、実際に働いてみたら同じ園にベルサンテの派遣の先生がいて、園側も派遣保育士の働き方をきちんと理解してくださっていました。同じ時間帯で働いている方がいたのも心強かったですね。

はじめは不安もありましたが、働きやすい環境で、今では充実した日々を送ることができています。

あと自分自身が親になり、以前よりも保護者さんに寄り添う保育ができているなとも感じています。

独身の時は、保護者さんからの質問に何でこんなに細かく聞かれるのかな?と疑問に思っていたことも、親になってからは納得!
それは聞きたいわ!と理解できました。

幼稚園で働いたからこそわかる、保育士の魅力は?


改めて、教育ではなく保育という点での手厚さがすごい!と思いましたね。

子ども一人ひとりに対しての距離感が近く、第二のお家のような家庭的な雰囲気が大きく幼稚園と違う点。

たとえば、ご飯を食べるときも、座り方、お箸の持ち方、食べ方まで、すごい丁寧に教えますよね。

初めて派遣で勤めた保育園では、先生方にもとても恵まれました。初めての保育園でわからないことだらけだった私に、当時の園長先生には一つひとつ丁寧に手取り足取り教えていただいて。

とくに印象に残っているのは、「なんでも先回りをして手助けし過ぎるのはよくないよ」と教えてもらったことです。たとえ0歳児でも、見守ることも大事なんだよと。

可愛いあまりついつい手助けしすぎてしまっていたようです。

ちなみに今は、4歳児クラスを担当。言葉のやりとりができる楽しさは、幼児さんだからこそ。乳児さんもみることによって、改めて幼児さんと接する楽しさも感じられましたね。

「やっぱり、保育っていいな」と思う瞬間は?


「先生がいるから助かっているよ!」という周りの先生たちからの言葉がすごい嬉しく、励みになっています。

園長先生や周りの先生はよくそうやってお声をかけてくれるんです。

私は、短時間勤務ですし、正職経験もある分余計に、自分が力になれているのかな?と不安に思うときもあるんですけど有難い言葉をいただくことで仕事へのやる気につながりますね。

だからこそ今の役割を認識して「先生たちを助けるために仕事をする」という意識と責任を持って働かせてもらえているのかも。

声を掛け合って、励まし合いながら、チームワークを大切にお仕事する保育っていいなと思いますね。

仕事で心掛けていることは?


「心に余裕を持って子どもたちと接する」ことです。心に余裕がなくなると、イライラしちゃったり、表情も固くなりやすいので。

仕事復帰してすぐのころ、家庭と仕事との両立に悩んでしまったときがあって。気持ちに余裕がなくなって、娘や息子たちとちゃんと向き合えなかったんです。その経験があるからこそ、心に余裕を持つことを心がけるようになりました。

ストレス発散法は、夫に話を聞いてもらったり、大好きな三代目Jsoulbrothersのライブに行くこと。あとは実家に行ってリフレッシュしていますね。

ベルサンテの印象は?


担当者さんはもちろんですけど、本社へ連絡したときもすごく丁寧に対応してくださいます。サポート体制が整っているので子育てしながらでも安心して働かせてもらっています。

何の不自由もなく仕事ができている様子をみて周りの保育士仲間から私の働き方を聞かれることがあるんですけど、その時はベルサンテさんのことをおすすめしています。

これまでに短大時代の友人や前職がきっかけで知り合った先生、義理の妹など数名紹介しましたね。みんな「紹介してくれてありがとう!」と喜んでくれていて中には派遣から正職員へキャリアアップした方もいます。

研修会にも参加いただきましたよね


はい、無料で参加できるのは有難い!と思って発達障害がテーマの研修会に参加しました。

ちょうど気になる子どもの対応で悩んでいた時期があって、同じクラスの正職員の先生に「ベルサンテでこんな研修やってるんですけど一緒にいきませんか?」って誘ったら、いいね!と仰ってくださって、一緒に参加しました。

“視覚からの訴求も対象児に効果的!”と学んだので絵カードを作って実践しましたよ。学びの場が近くにあることはとても有難いですよね。

発達障害vol.2の研修が娘の習い事の発表会と重なってしまったので次の機会があれば是非参加したいと思います。

今の自分を客観的にみるといかがですか?また今後についても教えて下さい。


有難いことに仕事もプライベートも含めてすごく充実しています!

充実度でいうと100%に近いくらい!

私の性格的に完璧主義なところがあって、だからこそキャパオーバーしないように働ける派遣がベストな選択で、仕事の充実度にもつながっています。

今後については、いつか乳児院のような、よりサポートが必要な子どもに関わる仕事に興味があります。ニュースでもそういった報道を目にするとすごく心が痛みます。何か自分にできることがあれば嬉しいですね。

子育てがひと段落して少し気持ちに余裕ができたら、新しい夢に向けて動いてみたいなとも思っています。

好きな言葉


「心に余裕を持って、子どもたちと接する」

常に子どもたちと同じ目線で、一緒に遊んで楽しんでいます。手加減もなし!(笑)。「遊んであげる」ではなく「一緒に遊ぶ」気持ちでいつも子どもたちと接しています。

【編集後記 fromゆい先生担当の保育コンシェルジュより】

ゆい先生、今回は取材にご協力いただきありがとうございます!

取材に行った際、印象に残ったのがゆい先生が他の先生たちと楽しく穏やかにお話されていた姿で、とても記憶に残っています。

ゆい先生がベルサンテにお友達をたくさん紹介していただいておりますがゆい先生の明るい人柄が、保育士さんの縁をつないでいるのだと改めて感じました。

インタビューの中でゆい先生が大事にしている「心に余裕を持って、子どもたちと接する」という考え方に胸を打たれました。

私は一歳半の息子が一人いて最近はイヤイヤすることが多いので「もう!」となることが多くなっていますが、ゆい先生を見習って私も心に余裕を持ってわが子に接していこうと思います。笑

最近は保育業界、また保育士さんたちにとって肩身が狭くなるようなニュースが多いなと感じております。
ゆい先生のように心に余裕を持って子どもと一緒に、本気で遊べる先生がたくさんいたら暗いニュースではなく、保育士さんたちが明るくなるニュースが出てくるのではないかと思っています。

今後とも長くゆい先生をサポートしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします!

from 保育コンシェルジュ saitou

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インタビュー・構成 ・文 : 野間直樹
文 : 堀池恵美
写真 : 黒田彩加

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