【2022年版】保育業界で覚えておきたいトレンド用語

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2022.5.8

【2022年版】保育業界で覚えておきたいトレンド用語

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移り変わる時代の中で、そのときどきのトレンドが変動していくのはどんな業界でも同じこと。

もちろん保育業界にも当てはめることができ、最新の情報に気を配ることで広い視野が持てることもあります。

そこで今回は、2022年度ぜひ意味を知っておきたい、覚えておきたい「保育業界のトレンド」をチェックしてみましょう。

SUDDI

「スーディー」と読むこちらの言葉は、保育に携わるすべての人にとって非常に切実なワードと言えるでしょう。

意味は、「乳幼児の予期せぬ死」。

保育の現場でも、家庭でも起こりうる問題として意識しなければいけません。

保育の現場に立っていると、さまざまなシーンでひやっとしたことがあるのではないでしょうか。

どれほど細かく注意を払っていても事故が起きてしまうことはありますが、ときには「事故もないのに、最悪の結末になってしまった」というケースもあります。

原因不明の突然死は、決して「遠く離れた世界の問題」ではありません。

大切なお子さんを預かっている保育士の立場として、理由のわからない死は説明のしようもなく、想像しただけでも恐ろしいと感じてしまうのではないでしょうか。

SUDDIについてよく調べ、知識を深めることで、保育との向き合い方も変わるでしょう。

インクルーシブ保育

インクルーシブ保育とは、ひとりひとりの個性を大切にした保育の姿勢のことを指します。

今、社会的にも差別にまつわるトラブルはますます問題視されています。

発達の違いや障がいの有無などにかかわらず、ともに育ちあうという考え方は、今後ますます重要視されていくでしょう。

もともとインクルーシブとは「包括した」という意味のある言葉です。

保育の現場でも、お互いの違いをわかちあい、認め合うインクルーシブな環境を実現することは非常に重要です。

そして、幼い頃からそうした環境に身を置くことは、子どもたちがより健やかに大人になっていく上でも大きな意味を持つでしょう。

自分と違う子であっても、どのような子でも、すべて包括し認め合う保育の実現は近年の課題となるでしょう。

アサーション

アサーションとは、「相手を尊重しつつ自分の意見を伝える」こと。

コミュニケーションスキルのひとつとして、人間関係を良好にするためにさまざまな業界で注目を集めているワードです。

近年、企業や学校でも「アサーション・トレーニング」として、伝え方の訓練を行なっているところが増えているようです。

そうしたアサーションの重要性は、保育業界でも見直されています。

子どもの対応、保護者の対応、保育士同士の対応など……あらゆるシーンで活用できるのがアサーションの特徴です。

「保育の現場で衝突が多い」「子どもたちが言うことを聞いてくれない」といった不満は、アサーションについての理解を深めることで解決へ導けるかもしれません。

ノンコンタクトタイム

ノンコンタクトタイムはその名前の通り、コンタクトをとっていない時間のことです。

「子どもと接触していない業務時間」として、保育士の働き方改善のために取り入れる現場が増えています。

保育計画の立案や作成、連絡帳の記入といった事務作業なども、保育士にとっては大切な業務の時間ですよね。

さらに近年では、新型コロナウイルス対策のために遊具やおもちゃ、絵本などみんなの触るもの、触れる部分をこまめに消毒する時間も必要です。

ノンコンタクトタイムはそうした時間を確保するとともに、さらなる保育の質を向上させることを目的としています。

もちろんすべての施設で取り入れられているわけでなく、取り入れていない施設もあります。

必要か否かも含めて、よく検討していくことがよりよい保育のために必要となるでしょう。

ドキュメンテーション

ドキュメンテーションは、子どもの活動を写真や動画、音声などで記録に残すことです。

今、毎日行っている作業や遊びの時間も、子どもや保護者は時間が経ってからふと懐かしく思い出す大切な時間となるでしょう。

そのため、保育士が意識的にそうした時間を形に残すことの重要性が改めて見直されています。

ドキュメンテーションは、保護者と共有できるのも魅力です。

いくら連絡帳などで連絡を取り合っているといえど、子どもが保育施設で過ごす時間は、保護者にとってはなかなか知り得ない時間となります。

ドキュメンテーションでは、そうした時間を一目見てわかりやすい形で形に残して、共有できます。

なにげない業務の中で、意識的に残してみましょう。

まとめ

普段、ついつい目の前の業務に追われていると、知らない言葉やわからない言葉が増えていってしまうものです。

ときどき立ち止まってみると、さらに保育のことを深く知り、考えられるようになるかもしれません。

この機会に、ご紹介した保育のワードについて考えてみてくださいね。

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