保育士派遣で公立保育園に勤務するメリットと関西での求人の探し方

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2025.12.18

保育士派遣で公立保育園に勤務するメリットと関西での求人の探し方

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「もっと子どもと向き合いたいのに、書類や行事準備に追われて時間が足りない」
「公立保育園の安定した環境には憧れるけれど、今から公務員試験の勉強をするのは現実的ではない」

日々、現場で懸命に保育と向き合う中で、このような葛藤を抱えていませんか。特に私立園での激務に疲弊し、キャリアの曲がり角を感じている方にとって、「公立保育園」という選択肢は魅力的に映る一方で、非常に遠い存在に思えるかもしれません。

しかし、公務員試験を受けずとも、公立保育園の恵まれた環境で働く方法は存在します。それが「派遣保育士」として公立園に勤務するという選択です。

この記事では、私たち関西エリアの保育情報に精通した「ほいコレ」が、以下の点について詳しく解説します。

  • 公務員試験を受けずに公立保育園で働く具体的な仕組み
  • なぜ派遣保育士なら残業ほぼゼロで高待遇が叶うのか
  • 大阪、兵庫、京都など関西エリア特有の公立求人の動向
  • 一般には出回りにくい公立求人を確実に見つける方法

私たちが日々サポートさせていただいている保育士さんの中にも、この働き方を選んで「保育がまた楽しくなった」と笑顔を取り戻された方が大勢いらっしゃいます。

この記事を読み終える頃には、あなたの中に「公立×派遣」という新しいキャリアの選択肢が明確にイメージできているはずです。

免責事項
本記事は信頼できる公的情報や市場データに基づいて作成されていますが、各自治体の最新の募集状況や労働条件を保証するものではありません。具体的な求人内容は、必ず最新の募集要項をご確認ください。

保育士派遣で公立保育園に勤務する働き方の特徴と私立との違い

公立保育園といえば「公務員」というイメージが強いですが、現在の保育現場は大きく様変わりしています。まずは、派遣保育士として公立園で働くことの法的な位置づけや、他の雇用形態との違いについて、正確に理解しておきましょう。

公務員試験を受けずに公立保育園の現場で働ける点が最大の特徴

「公立保育園で働くには、倍率の高い公務員試験に合格しなければならない」

多くの方が抱いているこの認識は、半分正解で半分は過去のものです。
現在、自治体の財政事情や働き方改革の影響により、公立保育所の運営において正規職員以外の活用が急速に進んでいます。公立保育所における正規職員の割合は減少傾向にあり、現場は多くの非正規職員によって支えられているのが実情です。

派遣保育士として働く最大の特徴は、この「公務員試験」という高いハードルをスキップして、公立園の現場に入ることができる点です。

ここでは、「二重の分離」と呼ばれる少し特殊な構造について理解しておく必要があります。

派遣保育士の働き方の仕組み

派遣会社

あなたを雇用し、給与を支払う

雇用関係

あなた
(派遣保育士)

公立保育園

日々の仕事の指示(指揮命令)を行う

指揮命令関係

公立園で働く派遣保育士は、同じクラスで働く正規職員の保育士とは雇用主が異なります。正規職員は自治体に雇用される地方公務員ですが、派遣保育士の雇用主はあくまで「派遣会社」です。

しかし、日々の業務の指示(指揮命令)は、派遣先である公立保育園の園長や主任から直接受けます。

つまり、身分は民間企業の社員でありながら、働く場所と指揮系統は公的機関という、いわば「いいとこ取り」のような形で勤務することができるのです。
この仕組みにより、面倒な公務員試験の勉強や年齢制限を気にすることなく、保育士資格さえあれば、憧れの公立保育園で働くチャンスが誰にでも開かれています。

臨時職員との違いは雇用主が自治体ではなく派遣会社であること

公立保育園で働く非正規の職員には、派遣保育士のほかに「臨時職員(会計年度任用職員)」と呼ばれる人たちがいます。現場では同じような仕事をしていても、この二つには待遇面で決定的な違いがあります。

最も大きな違いは「誰に雇われているか」です。
臨時職員は、自治体が直接雇用する「非常勤の公務員」です。一方、派遣保育士は私たちが運営するような「人材派遣会社」の社員です。

この違いは、給与の手取り額に直結します。

臨時職員
(会計年度任用職員)

