楽しいから好き!が合い言葉。子ども達も保護者も通いたくなる幼稚園を目指して。
幼稚園や保育園の三大行事は「運動会」「製作展」「発表会」です。
これらの行事によって、園の保育内容、教育方針が顕著に分かると言っても過言ではありません。
教育、指導という名の元で子ども達のロボット化・下請け化が当然のように行なわれています。
子ども達の「やりたい!」の思いを無視した活動では、運動会や発表会で保護者の前で「日頃の成果」を披露する子ども達は遠隔操作のロボットではないでしょうか?
また、飾りたてられた製作展では、指導者が子どもの負担や出来映えの差異を気にするあまり、準備周到のパーツを組み立てるだけであったり、描けなかったら放課後手を加えることもあります。
行事は単に「日頃の成果」を見て頂くものではなく、「子どもの成長」を保護者の方と指導者が共に喜ぶ機会なはずです。
私達は三大行事の前に自由参観を設けて、子ども達の活動過程を見て頂きます。これらが可能なのは、子ども達自身が、その活動を楽しんで取り組んでいるからです。子ども達の思いを無視して行事まで突っ走ったら、子ども達も指導者も、行事が終わったらその活動自体を楽しめなくて当然です。