一言でいうと「ほめ育」。子どもは褒めて育てています。褒めることは簡単そうに思いますが、出来ない事の多いこども達、褒めることは簡単ではないのです。子どもを褒めるためには、まず、子どもをしっかり見ること、これに尽きます。どんな子どもにも、素敵なキラキラしたところがあります。それを保育の中で見つけます。そこで、保育者がその子だけに声を掛ける。そういう小さい積み重ねで、子どもとの深い信頼関係が生まれます。そして、駄目なことをした時はしっかり叱ります。ダメのものはダメですから。しかし、深い信頼関係に成り立っている場合、叱ったところでこども達との関係は何も変わりません。
これは、子どもに対してだけでなく、一緒に働く職員同士にも言えます。「素敵だね」「やさしいね」「ありがとう」「嬉しい」そんな言葉が溢れる園は子どもも大人も幸せです。大人は子どもの鏡です。大人同士がうまく関われない園で子どもだけが仲良くできません。そのような意味では、私たちの保育の仕事は、子どもの保育をしながらも、自分自身を成長させてゆく仕事でもあります。
言葉では伝えきれません。是非一度この雰囲気を味わってみて下さい。