雇い主:自治体

時給 1,100円〜

※条例で厳格に設定

おすすめ
派遣保育士

雇い主:派遣会社

時給 1,500円〜

※関西都市部の高水準例

多くの自治体では、臨時職員の給与は条例によって厳格に定められており、時給換算すると1,100円〜1,300円程度に設定されていることが一般的です。

一方で、派遣保育士の場合、派遣会社と自治体の契約に基づき給与が支払われます。関西エリア、特に都市部の公立派遣案件では、時給1,500円〜1,800円といった高水準の求人が珍しくありません。これは、自治体が派遣会社に支払う料金の中に、迅速に人材を確保するためのコストが含まれているためです。

同じ「保育補助」の業務を行うのであれば、派遣という雇用形態を選ぶだけで、時給ベースで数百円の差がつくこともあります。これが、私たちが戦略的なキャリアとして派遣をおすすめする理由の一つです。

公立保育園の派遣保育士を選ぶメリットは業務負担の少なさと環境

では、実際に現場で働く上で、どのようなメリットがあるのでしょうか。私立園での勤務経験がある方ほど、その環境の違いに驚かれることが多いようです。ここでは、業務負担と職場環境の2つの視点から解説します。

行事準備や持ち帰り残業がほとんどなく定時退社しやすい環境

私立園で働く保育士さんを最も悩ませるのが、終わりの見えない「サービス残業」や「持ち帰り仕事」ではないでしょうか。壁面制作のために休日を潰したり、日誌を書くために遅くまで残ったりすることが常態化している現場も少なくありません。

しかし、公立保育園での派遣勤務では、こうした負担から構造的に解放されます。

その理由は、単なる園の方針や傾向ではなく、公的機関特有の「予算の仕組み」にあります。

公立保育園では、議会で承認された予算内で運営することが法律で義務付けられています。そのため、契約外の時間外労働(残業)が発生する余地は構造的にありません。もし契約時間を超えて働かせれば、自治体は違法支出のリスクを負うことになるため、園長先生を含む管理職は「定時になったら即退勤」させることを徹底します。

これは「方針」ではなく「仕組み」としての定時退社ですので、安心して働いていただけます。

また、派遣保育士には、指導案の作成や保護者対応といった重い責任を伴う「担任業務」を任せることが、実務上ほとんどありません。
担任を持たないということは、それに付随する膨大な事務作業や行事の企画運営責任からも解放されることを意味します。家に仕事を持ち帰る必要がなくなり、退勤後の時間を完全に自分のために使うことができる。これは、ワークライフバランスを重視したい方にとって、代えがたいメリットと言えるでしょう。

配置基準が遵守されておりベテラン職員も多く保育に集中できる

もう一つの大きなメリットは、保育環境の質です。
公立保育園は、国が定めた保育士の配置基準を遵守することが絶対条件とされています。利益を追求する民間園の一部では、ギリギリの人員配置で回しているケースも見受けられますが、公立園では比較的ゆとりのある人員配置がなされていることが多いです。

また、公立保育園には勤続年数の長いベテランの正規職員が多く在籍しています。

「ベテランが多いと人間関係が大変そう……」と心配される方もいるかもしれません。しかし、派遣保育士という立場は、良い意味での「部外者(アウトサイダー)」です。
正規職員同士の複雑な人間関係や派閥争い、あるいは組合活動や夜間の職員会議といった公務員特有の義務に巻き込まれることはありません。

出典)秋の大運動ニュース – 大阪保育運動連絡会

人間関係のしがらみから一歩引いた立ち位置で、純粋に「子どもと関わること」だけに集中できる。そして、何かあれば経験豊富な正規職員の先生に頼ることができる。
この心理的な安全性の高さも、公立派遣ならではの魅力です。

関西エリアの公立保育園で派遣求人が多い地域と市場動向の解説

私たち「ほいコレ」が拠点を置く関西エリアは、首都圏に次ぐ大きな保育労働市場です。しかし、地域によってその特徴や求人の傾向は大きく異なります。ここでは、大阪、兵庫、京都、奈良の各エリアにおける公立派遣の最新動向を比較・解説します。

エリア別 公立派遣時給相場&特徴比較表
エリア 時給相場
(目安)
求人の特徴・市場動向
大阪エリア
(大阪市など)
1,600円〜 産休・育休代替が多い
人員確保予算が潤沢で、高待遇・長期契約が見込める売り手市場。交通費全額支給も一般的。
兵庫エリア
(神戸市・阪神間)
1,500円〜 入札指定業者制
看護師派遣の高時給に牽引され比較的高水準。入札情報の確認が重要。
京都エリア
(京都市内)
1,400円〜 公立回帰の傾向
民間園の情勢不安により、コンプライアンス確実な公立(直営)への志向が強まっている。
奈良エリア
(奈良市・生駒市)
1,250円〜 地域密着・車通勤可
大阪への通勤圏だが、地元で働きたい層に安定需要。競争率は大阪ほど高くない。

