「院内保育」とは?病児保育との違いや特徴、求人の探し方まとめ

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2020.5.7

「院内保育」とは?病児保育との違いや特徴、求人の探し方まとめ

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今、保育士の活躍できる職場は、地域の「保育園」や「幼稚園」だけではありません。

今回は「院内保育」に注目して、仕事内容や特徴についてご紹介していきます。

保育士としての働き方の幅を広げるため、ぜひ参考にしてくださいね。

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院内保育とは

医療の現場で働いている人は、昼夜を問わず患者さんの看護にあたらなければいけないことから、どうしてもプライベートが後回しになりがちです。

子どもがいるご家庭であれば、急な患者さんが入ったときなどは子どもを放っておくことになるでしょう。

そうした状態を解決し、安心して働ける環境を実現するために生まれたのが、医師や看護師が職場で子どもを預けるための施設である「院内保育」です。

その名の通り、病院に併設されている保育施設ですが、前述の通り預かっている子どもは医師や看護師の子どもであり「病気の子どもの対応をする仕事」ではありません。

勤務時間は病院の診療時間に順ずることもありますが、24時間体制で子どもを預かり夜勤が必要になる施設も多いです。

一般的な保育施設に比べ定員数は少人数の傾向にありますが、その分クラス分けなどはされずさまざまな年齢の子どもを一度に見ることもあるでしょう。

病院内に保育スペースを確保しているケースのほか、近くに別途施設を展開していることもあります。

院内保育における主な仕事内容

基本的な仕事内容は、一般的な保育施設と変わりありません。

食事や睡眠、排泄など子どもの日常的な動作のサポートを行ったり、遊びや学びの機会を提案したりします。

夜勤の場合には、眠っている子どもたちの様子を確認したり、夜泣きをする子どもの対応をしたりといった仕事も求められるでしょう。

一般的な保育施設との大きな違いとしては、対応をする子どもの顔ぶれが日々変わることと、施設内行事やイベントが少ないことが挙げられます。

保護者のシフトや都合に合わせやってくる子どもの対応をする点は、保育園よりも学童保育に近いと言えるかもしれません。

実際、学童保育としての役割を担っている施設もあり、日中保育園や小学校に通ったあと院内保育を利用し、保護者と一緒に帰宅する子どももいます。

また、運動会のような各種イベントが頻繁に行われることもないため、準備に時間を費やしたり残業が増えたりということも起きにくくなります。

院内保育のメリットとデメリット

院内保育のメリットとして、雇用元が保育施設ではなく病院になることから収入や待遇が優れているということが挙げられます。

一般的な保育施設の労働環境をはじめ、福利厚生や手当といった待遇面に不満があるとき、院内保育の求人を探してみるといいでしょう。

また、子どもたちが突然体調を崩したり怪我やトラブルが起きたりした場合には、すぐに見てもらえるのも魅力です。

一方で、病院と同様に365日24時間体制で対応している施設では、労働時間が安定しにくいというデメリットもあります。

医師や看護師と同じように、日勤と夜勤をくりかえすシフトでは睡眠時間や生活リズムが乱れ、大変だと感じられるかもしれません。

疲れや自律神経の乱れから体調を崩したり、免疫力が低下したりすると病気の引き金になりやすいのも、医療現場という特殊な環境ゆえのデメリットです。

日ごろから体調管理を徹底し、風邪や感染症を意識的に予防しなければいけません。

院内保育の現場で働く方法は?

保育士として、院内保育の現場で働きたいと考えたときには、身近な病院の求人情報をこまめにチェックしましょう。

そのときには給与や手当、福利厚生といった基本情報とあわせて「どのような勤務体制なのか(夜勤はあるのかどうか)」というポイントをしっかり確認してください。

三交代制なのか二交代制なのかという違いでも、実際に働いてみると働きづらさを感じるきっかけになるものです。

しかし、院内保育の求人は数が限られているため「絶対にこの条件でなければ応募したくない」と決めてしまうと、なかなか思うように就職できないかもしれません。

例えばはじめから「日勤のみの職場でしか働きたくない!」と決めてしまうのではなく、どんな求人があるのか調べてみた上で、希望に沿う求人をしぼりこんでいくといいでしょう。

中には非公開求人もありますので、まずは転職支援サービスで探すことをおすすめします。

まとめ

一般的な保育施設の求人に比べ数が限られている院内保育の求人ですが、条件が充実している傾向にあるのが魅力です。

クラスを受け持つのではなく、色んな子どもの保育にあたりたい人にもおすすめです。

中には非公開求人もありますが、ぜひ根気よく探してみてください。

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