2020.10.24
保育士が抱えやすいストレスとは?注意したい内容と対処法・改善策案!
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保育士として働いていると、知らずしらずのあいだにストレスを抱えてしまいやすいものです。
ストレスや悩みの自覚がなくとも、最近あまり眠れない、朝起きられない、休みの日も動けない、食欲がないといった症状に心当たりはありませんか?
心身の限界を迎えてしまう前に、ストレスチェックをした上でできるかぎり解決を目指しましょう。
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保育士が「ちょっと疲れた」と思ったら……
保育士として働いていて「ちょっと疲れた」、「身体が思うように動かない」、「気分が落ち込んでしまう」ということはありませんか?
少し休んですぐに回復すればいいのですが、休んでもなかなか良くならないのであれば、知らずしらずのうちに無理をしている可能性があります。
「このくらい、普通のはずだから」、「ほかの保育士さんはもっとがんばっているから」…。
そんな風に自分を鼓舞しすぎていませんか?
限界を迎えてしまわないためには日ごろから自分の状態をよくチェックしながら、ストレスを溜めていないか省みることが大切です。
そして、少しでも心当たりがあれば自分を癒す時間を作り、気になる問題があれば解決を目指しましょう。
「そんなに簡単に、仕事の問題を解決することはできない!」と思うのなら、思い切って環境を変えることも大切です。
転職することでストレスから解放され、心身の健康を取り戻せるケースは少なくありません。
保育士のストレス1:人間関係のストレス
保育士は仕事上、毎日子どもから大人まで多くの人とかかわりあわなければいけません。
子どもとのコミュニケーションがうまくいかなかったり、保護者の方との信頼関係をうまく築けなかったりと悩むことは多いのではないでしょうか。
さらに、保育士間の人間関係や園長との関係がうまくいかないケースもあります。
保育士の数が多い場合は派閥があったり、先輩から後輩へのいじめがあったりする施設もあるようです。
保育士のキャリアや年齢がばらばらな場合は特に、それぞれの仕事に対する考え方が違って対立することもあるでしょう。
園長とのそりが合わないケースでは、パワハラなどの問題にも発展しかねません。
保育士に限らずどこの職場でもあることですが、あまりにひどければ環境を変えることが解決策となるでしょう。
ストレス2:保護者対応のストレス
子どもを預かる上で避けて通れないのが保護者対応ですが、「我慢しなきゃ」と強く思いすぎていませんか?
理解のある保護者ならいいのですが、理不尽なことを求めたり嫌味を言ってきたりする保護者も少なからず存在します。
保護者と保育士という関係では、どれほど理不尽だと感じてもなかなか反論しづらいものですよね。
だからと言ってあいまいな対応を続けていると要求がますますエスカレートする可能性もあります。
可能であれば、先輩保育士や園長の後ろ盾もある中で、自分の意見をしっかり保護者へ伝えることも大切です。
ストレス3:激務によるストレス
施設によっては「毎日残業するのが普通」、「事務作業の量がかなり多い」、「休日出勤が多い」など、労働環境が苛酷な場合もあります。
保育士のメイン業務である「子どもとふれあう時間」にはやりがいを感じられていても、それ以外の雑務に時間をとられ、苦痛に感じられるかもしれません。
せめて休日にしっかり休める時間があればよいのですが、行事やイベントがあるとそうもいきません。
行事当日はもちろんのこと、それ以外の週末にも準備や練習が行われるケースもあり、なかなか休める時間がないこともあるでしょう。
ほかの保育士がしっかり取り組んでいると「疲れてしまう自分は情けない」と思うかもしれませんが、体力や疲れやすさは一人ひとり違うものですから無理は禁物です。
ストレス4:労働環境に対するストレス
例えば「給与が安い」、「休日休暇が少ない」、「手当がつかないのが不満」など、現在働いている環境に、不満はありませんか?
はじめは納得をしていたつもりでも、実務に当たる中で次第に不満が溜まり、ストレスへつながっていくケースがあります。
園長や先輩保育士から面倒な業務を頼まれたときに「こんなに安い給料で、こんなに大変な仕事までしないといけないの?」と感じてしまえば、働くモチベーションも低下するでしょう。
特に一人暮らしをしている人や、家計を支えていかなければいけないと考えている人にとって労働条件は非常にシビアな問題です。
現在働いている施設に人間関係や立地面などでポジティブな印象を抱いていても、日常生活に苦しさを覚えているのであれば一度見直したほうがよいでしょう。
まとめ
自分で気づいていなくとも、日々の色んな業務から少しずつストレスを受けているものです。
ストレスを感じていることに無自覚なままでいると、知らないあいだに心身がボロボロになってしまう可能性もあります。
健やかに働き続けるためには、必要に応じて環境を変え、転職をしながら自分にあった職場を見つけることも検討してみましょう。