設定保育と自由保育の違いとは?メリット・デメリットについて

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2023.8.8

設定保育と自由保育の違いとは?メリット・デメリットについて

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認定保育と自由保育という、二つの保育の形を耳にしたことがありませんか?

「名前は聞いたことがあるけれど、詳しく説明することはできない」、「違いがよくわかっていない」という人もいるのではないでしょうか。

そこで、改めてふたつの保育について、違いとともに詳しく紹介していきましょう。

設定保育(一斉保育)とは?


設定保育とは、あらかじめ保育士がどのような保育を行っていくのか決め、設定した指導案に基づいて保育士が率先して子どもたちを指導する保育の形です。

「一時保育」とも呼ばれますが、内容はどちらも同じです。

設定保育では、どのような指導にあたるか見通した「指導案」が必要不可欠となります。

指導案には長期的なものと短期的なものがあり、必要に応じて使い分けることが一般的です。

入園時から卒園までまとめて一度に指導案を立てて、それで終わりということはありません。

日々成長していく子どもたちの発達に合わせ、柔軟に内容を変えながら指導案を立てていくことが重要となります。

指導案には設定時間、指導の目的、また子どもがどのような反応を見せるかといった予想まで、綿密に立てていきます。

保育施設によって、少人数ごとに指導案を作るケースもあれば、保育園全体の動きをしっかり見通して作られるケースもあります。

設定保育を行うメリットとデメリット

設定保育のメリットは、なんといっても最初に保育士が子どもたちがすべきことの見通しを立てられることにあります。

その都度「どんな遊びをすればいいだろう?」、「なにをすれば子どものためになるだろう?」と考えすぎてしまうと、効果的な対応ができなかったり、しかるべきタイミングを逃してしまったりすることもあるでしょう。

しかし最初にきちんと計画を立て、同時に目標を掲げることによって、何をすべきか悩むことなく自信をもって指導に当たることができます。

子どもとしても、先生に声をかけてもらえれば施設内でなにをすればいいかわからず不安になってしまうことがありません。

そして子どもたちのメリットとしては、指導案に従い集団で行動する機会が増え、協調性をはぐくみやすくなります。

人と一緒に遊ぶ機会が増えれば、譲り合いや忍耐についても学べるようになるでしょう。

一方でデメリットとしては、子どもが自由に遊べる時間が少なくなってしまう点が挙げられます。

保育士の指示ありきの生活が当たり前になると、自ら進んで自由な発想をするのではなく「先生の言うことを聞く」という姿勢ばかりが身についてしまう可能性もあります。

豊かな発想で遊びたい子の場合は特に、苦痛に感じられることもあるでしょう。

先生は子どもたち一人ひとりにしっかり目を配らせ、自主性も意識しながら指導に当たることが重要となります。

自由保育とは?


それに対し自由保育とは、保育士が主体となって指導していくのではなく、あくまで子どもたちの自主性を重んじる保育です。

自由保育では、保育士はまず適切な環境設定を行います。

ケガや事故が起こりそうな危険な場所がないか確認し、それらを避けて自由に遊べる空間を作りましょう。

あとは、実際に子どもたちに入ってもらい、想像力の赴くままに遊んでもらいます。

設定保育のように「今日はみんなでこの遊びをしましょう」と先生が先導するのではなく、子どもたちが好きなタイミングで好きな遊びを行います。

子どもによって、興味を持つ対象や遊び方は異なりますから、保育士はそれらを尊重しながら見守りましょう。

自由保育のメリット・デメリット


自由保育のメリットとして、子どもの自由な発想力や自主性が伸ばせる点が挙げられます。

それぞれに自分で遊び方やルールを考えながら時間と場所を作っていくので、子どもの数だけ自由な発想が出てくるでしょう。

お互いにルールや遊び方を共有しながら遊んでいくことになるため、子ども同士もより密接に関わりやすくなります。

保育士から「こうするんだよ」と教えられるのとは違い、子ども同士で決まりを作り、協力し、遊びに参加し合うので、同年代の子たちとのコミュニケーションの仕方も学んでいくでしょう。

自由に遊べる環境は、自分の好きなこと・関心のあることにとことん打ち込めるのもポイントです。

一方でデメリットとしては、保育士の介入が少なくなる分どうしても子ども同士のトラブルが起きやすくなることが挙げられます。

ひどく言い合ったり、叩いたりといった子どもたちのトラブルがあれば、保護者さんとも連携を取りながら対処しなければいけません。

保育士の目が届かないところでトラブルがあれば、保護者から責任問題を問われてしまうこともあるでしょう。

また、集団行動に慣れない子がいると、いつも一人でいる……という状態にもなりかねません。

状況をみながら声かけをして、子どもたちがお互いを誘い合って遊びやすくなるように気を配りましょう。

まとめ

保育士がきちんと指導案を練り、それに基づいて指導を行う「設定保育」と、子どもたちの自主性を重んじて自由に遊べる環境を構築する「自由保育」。

それぞれに特徴が異なり、どちらにもメリット・デメリットがあるからこそ、保育士は状況に応じて指導に当たらなければいけません。

子どもたち一人ひとりの状態をよく見極め、しっかり見守りながらサポートを行いましょう。

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