ちひろ先生:派遣の先生インタビュー

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2023.11.6

ちひろ先生:派遣の先生インタビュー

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ちひろ先生

派遣保育士歴:8年目
愛知県名古屋市 保育園勤務

#相談できる存在がほしい
#心に余裕を持つ働き方
#保護者からの手紙がお守り

今はどんな働き方ですか?

大学を卒業後、正職員として2つの保育園に勤務した後、ベルサンテさんで派遣保育士のキャリアをスタートしました。

派遣保育士歴は今年で8年目。現在は無期雇用として働き、2歳児クラスを担当しています。

小学校低学年の頃から保育士になるのが夢だった

初めて保育士になりたいと思ったのは、小学校2~3年生の頃ですね。親や先生に「将来は保育士になる!」と公言していました。

ただ、これといった理由があるわけではなく、自然とそう思うようになった感じです。

思い当たるとしたら、小学校に入ってすぐ、病気を患って1年間ほど入院をしていたのですが、そのときに小児病棟に入院している色んな年齢の子たちと触れ合った経験が、保育士を目指すひとつのきっかけになったのかもしれません。

高校卒業後の進路を決めるときも、迷いなく大学の保育科を選びました。

当時から今に至るまで、保育士以外の仕事を考えたことは一度もないんです。

子どもと関わるのが好きだからというのはもちろんありますが、一度決めたことを簡単に曲げない性格は「自分の意思を大事にしろ」という父の教えが影響しているように思います。

ずっと夢みてきたからこそ、葛藤や挫折も……

保育科の大学に進んで「憧れの保育士になるぞ!」と意気込んでいたものの、現実はそう甘くはなく……。

実習などを積み重ねていくなかで、保育という仕事の大変さを実感して「私にできるのかな……」と不安を抱くようになりました。

大学卒業後に正職員として保育現場で働き始めてからも、正直ずっと悩んでいました。

就職した園では、小規模保育施設ならではの雰囲気にすぐに馴染むことが難しく、1年半勤務させていただいて退職。

2園目は、前園とは反対に大規模保育園で働かせてもらいました。

ここでは書類の書き方や、異年齢保育での子どもとの関わり方、預かり保育で責任者を務めたり、保育のあらゆる面をぎゅっと学ばせていただきました。

「相談できる存在がほしい」と派遣の働き方にシフト

2園目では6年半色んなことを経験して、充実した面もあったのですが正直にいうと人間関係で悩むこともあったんですよね。

自分の心と向き合ったときに、別の環境を模索しようとなって、色々調べていたときに「派遣保育士」という働き方を知りました。

もともと派遣という働き方が保育業界にあることも知らなかったのですが、調べていくうちに「自分の性格に合っているかもしれない」と思いました。

私は、いろいろと考え込んでしまうタイプです。一人になるとつい悶々と悩んでしまうことも多いので、 “相談できる存在がほしかった” という気持ちがありました。

実際に、今こうして派遣として働いていますが “サポートしてくれる存在がいる” と思いながら働けるのは、かなり心が楽になっていますね。

ベルサンテを選んだのは「安心」と「共感」

私の場合「派遣で働きたい」という気持ちが先にあり、そこから派遣会社を探し始めたという流れです。いくつかの派遣会社に登録をして、唯一お話を伺ったのがベルサンテさんでした。

ベルサンテさんの第一印象としてパッと浮かぶ言葉は「安心」。

最初に電話で話したときに、ずっと抱えてきた仕事の悩みを吐き出したんです。そうしたら、担当者の方が、ただただ共感しながら話を聞いてくださって。

それがすごく嬉しくて、聞いてもらえるだけでこんなに気持ちが楽になるんだ、と。

それまでずっと「こんなことを思っているのは自分だけなんじゃないか……」と自分の気持ちを飲み込んでいたので、ここなら安心して働けると思ってベルサンテさんを選びました。

心に余裕がうまれて、保育がさらに楽しくなった

正職員から派遣に働き方を変えて思ったのは、「“子どもと関わる” という点ではどちらも同じ」ということです。

確かに、派遣はサポートがメインになるので、役割的に正職員とは異なります。

だからといってこれまでの経験が無駄になるわけではなく、これまでの経験を活かしながら主となる先生のサポートができるのは、私にとって “楽しく働く” ことの軸になっています。

