乳児さんは子どもたちが安心して過ごせるように担当保育を導入し、できるだけ家庭に近い落ち着ける環境づくりを心掛けています。食事や排泄に同じ保育者が同じ手順で関わることで信頼関係を築き、生活リズムと情緒の安定を促します。
各部屋には、年齢に合ったぬくもりのある木の玩具をたくさん用意しています。そしてその玩具はいつもおなじ場所に置いてあります。子どもたちに「片付けをしてね」とは伝えませんが、私たちが片付ける姿をしっかりと見ています。
幼児さんは、様々なおもちゃの中から自分の遊びたいこと、作りたいものを選びます。そこに、最低限のルールはありますが、説明書はありません。子どもたちがやりたいことをするために、しっかりとサポートし、遊びの先に壮大な作品が形として現れます。そこで生まれた想像力・忍耐力・集中力が「生きる力」となっていきます。