2020.12.23
保育士さんに聞きました!「保育の職場の悩み」&対処法【先輩、後輩、同期との関係どうしてる?】
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今回は、保育士として活躍している皆様へのアンケート企画です。
今回お聞きしたのは、ずばり「保育の職場の悩み」。
皆さんのお悩みの内容を、他の保育士さんが実践している工夫とともにご紹介していきましょう。
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厳しい先輩保育士との関係、どうしてる?
保育の職場のお悩みの中でも多かったのが、先輩保育士にまつわるお悩みです。
例えば「先輩保育士との保育観・保育の仕方が違う」というケースでは、連携が取りづらく困ってしまいますよね。
そんなときの対処法として「職場仲間に相談する」という意見がありました。
自分ひとりで抱えこまずに、色んな人の意見に耳を傾けることで自分の理想とする保育が見えてくるかもしれません。
学べるところは学ぶ、真似したくないところは真似しないというように、いい意味でも悪い意味でも参考にすることで得るものがあるはずです。
また、「先輩保育士に冷たい対応をされる」、「チクチク言葉に悩んでいる」というお悩みも寄せられました。
そんなときの対処法として寄せられたのが「先輩をそういう人と割り切る」というアドバイスです。
先輩保育士との関係作りを頑張るよりも、子どもたちと向き合う時間を優先するほうが保育士として得られるものが多いかもしれません。
チクチク言葉に悩む保育士さんへは「言い方でなく、内容だけを受け止める」というアドバイスもありました。
「どう言われているか」よりも「何を言われているか」に注目することで、受け取る側の気持ちも変わりそうですね。
先輩保育士とのちょっと気まずいタイミング、どうしてる?
相手が仲のいい先輩であっても「休憩中の話題に困り、気まずい雰囲気になってしまう」と悩んでしまう保育士さんもいらっしゃいました。
その場合の工夫として「子どもの話題など共感できる話題を見つけておく」、「持ち物の話題を振る」という意見が寄せられました。
「○○ちゃん、今日はこんなことを言ってましたよ」など、子どもの可愛いエピソードを共有すれば、自然と笑顔になりそうですね。
持ち物を「可愛い!」「素敵!」と褒めることも、距離が近くなるきっかけになります。
自分も声をかけられたときには素直に反応することで、いい関係を築きやすくなるそうですよ。
さらに、施設によっては「先輩に確認してからでないと帰れない」というルールがあり、それが気まずさや居心地の悪さにつながっていることもあるようです。
そんなときは「効率的な仕事ができるよう後輩と分担する」という方法が効果的だと寄せられました。
どうしても大変なときには「ご褒美スイーツなど自分を甘やかす時間を作る」ことで、自分をいたわってあげるのも大切だそうです。
後輩保育士との関係、どうしてる?
後輩保育士にまつわるお悩みは、先輩保育士に対するものとはまた少し違う内容が寄せられました。
例えば「後輩の注意の仕方がわからない」というものです。
注意の仕方は誰もが気を遣うポイントで、間違えると不信感につながり、場合によっては相手が職場を辞めてしまうことにもなりかねず気を遣いますよね。
そんなときは「褒める言葉もつけくわえて注意する」のがいいそう。
「◯◯をやってくれてありがとう!いつも早く気がついてくれて助かります!△△のときには、××もしてくれると有り難いです」というように、褒める言葉も添えれば受け取り方も変わるはずです。
さらに注意するタイミングだけでなく「日常的に良いところを伝えている」という保育士さんもいました。
日頃から信頼関係を築くことで「注意された=苦手な先輩」と思われにくくなりそうですよね。
年上の後輩というちょっと気を遣う相手がいる保育士さんからは、接し方がますますわからず悩んでいるというお悩みも寄せられました。
そんなときの工夫として挙げられたのは「最良の伝え方を考える」という方法です。
「年齢は関係なく間違っていればどんどん注意してほしい」という人も、「すごく歳の離れた人からの言葉はどうしても生意気に聞こえてしまう」という人もいるからこそ、色んな伝え方を試してみたいですよね。
伝え方の工夫を実践している保育士さんは、「良い方法や関わり方に気付けたときは嬉しいです!」とも語っていましたよ。
同期の保育士とこんなとき、どうしてる?
同期の保育士ならではの「保育士への注意役を押し付けられる」というお悩みには「仲介して伝える」のが大切だという意見がありました。
周りの保育士もフラストレーションが溜まっている場合、保育士同士の関わり合いの中できつい言葉や態度が出てしまうものです。
先回りして、なるべく優しく注意してあげることによって同期の厳しい目から守ってあげることができるかもしれません。
さらに、「同期に無視される」というお悩みを抱えている保育士さんもいました。
寄せられた工夫は「一生懸命頑張っていれば気づいてもらえると信じて、友人と励まし合いながら頑張っています」というもの。
大切なのはやはり子どもを思う気持ちや向き合う姿勢だからこそ、自分の信じるものを見失わず仕事に向き合ううちに認められるようになるかもしれません。
まとめ
協力して仕事を進めていく必要がある保育士だからこそ、トラブルや衝突は避けて通れません。
先輩、後輩、同期それぞれに起こりやすいトラブルは違いますが、ほかの保育士さんが実践している工夫を参考にしてみてはいかがでしょうか。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!