正職員のときは仕事を家に持ち帰ることも多かったのですが、今ではそれもなくなり、オンとオフの切り替えがちゃんとできるようになったのは嬉しい変化でした。

そのおかげで気持ちに余裕がうまれて、これまで以上に心からの笑顔で子どもたちと関われる機会が増えたかなと思っています。

「やっぱり、保育っていいな」と思わせてくれた出来事

これまでの保育士人生を振り返ると、大変なこともありましたが、涙がでるほど嬉しい出来事もありました。

とくに印象深い思い出は、前に勤めていた保育園を退職するときに、0〜2歳まで担当していた女の子のお母さんからお手紙をいただいたこと。

その女の子は私によく懐いてくれていて、お母さんともお迎えのときによくお話をさせていただいていました。

辞めることを伝えたときは「寂しくなりますね」という軽いやり取りだけでしたが、後日、いただいたお手紙を開いてびっくり。

「間違いなくあなたは、娘の第二の母親でした」

という言葉に、思わず大泣き。もう保育士は辞められない、って思いましたね。

このときにいただいたお手紙は、ふとした瞬間に目に入るように、お財布の中にしまっています。いつも私に寄り添ってくれるようなお守りみたいな存在です。

保育士を長く続ける秘訣は、オン・オフの切り替え

正社員の頃を含めると、保育士になって16年が経ちました。

仕事もプライベートもどっちも楽しみたいので、それぞれの切り替えを大事にすることも、楽しく働くための秘訣。

とくに、月1ペースで開催している中学時代からの友人たちとの女子会は、気持ちのリフレッシュにつながっています。

一人になると悩み込んでしまう性格だからこそ、気の許せる友人はありがたい存在です。

独身、既婚、子持ちとそれぞれ環境も違う者同士だからこそ、何でも気楽に話せます。尊敬し、刺激し合える貴重な仲間です。

先日ベルサンテさんから永続勤務者表彰としていただいたスタバのギフトカードも早速女子会で使わせていただいて、嬉しかったです。

派遣保育士歴8年目の今「自分らしく働けています」

保育の仕事をしていてとくに楽しいと感じるのは「子どもの笑顔を見た瞬間」。

一緒に遊んでいるときや、製作したものを嬉しそうに見せに来てくれるとき、キャッキャとはしゃぐとき。

いろんなときに見せる子どもの無邪気な笑顔を見るたびに「子どもの笑顔って最強!」と、私まで楽しい気持ちになります。

私は結婚も子育ても経験がありませんが、保育士だからこそできることがある、という思いで、ずっと保育に携わってきました。

これからも子どもたちの笑顔をたくさん見ていたいので、その気持ちだけは忘れずに、今後もずっとわたし自身も笑顔で保育士を続けていきたいです。

大切にしている言葉は?

「なるようになる」

どれだけ迷っても、悪いほう良いほうのどちらに転ぶかはわからない。どっちに転んだとしても次の日は来るから、それならば悩み過ぎないようにしよう、というのが私のモットー。

今後も楽しいことを考えて過ごしていきたいです!

【編集後記 fromちひろ先生担当の保育コンシェルジュより】

ベルサンテ歴8年、気づけばこんなに長く勤務してくださっていることに大変感謝しております。

ちひろ先生はいつも明るく接してくださり、お電話や保育園でお会いする度いつも元気をもらっています。

ご勤務頂いている法人の園長先生から「ちひろ先生がいないことは考えられない。」「これからも当たり前のように園にいてほしい。」とよく言われるんです。

現場の先生たちから、「ちひろ先生がいるので楽しいです!」という声を聞いたこともあります。先生の毎日の頑張りが信頼に繋がっていますね。本当にすごい!

新しい後輩の派遣保育士さんも「困ったことがあったらちひろ先生に聞きますね!」ととても頼りさせてもらっているようです。

ちひろ先生に助けられている方がたくさんいます!もちろん私もその一人です(笑)。

私の想いは「これからも当たり前のようにベルサンテの先生でいてほしい」困ったことがあれば必ず相談してください。ずっと助けてくれている先生だからこそ絶対に力になります。

これからも明るく!楽しく!保育士を楽しんでくださいね!

from 保育コンシェルジ oishi

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インタビュー・構成 ・文 : 野間直樹
文 : 堀池恵美
写真 : 石原結香

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