大阪市や神戸市などの都市部は産休代替による派遣需要が高い傾向

関西の中でも、特に求人数が多く、かつ好待遇が期待できるのが大阪市や神戸市といった政令指定都市です。

大阪エリアの特徴

大阪市では、子どもの貧困対策やセーフティネットとしての公立保育所の役割が重視されており、現場の人員確保に予算が割かれています。
特に目立つのが「産休・育休代替」の求人です。公務員である正規職員は育児休業をしっかりと取得するため(最大3年)、その穴を埋めるための代替要員として派遣保育士が募集されます。

出典)【令和8年4月1日~令和9年3月31日 他(任用期間:約4月~約3年)】育児休業代替任期付職員(産休代替臨時的任用職員)(保育士)の募集について – 大阪市

産休代替案件は、半年から数年単位の長期契約が見込める上、時給も高く設定される傾向にあります。大阪市内では、交通費全額支給や高時給を売りにした派遣会社の競争も激しく、求職者にとっては売り手市場と言えます。

兵庫(神戸・阪神間)エリアの特徴

神戸市や阪神間のエリアも、公立派遣の需要が高い地域です。
神戸市では「入札制度」による派遣会社の選定が透明化されており、どの会社が市の案件を持っているかが分かりやすいという特徴があります。

出典)令和6・7年度神戸市競争入札参加資格者名簿 – 兵庫県電子入札共同運営システム

また、神戸市は医療産業都市としての側面もあり、看護師派遣の時給相場が高いことに引っ張られる形で、保育士の派遣時給も比較的高水準にあります。認定こども園への移行に伴う業務支援など、多様なニーズでの募集が見られます。

京都や奈良の周辺エリアでも人員確保のために派遣活用が進んでいる

大阪・神戸以外のエリアでも、それぞれの事情により派遣活用が進んでいます。

京都エリアの特徴

京都市は財政難が報道されることもありますが、だからこそ公立保育園での働き方が注目されています。民間園への補助金削減などの影響で将来に不安を感じる保育士さんが、給与支払いが確実でコンプライアンスが守られている公立園(直営)を「安全地帯」として選ぶ動きがあるからです。

出典)保育士“働き続けられない” 京都市が給与補助削減/福祉保育労アンケートで一時金カット、昇給停止も | 京都民報Web

財政が厳しくても、法律で決まっている保育士の配置基準は守らなければなりません。そのため、正規職員の採用を絞る代わりに、必要な人員を派遣で補うという需要は底堅く存在します。

奈良エリアの特徴

大阪へのベッドタウンである奈良エリア(奈良市、生駒市など)でも、安定した公立派遣のニーズがあります。
大阪市内ほどの超高時給(2,000円クラス)は出にくいものの、時給1,250円〜1,500円程度で、自宅から通いやすい地元の公立園で働ける求人が見つかります。

奈良エリアは、地域密着型の派遣会社が強みを持っていることが多く、通勤時間をかけずにワークライフバランスを保ちたい方にとって狙い目のエリアと言えます。

公立保育園の求人に強い派遣会社の選び方と採用されるためのコツ

公立保育園の求人は人気が高く、一般的な求人サイトでは「〇〇市公立保育園」と実名で掲載されることは稀です。では、どうすれば希望の求人に巡り会えるのでしょうか。ここでは、プロの視点からその「探し方」と「受かり方」を伝授します。

自治体の入札案件や非公開求人を多く保有する派遣会社を選ぶ

公立保育園の派遣求人を探す上で最も重要なのは、「その派遣会社が、自治体の入札に参加し、案件を落札しているか」という点です。
公立保育園は税金で運営されているため、派遣会社の選定は公平な「入札」で行われます。つまり、その年度の入札資格を持つ、限られた派遣会社だけが、その自治体の公立保育園の求人を扱うことができます。

