先生たちもピアノが得意だったり、生き物が好きだったり、工作が得意であったり…、と、“得意”を存分に発揮して、自分らしい保育の強みを前面に出してもらいたいと考えています。先生たちも、お互いが支え合いながら、補完しながらチームとしての保育の質を高めていく、そんな園組織づくりを目指しています。
一斉の保育活動はもちろん毎日ありますが、基本は、やはり、子どもたち主体のあそびです。遊びへの欲求が次から次へと湧いてくるためにはどうしたら良いか?日々の生き生きとした環境づくりを模索しています。
自分たちのねらいや思惑とおりに、子どもたちの心や気持ちが動かないことは、日常茶飯事です。先生→子どもへ一方的に教えたり、与えたりするのではなく、子ども⇔子どもに遊びのタネがあったり、子ども⇔先生の関係性の中に、遊びのきっかけがあったりします。そんな遊びのタネや、きっかけを先生たちは敏感に拾い上げ、遊びにそれとなく埋めこむことで、子どもたちがより充実した遊びを展開できるようになります。
そんな、“一方的“でも”待つ“だけでもない保育スタンスを持って、日々、子どもたちと関わってもらいたいと考えています。