【2025年版】2月のおたより・園だより・クラスだよりの文例ガイドライン

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2025.1.28

【2025年版】2月のおたより・園だより・クラスだよりの文例ガイドライン

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2月は一年のなかでも寒さが厳しく、子どもたちは暖かい春が待ち遠しい時期ですね。一方で、節分やお遊戯会、生活発表会といった行事が重なり、保育園では何かとイベントが盛りだくさん。

この時期だからこそ、子どもたちが元気に冬ならではの遊びを楽しむ様子や、保育園で大切にしている健康管理への取り組みなどを、保護者へしっかりと伝えたいですね。

ここでは「季節のあいさつ」「行事」「子どもの姿」「保護者へのお願い」など、シーン別の文例をまとめました。

必要に応じて組み合わせたり、文言を調整したりしながらご活用ください。

◆ 短めの書き出し・あいさつ文例

<季節感を取り入れた文例>

1)
「暦の上では春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続きますね。子どもたちは冷たい風にも負けず、毎日元気いっぱいに過ごしています。」
2)
「2月に入り、冬の寒さもピークを迎えています。園庭に降り積もった雪を見つけて大喜びする子どもたちの姿がとてもたくましく感じられます。」
3)
「立春を迎えてもなお、冷たい空気に包まれる日が続きます。それでも子どもたちの明るい笑い声を聞くと、身体の中から温まる気持ちになりますね。」
4)
「寒い朝の登園時間、白い息を吐きながら駆け寄ってくる子どもたち。春が待ち遠しいこの時期ですが、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。」

<年度末を意識した文例>

5)
「今年度も残り2カ月を切りました。今のクラスで過ごせる日々もあとわずかですが、子どもたちひとりひとりとの時間をいっそう大切にしていきたいです。」
6)
「進級や卒園の足音が近づき、少しずつ新年度への準備が始まる季節となりました。『あと少しでお兄さん(お姉さん)クラスだね』と張り切る姿もかわいらしいです。残りの時間を笑顔で過ごしたいですね。」

◆ 長めの書き出し・あいさつ文例

1)
「外は風が冷たく、吐く息も白くなる季節ですが、子どもたちは元気いっぱい。先日の雪の日には、感触を楽しむように雪を触り、雪合戦や雪だるま作りに大はしゃぎしていました。寒い冬ならではの遊びを存分に楽しみながら、新しい季節の訪れを心待ちにしたいと思います。」
2)
「2月といえば節分、そして暦の上で春に近づく立春があります。保育園では子どもたちと手作りの鬼のお面を作り、『鬼は外!福は内!』と豆まきごっこをして楽しんでいます。季節の行事を大切にしながら、子どもたちの心や身体が丈夫に育つように見守っていきます。」
3)
「早いもので、今年度も残り2カ月となりました。『あと〇回寝たら〇〇組さん!』と、ひと足早く進級を楽しみにしている子もいれば、『今のクラスを出るのがちょっぴり寂しい…』という子もいます。一人ひとりの気持ちに寄り添いながら残りの日々を丁寧に過ごし、たくさんの思い出をつくっていきたいと思います。」
4)
「まだまだ寒い日が続きますが、日差しが少しずつ春めいてきたようにも感じます。そんななか、子どもたちの間ではお遊戯会(生活発表会)の話題で大盛りあがり!『おうちの人にカッコイイところを見てもらうんだ』と意気込んでいます。本番での子どもたちの成長した姿を、ぜひ楽しみにしていてくださいね。」

◆ 子どもの姿を伝える文例

<乳児クラス(0歳~2歳)>

・「節分の鬼に初対面した子どもたち。『これは何だろう?』と目をまん丸にしている子、保育者にしがみついてちょっぴり涙が出た子など、さまざまな反応を見せてくれました。新鮮な体験は子どもたちの大きな刺激になったようです。」

・「冷たい雪にふれると、はじめは驚いていた子どもたちも、慣れてくると大喜びで触ったり感触を楽しんだりしていました。泣いたり笑ったりのさまざまな表情から、しっかり冬の季節を感じ取っているのだなと実感しています。」

<幼児クラス(3歳~5歳)>

・「節分ごっこでは、『おうちにいる泣き虫鬼をやっつける!』と意気込む子どもたち。ちょっぴり怖そうにしながらも勇気を出して豆(新聞紙ボール)を投げ、見事に鬼を退治してくれました。」

・「お遊戯会(生活発表会)の練習が始まっています。セリフやダンスの振り付けを一生懸命覚えようとする姿はとても真剣! 失敗しても『もう一回!』とチャレンジする力強さに、子どもたちの成長を感じます。」

・「近ごろは進級や卒園を意識しているのか、『こんなことにも挑戦してみたい!』という声が増えてきました。一人ひとりのやる気を大切に受け止めながら、今月も元気に活動していきたいと思います。」

