(育児担当制:乳児)
乳児クラスでは担当制を導入して、一人の保育教諭が数名の子どもを1年間、子どもと丁寧に関わるように取り組んでいます。こどもの生活パターンや月齢などを配慮して担当グループを分けますが、それぞれの保育教諭が担当以外の子どもを見ないわけではありません。より深く担当の子どもの気持ちを理解したうえで、担任同士が連携を取りながら良い保育環境に導きます。そして、こどもと保育教諭の信頼関係がぐっと深いものになります。
(縦割り保育:幼児)
3・4・5歳の異年齢の子ども達が、同じ保育室で生活や遊びをしながら共に過ごしています。コーナー保育ではいくつかの遊びをコーナーごとに設け自己選択・自己決定をしながら自主性を育てています。
(プロジェクト:テーマ保育)
子どもにとって身近な「もの」「事柄」をテーマにとりあげて、それを1ヵ月程かけて日々の遊びや生活などの場面でつなげて活かしていきます。3・4・5歳と、それぞれの年齢に応じたねらいのもと3年間繰り返し経験することで「わくわくするね」「やってみたい」と期待・チャレンジが芽生え「これってどうなっているの?」「こんなことも出来るんだ」と疑問・発見が生まれます。これが「遊び=学び」になり、このような心の動きを経験させるためにテーマを使います。