正社員の保育士は仕事が厳しい!きつい、つらいと感じてしまったときに考えてみたいこと

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2024.5.20

正社員の保育士は仕事が厳しい!きつい、つらいと感じてしまったときに考えてみたいこと

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現在、正社員として働いている保育士さんの中には「仕事がつらくて大変」と感じている人も多いのではないでしょうか。

なぜ正社員の保育士はつらい思いをしやすいのか、原因と対処法について解説していきます。

保育士としての仕事が大変だと感じているときには、ぜひ参考にしてくださいね。

正社員で働く保育士は仕事がきついって本当?

保育士の仕事と聞いて「忙しい」「激務」「大変」とイメージする人も多いのではないでしょうか。

保育士といっても働き方はさまざまあり、パートやアルバイトの保育士であれば、あくまでサポート業務がメインとなり、そこまで厳しい仕事にはなりません。

また、クラス担任制度のない施設であれば、毎日の業務も比較的穏やかにこなせるでしょう。

ところが正社員の保育士で、担任を受け持つようなケースではどうしても保育士一人に対する負担が大きくなってしまうでしょう。

クラス担任になると、責任が増すだけでなく単純に業務量も増えます。

その中で子ども一人ひとりと向き合い、さらに保護者との関わりもあるとなると、やはり「きつい」「つらい」と感じやすくなります。

正社員の保育士はなぜ大変な思いをする?

正社員の保育士が「つらい」と感じやすい理由のひとつとして、やはり人手不足問題は避けて通れません。

年々、保育環境の見直しが行われているといえど、やはりまだまだ全国的に保育施設は人手不足の傾向にあります。

保育施設は、預かる子どもの人数に対して配置しなければいけない保育士の数が定められています。

そのためまずは「配置基準を満たすために保育士を獲得する」というハードルが一つあります。

その上でさらに「基準を満たしただけでは手が回らずうまく仕事を割り振らなければいけない」というハードルもあります。

うまく対応するために、サービス残業をしたり持ち帰りの仕事をしたりする保育士も少なくありません。

こうした点から、正社員の保育士が大変な思いをしやすくなるのです。

また、業務量や責任の重さに対して待遇が低いことが多いのも、正社員の保育士が大変な思いをしやすいポイントです。

こちらも年々、自治体による処遇改善などを経て改善されてきています。

しかしすべての保育施設で、全員に対し適用されているわけではないので、不満につながりやすいでしょう。

正社員の保育士が悩んだとき施設内でできること

正社員の保育士が「仕事がきつい!」と感じたときには、まずは周囲の人に相談してみましょう。

同僚の保育士や先輩保育士などに相談し、悩みを打ち明けてみることで改善を目指せるかもしれません。

また、可能であれば上司や園長などに打ち明けてみることもおすすめします。

待遇や労働環境などの根本的な話は、保育士同士で話すだけではなかなか解決しないかもしれません。

運営に携わっている立場の人へ訴えかけることで、根本から環境の見直しができるようになるでしょう。

もちろん、上司に打ち明けたからと言って必ず問題解決になるというわけではありませんが、同じ職場内で悩みを共有できることがまず大切です。

正社員の保育士がつらい状況から抜け出す方法

正社員の保育士が「現状を変えたい!」と考えた時には、負担を軽減するために「どうしたいか」について考えてみましょう。

そして、上司や園長に新たな提案を持ちかけてみるのも良いでしょう。

前述のように、悩みを相談することも自分の抱えるつらさを知ってもらうための第一歩となりますが、「そうなんだね」と耳を傾けてもらって終わりになる可能性もあります。

そこで具体的に「今、このようなことが負担なので、こうできたら幸いなのですが」と提案してみましょう。

例えば、一人で行うのが難しい仕事があれば「この仕事を他の先生にサポートしてもらいたい」というように、正直に打ち明けてみるのもいいかもしれません。

また「デジタル化すればすぐに済む作業をアナログで行っているため時間がかかっている」という場合には、デジタル化を提案するのもいいでしょう。

このような提案がきっかけで、施設全体の環境改善につながるかもしれません。

また、上司には相談しにくいのであればスーパーバイザーなどに伝えてみるのも手です。

派遣保育士ならば、派遣会社へ自分の気持ちを訴えることで、施設との間に入って仲介してもらえるでしょう。

働き方に悩んだら転職を考えるのもおすすめ

これらの工夫を取り入れたとしても、やっぱり「正社員の保育士はつらい!」と感じてしまうかもしれません。

その時には転職を視野に入れることも検討しましょう。

「保育施設は、どこも似たような労働環境だろう」と考えている保育士も多いと思いますが、実際は保育施設によって労働環境はそれぞれ違います。

労働時間、業務量、給与、福利厚生、残業の有無など、働く上ではあらゆるポイントが気になりますよね。

これらについて「自分はどのような条件が理想なのか」をよく考え、理想の職場を探してみましょう。

求人情報をしっかりチェックしていくと、「保育施設とはこういうもの」「保育士の仕事はこういうもの」というイメージが大きく変わるかもしれません。

まとめ

保育士の仕事は激務と言われやすく、正社員となると責任も業務量も大きなものになります。

特に人手不足の施設では、一人の保育士が抱える仕事が多くなり、その分保育士一人ひとりが「つらい」と感じやすくなるものです。

一人で抱え込むのではなく、周囲の人へ相談したり、施設に改善策を提案したりするほか、必要に応じて転職も検討しながらより良い環境を目指しましょう。

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