保育士の時給は安い?平均的な時給の相場は?時給アップにはどうする?

大阪を中心に保育士 派遣・アルバイト・パートの求人検索「ほいコレ」

2024.10.22

保育士の時給は安い?平均的な時給の相場は?時給アップにはどうする?

229View

保育士という仕事に対して「給与が安くて割に合わない」という印象を抱いている人も多いのではないでしょうか。

特に時給制で働いている保育士の場合には、一時間の時給がいくらで設定されているかが職場選びでも大きなポイントとなりますよね。

今回は、保育士の時給に注目して相場やより高い時給で働くためのコツについて解説していきます。

保育士の時給が「安い」って本当?

保育施設で働く保育士は、たびたび「安月給であること」が問題視されています。

子どもの命を預かるため、責任感の求められる仕事でありながら、その仕事の重要性に比べると賃金が見合っていないと考えられるのです。

とはいえ、公立の保育園や認可保育園における職員の給料は、その施設の経営者が決定しているわけではありません。

保育施設では、利用している世帯が支払う保育料から運営費や諸経費、さらに保育士の給与などがまかなわれます。

そのためまずは運営費など保育施設を経営する上で必要不可欠となる費用として使われます。

その後に残ったお金から、保育士の給料が支払われるという流れになります。

そのため利用者の少ない施設や運営コストの高い施設では、運営費の捻出だけでも大変な負担となるでしょう。

その上で、園長や幹部にあたる社員も含め、複数人いる保育士の給料をまかなうとなれば、どうしても限られた金額を分ける形となるでしょう。

結果として、保育士に行き渡る給料も安くなってしまうのです。

パートやアルバイトのような非正規雇用の保育士はもちろんのこと、正社員の保育士であっても給料に関して不満のある人は少なくないでしょう。

保育士の時給相場はいくら?

ここで気になるのは「実際に保育士の時給はいくらくらいなの?」ということではないでしょうか。

正直なところ、保育士の時給相場は「地域によってまったく違う」としか言えません。

それは地域によって最低賃金に違いがあるためです。

東京都をはじめとした都市部は、他の地域に比べて最低賃金が高く設定されています。

そのため自然と保育士の時給相場も高くなります。

しかし地方となれば最低賃金も低くなるため、たとえ同じ仕事をしていても都市部よりは安い時給で働くことになるでしょう。

例えば、最低賃金が1,000円を切っている地域であれば「保育士の平均賃金は大体1,000円程度」という地域もあるでしょう。

しかし1,000円となると、東京都の最低賃金をそもそも下回ってしまいます。

これらを踏まえあえて時給相場を挙げるとするとおおむね1300円ほどからと考えられるでしょう。

もちろん目安ですので、時給900円台という金額で働いている保育士もいます。

その分相場以上の時給で働いている保育士もおり、やはりどの施設で働くかによって大きく変わるでしょう。

つまり保育施設の経営状況は、保育士にとって大事な問題と言えます。

さらに、時給は個人の経験やスキルによっても変わります。

さまざまな経験があり、即戦力として広く活躍できる保育士であれば相場よりも高めの時給で働くこともできるかもしれません。

保育士は正社員でも時給制なの?

時給は地域だけでなく、保育士の雇用形態によって大きく異なります。

雇用形態には正社員のほか、パートやアルバイト、派遣などがあります。

正社員は一般的には月給制となりますが、中には時給制を採用している保育施設もあります。

「正社員は必ず月給制でなければいけない」という決まりがあるわけではなく、雇用期間や労働日数、労働時間を踏まえて算出されていれば、時給制でも月給制でも問題ないのです。

正社員の、ほかの雇用形態との違いを挙げるならばボーナスや福利厚生に関して魅力が大きい点が特徴と言えるでしょう。

時給制の保育士として働くメリット

雇用形態と時給制に関係がないことがわかると「わざわざ時給制で働くメリットってなに?」と疑問に思ってしまうかもしれませんね。

時給制で働く魅力には例えば「働いた分だけ給料に反映される」ということが挙げられます。

月給制の場合、給料は「月に◯万円」と決まっているので、何日出勤しようとしまいと給料はかわりません。

しかし時給制では、その月に何時間働いたかによって受け取れる給料が変わります。

残業が多い保育施設や、稼働日数の多い保育施設では、時給制であれば働いた分だけ給料に反映されるでしょう。

「どうせ保育士の仕事は大変なのだから、せっかくなら頑張った分がきっちり支給される方が良い」と考える人にとって、時給制の保育施設は大きな魅力があります。

また、月給制の正社員に比べて、時給制のパートやアルバイトは融通の利きやすい雇用形態であることも魅力です。

子育て中の世帯や、介護などが必要な世帯など自分のライフスタイルに合わせた働きたい方も無理せず働けるでしょう。

さらに、前述のように能力やスキルがあり高い時給で働ける保育士であれば、効率的に稼ぎやすくなります。

場合によっては、時給制で働くことで正社員の給料を上回ることもあるかもしれません。

保育士な高待遇な時給制で働く方法とは?

それでは、保育士が高待遇な時給制で働くにはどすれば良いのでしょうか?

大事なのは、自分にとって理想の環境についてよく考え、それに合った職場を見つけることです。

給与や手当の決まりは保育施設によって違うため、「もっと稼ぎたい」と思っていても施設の取り決めが合っていなければどうにもなりません。

現在働いている保育施設の待遇に不満があれば、転職を検討しましょう。

転職することにより、より高い時給を得られたり、待遇改善が期待できたりとさまざまな恩恵を受けられる可能性があります。

「転職したらもっと条件が悪くなってしまうのでは?」と不安であれば、経験を打ち出した転職活動を行いましょう。

これまでの経験やスキルを正当に評価してもらえる職場であれば、効率的に稼げる環境となるはずですよ。

「転職活動がうまくいくか不安」というときには、派遣を活用するのがおすすめです。

派遣なら、実際に働く保育施設とのあいだに担当スタッフが入ってくれるため、スムーズな転職をサポートしてもらえます。

不安なこともなんでも相談できるため、前向きにより働きやすい環境を見つけられますよ。

まとめ

保育士の平均時給は自治体によって大きく変わり、特に都市部に比べると地方の時給は安く、1,000円程度となる場合もあります。

時給は本人の経験やスキルを考慮して決められることも多いため、過去の経験をうまくアピールできれば高い時給で活躍することもできるでしょう。

派遣サービスを活用して賢く転職することで、現在よりももっと効率的に稼げるようになるかもしれませんね。

あなたに合った求人が選べる
登録はこちら

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

新着記事一覧