◆ 行事・イベントにまつわる文例

<節分>

・「2月3日は節分。園でも『鬼のお面づくり』や『豆まき』を行いました。投げる豆のかわりに新聞紙を丸めたボールを使うなど、安全面にも配慮して楽しく豆まきを楽しみましたよ。鬼役の先生が登場すると、泣き出す子もいれば勇敢に立ち向かう子も。おうちでもぜひ、季節の行事の話題で盛り上がってみてくださいね。」

<お遊戯会・生活発表会>

・「2月◯日には、お遊戯会(生活発表会)を予定しています。子どもたちは『お家の人にかっこいいところを見せたい!』と気合い十分! 日々の練習の中でも成長の姿がたくさん見られます。本番も温かく見守っていただけると嬉しいです。」

<バレンタイン>

・「2月14日はバレンタインデー。『誰にチョコレートをあげるの?』と聞くと、『パパ!』『ママ!』と教えてくれる子どもたちもいます。園ではチョコレートの持ち込みはできないため、かわりに紙や粘土で“チョコレートづくりごっこ”を楽しみました。」

 ◆ 保護者に伝えたいこと・お願いの文例

<健康管理・感染症予防>

・「今年は暖冬(または寒冬)といわれていますが、朝晩の冷え込みはまだまだ厳しいですね。インフルエンザや風邪も流行りやすい季節です。こまめな手洗い・うがい・室内の加湿を心がけ、ご家庭でも体調管理にお気をつけください。また、お子さんの体調で気になることがありましたら、いつでもご相談ください。」

<進級・卒園に向けた懇談会・面談>

・「来月には、進級・卒園を前にした懇談会を予定しています。子どもたちのこの1年間の成長を振り返ると共に、クラス替えや就学に向けてのご不安などがありましたら、ぜひお話いただければと思います。日程や詳細は掲示板・お便りにてお知らせしますので、ご確認ください。」

<持ち物の再確認>

・「寒い時期はトイレが近くなる子も多く、パンツやズボン、靴下の替えが必要になる場合があります。また、着替え袋の記名・サイズのチェックもあわせてお願いいたします。」

<SNSへの写真投稿>

・「行事などでお子さんの写真を撮る機会も増えますが、園内や行事で撮影した写真・動画について、SNSへのアップロードはご遠慮いただいております。お友だちや保護者の方々のプライバシー保護のためにも、ご理解とご協力をお願いいたします。」

◆ 食育・給食にまつわる文例

・「節分といえば“豆まき”ですが、実は大豆は『畑の肉』と呼ばれるほど栄養価の高い食材です。給食でも大豆製品を積極的に取り入れ、子どもたちにも『大豆パワーで元気100倍!』と繰り返し伝えていますので、ご家庭でもぜひ大豆・豆腐・納豆などを活用してみてくださいね。」

・「2月に入り、外気が冷え込む中でも子どもたちはよく動き、食欲も旺盛です。給食では季節の野菜(ホウレンソウやカブ、大根など)を使った温かいメニューを取り入れ、身体の中からぽかぽかと温まるように工夫しています。」

◆ 締めの文例・ひとこと

1)
「まだまだ寒い日が続きますが、子どもたちと力を合わせて元気に乗り切りたいと思います。ご家族の皆さまも体調にはお気をつけてお過ごしください。」
2)
「おかげさまで、今月も子どもたちの笑顔あふれる園生活を送ることができました。行事が続きますが、どうぞ引き続きご協力をお願いいたします。」
3)
「今年度もあとわずかとなりましたが、一人ひとりが次のステップに自信をもって進めるよう、残りの時間を大切に過ごしていきたいと思います。」
4)
「豆まきで悪い鬼を追い払い、たくさんの福が訪れますように。元気な子どもたちの笑顔とともに、2月も乗り切っていきましょう!」

 ◆ ちょっと使える“雑学ネタ”

2月11日は「建国記念の日」
日本ができたことをお祝いする日ですが、「の」が入る正式名称は実は大きなポイント。由来や日本について子どもたちと調べてみるのも面白いですね。

2月14日の「バレンタインデー」
日本ではチョコレートを贈る風習がありますが、海外では男女問わずカードや花束を贈り合う文化も。保育園で子どもたちにアレルギーや虫歯リスクを配慮する必要がある場合は、紙で“チョコレートづくりごっこ”などを楽しむのもよいですね。

2月22日は「猫の日」
「にゃんにゃんにゃん」の語呂合わせが由来。猫の写真絵本や猫の童謡などをテーマに取り入れて盛り上がる遊びをするのも楽しいかもしれません。

 ◆ おわりに

2月のおたよりでは、寒さのなかでも元気に過ごす子どもたちの姿や、節分・お遊戯会(生活発表会)など季節感のある行事について伝えていくと、読みごたえのある内容になります。

あわせて、体調管理の呼びかけや行事のルール、年度末に向けての準備など、必要なお知らせもわかりやすくまとめてあげると、保護者の安心感につながります。

おたよりの最後には、締めのひとことやささやかな豆知識を入れて、思わずクスッと笑顔になれるような工夫をしてみてくださいね。充実した2月を過ごせるよう、参考にしていただければ幸いです。

 

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