出典)令和6年度京都市学童クラブ事業における障害のある児童の統合育成対策介助者派遣事業の委託 – 入札情報速報サービス NJSS

私たち「ほいコレ(ベルサンテスタッフ)」は、長年関西エリアに特化して保育人材サービスを展開しており、多くの自治体との信頼関係を築いてきました。一般の求人サイトには掲載できない非公開の公立案件や、入札によって獲得した独自案件も多数保有しています。

公立保育園の求人を見つける近道は、私たちのように「保育専門」で、かつ「地域行政とのパイプを持つ」派遣会社に登録し、「公立園で働きたい」と直接相談していただくことです。

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もしあなたが関西エリアで公立保育園のお仕事をお探しなら、ぜひ一度私たちにご相談ください。登録はもちろん無料です。公立案件の空き状況や、これからの募集予定について、専任のコンシェルジュが詳しくお伝えします。

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即戦力としてアピールできる経験を職務経歴書で明確に伝える

派遣会社への登録が済んだら、次は園との「顔合わせ(職場見学)」です。
派遣先との「顔合わせ(職場見学)」は、あくまで業務内容や職場環境の確認のために行われます。双方が安心して就業開始するための大切なステップです。

公立園が派遣保育士を募集するのは、産休に入った職員の穴埋めや、急な欠員の補充など、「明日からでも動ける人」を求めているケースが大半です。スムーズな就業開始のためにも、職務経歴書や自己紹介では、以下の点を具体的に伝えましょう。

自己紹介で伝えるべき3つのポイント
  • 担当したクラスの年齢
    「3歳児クラスの担任を2年経験しました」など具体的に。
  • 特別な対応スキルの有無
    アレルギー対応の経験や、障害児加配の経験があれば大きな加点要素になります。
  • ピアノの実技
    公立園ではピアノを弾く機会がある場合もあります。「バイエル程度なら弾けます」など、正直なレベル感を伝えましょう。

また、逆質問の機会があれば、「残業はありますか?」と聞くのは避けましょう(契約上ないことは明白だからです)。

代わりに、「日誌の書き方はどのような形式ですか?」「アレルギー食の配膳手順を確認させていただけますか?」といった、実務の安全管理に関わる質問をすることで、「この人は現場を分かっている」「安心して任せられる」という信頼を得ることができます。

公立保育園で働く派遣保育士からよくある質問と回答まとめ

最後に、公立保育園での勤務を検討されている方からよくいただく質問にお答えします。

Q派遣でも担任業務を任されることはあるのか 補助業務がメインか?

結論から申し上げますと、派遣保育士が担任業務を任されることは原則としてありません。

担任業務には、年間指導計画の作成、児童票の管理、保護者との深刻な相談対応など、高度な責任と継続的な判断が求められます。指揮命令系統が外部(派遣会社)にある派遣スタッフに、こうした行政としての責任を伴う業務を任せることは、実務上なじまないとされているためです。

基本的には、担任の先生のサポート(補助)、フリー業務、一時保育担当、あるいは加配担当といった役割がメインになります。そのため、責任の重圧に押しつぶされることなく、子ども一人ひとりとじっくり関わる保育本来の楽しさを味わうことができます。

Q派遣期間終了後に直接雇用や正規の公務員になれる可能性はあるか?

「気に入った園なら、そのまま公務員として就職したい」と考える方もいるでしょう。
しかし、これには「3年ルール」と「公務員試験の壁」が存在します。

労働者派遣法により、同じ職場の同じ部署で3年を超えて派遣として働き続けることはできません。
また、公立保育園の正規職員になるためには、原則として地方公務員採用試験に合格する必要があります。派遣としてどれだけ優秀に働いても、自動的に公務員(正規職員)に切り替わるというルートは、制度上ほとんど存在しません。

ただし、「紹介予定派遣」という仕組みを使って、公立の建物で運営されている「公設民営園(運営は社会福祉法人など)」の正規職員を目指す道はあります。
もし将来的な直接雇用を強く希望される場合は、最初から紹介予定派遣の求人を探すか、あるいは3年間の派遣期間を「次のステップへの準備期間」と割り切り、お金と時間を確保しながら公務員試験や他の優良園への転職活動を進めるのが賢い戦略と言えるでしょう。

私立園での激務に疲れ、保育そのものを嫌いになってしまう前に、「公立×派遣」という働き方があることを思い出してください。それは決して「逃げ」ではなく、あなたの生活と保育への情熱を守るための賢い選択肢です。

私たち「ほいコレ」は、関西の保育士さんが笑顔で働き続けられるよう、全力でサポートいたします。まずは一度、あなたの希望をお聞かせください。

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