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PROFILE

保育士
キャリア:2年目

  • 勤務地:風の子保育園(大阪市東淀川区)
  • アクセス: 阪急京都本線 「上新庄駅」徒歩3分
  • 出身校:千里金蘭大学
  • お名前:M先生

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今のお仕事内容を教えてください。
乳児フリーとして勤務をしています。

2歳児の保育に主に入らせていただき、排泄や食事の援助、連絡帳の記入、月ごとの行事や製作の準備などもしています。
他にも園庭遊びや水遊びの補助に入り、子どもが安全に遊びを楽しむことができるように見守りや、活動に取り組んでいます。
また、個別での支援が必要な子どもの援助を任せていただき、特性や課題を理解し、配慮の方法や工夫を考えながら日々過ごしています。

はじめは、一緒に遊びを楽しむことを特に大切にしていました。
子どもが遊びの中で出てきた欲求や気持ちを伝え、更に一緒に遊ぶことを楽しむことができるように、意思に応じて遊びを展開していきました。
そこから信頼関係を少しずつ築くことができ、子どもに合わせた言葉かけや意欲の引き出し方などを模索しながら取り組んでいます。
今の園を選んだ理由を教えてください。
選んだ理由は2つあります。
それは「自由保育を行っていること」と「子どもの主体性に応じて、寄り添うことを大切にしていること」です。

1つ目に挙げた「自由保育」は、その日の主活動を保育者の意志で決めて行うのではなく、子どもが「今日はこれをしたい、やってみたい」など気持ちや選択したことを大切に、活動として取り入れています。園見学で訪れた時に、子ども達の遊んでいる姿や活動に取り組む姿を見ると、試行錯誤をしながら遊びに夢中になる姿や、いきいきと自分らしく活動を楽しんでいる姿がありました。

2つ目の「主体性に応じて、寄り添うことを大切にすること」も、保育の中で受け止める場所があることや、同じ目線になって一緒に取り組んでいくことが安心感や自信となり、成長を更に促進できると考えたため選択しました。
園の魅力・仕事の魅力を教えてください。
園の魅力は「異年齢での交流がさかんであること」です。
クラス編成も縦割りで、幼児クラスでは3.4.5歳児が一緒のクラスになっています。
乳児の中でも、0~1歳児が2歳児と一緒に遊ぶこともあります。
行事や保育の中で幼児と乳児が一緒になることもあり、年上の子どもの遊びや行動に憧れをもち真似をする年下の子どもの姿や、困っている子どもがいれば優しく声をかけ、手伝う姿も見られます。
異年齢の子ども同士で過ごすからこそできる学びや経験が貴重だと感じたので、魅力だと思いました。

仕事の魅力は「子どもの成長を身近でたくさん感じることができること」です。
子どもに応じて様々ですが、話せる言葉が増えていたり、違う考え方ができていたりと小さなことであっても成長する姿を見て、喜びを日々感じています。
このことが自分の中でもやりがいとなっています。
仕事の大変さ、これまでの苦労や実際に仕事に就いて感じたギャップを教えてください。
勤務の中で大変だと感じたことは「感情理解と応じた解決の方法」です。

経験が少ないこともあり、特に乳児の感情や意思を泣き声や表情で理解することが難しく苦しみました。
なんとか応えてあげたい気持ちがある中で、先輩の保育者の模倣をしてみるも上手くいかないことがほとんどでした。
他にも、子どもが友達とトラブルになった時に、お互いの意見を聞くも、子どもの課題に応じた言葉かけや解決策を展開できず、悩みました。

事あるごとに先輩の保育者に助けや助言をいただきながら、園以外の家庭での状況の把握や、子どもを知ることの必要性を学ぶことができました。
また、自分だけではなく、どんな時においても他の保育者と連携を図りながら保育をしていくことの大切さも同時に学ぶことができました。

今後も苦労もあると思いますが、懸命に向き合いながら成長したいです。
プライベートはどうやって過ごしていますか?
私は、その時の気分や体調に合わせて過ごす内容が異なりますが、「カメラ」「観劇や楽器演奏」「カフェやご飯屋巡り、旅行」が好きで、どれかをしながら気分転換をしようとすることが多いです。
友達と一緒にという時もあれば、1人でどこかに出かけることも好きなので、調節しながら過ごしています。出かけた旅先での様々な出逢いや経験に影響を受けて、新たな趣味や興味などが広がることも多いです。
その影響がより自分を大切にすることや、高めていくことへと繋がっていると思います。

また、体調がすぐれない時は、疲れを癒すことができるように「睡眠をしっかりとること」を心掛けています。
子どもと余裕をもって自分自身が向き合うためにも、このような時間をとることや気分転換をすることの大切さを改めて感じることができました。
実習中の思い出を教えてください。
幼稚園実習の時に出会った女の子が特に思い出に残っています。

実習は6月にあり、年中のクラスでした。
出会った女の子は、無口で担任にも「自分の思いを伝えることが少ない」と話していました。教室で遊びを見守っていると、女の子は1人でもじもじしながら、遠くにいる担任の様子をずっと伺っている姿がありました。
後にお漏らしをしてしまい、小声で「おしっこでちゃった」と私のもとへ泣きながら言いました。
「トイレに行ってきます」と中々伝えることができず、困っていたことをその時に知りました。
それを見て、受け止めながら「言ってくれてありがとう」と伝えると当時は黙ったままでしたが、次の日から自分の思いを少しずつ伝えてくれるようになりました。

最終日には「もっと一緒に遊びたかった」と言ってとても嬉しかったことが深く残っています。
実習生が来た時にどのようなところを見ていますか?
まだ入社して1年ほどしか経っておらず、実習生の方への指導の経験はまだありませんが、実習当時の自分を振り返りながら、「子どもへの関わり方や向き合う姿勢」に着目して見ることが多いです。
初めての環境で慣れないことや、場合に応じた子どもの関わり方の難しさなどもあると思います。
その中で懸命に向き合う姿や感情は、子どもに様々な形で伝わることもあると考えます。

また、その関わり方や向き合う姿次第で、子どもの興味・関心や安心感も全く異なってくると思います。
一緒に遊んだり過ごしていく中で「楽しい、この人は大丈夫」と安心して感じることが、一緒に何かしたいと意欲をもって関わろうとする姿や、気持ちとして表現することもあると思います。
まずは「一緒に遊ぶことを楽しみ、子どもの事を知ること」など、自分のできることから取り組むことが大切だと思います。
就活中の学生へメッセージをお願いします。
様々な就職先がある中で、自分の理想や希望と照らし合わせながら就職活動をすることの大変さや難しさもあると思います。
私も就職活動をしている時に、自分がどのような事を希望しているのかや、理想の保育者像をもつことの難しさもありました。
そのうえ様々な施設に園見学に行くも、自分に合っているのかわからず、まわりの就職が決まる中、悩み焦ることもありました。

働き始めて、自分の理想や気持ちに正直になることや、一度挑戦してみることの大切さを改めて実感できました。
自分の理想や気持ちに応じた環境で働くことができることが、意欲の向上や自分らしさを大切にできると思います。

また、実際に1度働いてみることで、頭で考えていた事と全く違う経験や、やりがいに出会い変わることもあるので大切だと思います。素敵な1歩となるように応援しています。