保育士はブランクがあっても働ける?復職するときにぴったりな職場の見つけ方

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2024.7.17

保育士はブランクがあっても働ける?復職するときにぴったりな職場の見つけ方

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仕事のブランクがあると、再就職をしようにもどうしても不安が大きくなってしまうのではないでしょうか。

そんなときには「どんな不安があるのか」についてよく考えて、対処法を検討しましょう。

今回は、ブランクのある保育士さんが活躍するためのポイントを解説していきます。

保育士の「ブランク」って大丈夫?

保育士の仕事を昔していたけれどブランクがある、という場合、復職にあたって不安を覚えることは多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、不安をまっすぐに認識してきちんと対処できればブランクがあってもなにも問題ありません。

ブランクがある保育士が不安を感じやすいポイントに、例えば「体力」の問題があります。

保育士の仕事は朝が早く、日中には子どもと一緒に遊び、そのあとは事務仕事をする…など働く上では体力が必要です。

ブランクのある保育士は「現役時代のように働けるかな?」と不安を覚えてしまうかもしれません。

また、保育士を辞めたきっかけが子育てや介護など、家庭の事情だった場合「保育士に戻って両立できるだろうか?」という不安もあるでしょう。

例えば出産を機に保育士を一度辞めた人の場合、子育てをしながら保育士として働くことになります。

「施設の子どもと過ごす時間を優先してしまい、自分の子どもと向き合う時間が少なくならないだろうか?」
「子どもが急に熱を出した時、休めるだろうか?」
「急用ができてしまった時、職場に迷惑をかけてしまわないだろうか?」
「まだ働くべきタイミングじゃないのでは?」

こうした不安から、なかなか再就職に踏み出せない人もいるでしょう。

ブランクに対する不安の解消法とは?

ブランクのある保育士が不安を解消するためには「自分に合った働き方」をよく検討することが大切です。

例えば「体力面が一番不安だ」と感じているのであれば、時短勤務のできる保育施設を探してみましょう。

雇用形態や「午前中のみ」「午後のみ」など働き方をしっかり考えることで、無理なく働くことができます。

柔軟な働き方を叶えられる施設ならば「家庭と両立したい」という希望にも応えてくれるでしょう。

また、保育士の数が多い施設であれば、急に休みをとらなければいけなくなった場合でも代理が見つかりやすく、柔軟に対応してもらえる可能性があります。

さらに子育て中の保育士が他にも活躍している施設なら「お互い様だから」と理解のある対応をしてもらえるかもしれません。

ブランクのある保育士に対し保育施設はどう感じている?

ブランクのある保育士が気になるのは「ブランクがあるから施設に迷惑をかけるのでは?」「採用してもらえないのでは?」といった点ではないでしょうか。

確かに一般企業の場合、ブランクがあることで採用側が判断を渋る可能性もあります。

ところが保育士の場合、ブランクがあるからという理由で採用を見送られることはあまりありません。

保育の世界では、人手不足の問題がとても深刻化しています。

そのため、たとえブランクがあったとしても「大歓迎です!」と迎えられることがめずらしくないのです。

特に、前述のように「出産、子育てが理由でブランクがある」という場合には、むしろプラスになることもあります。

保育は子育て経験を活かせる仕事です。

子育て経験を経たことで保護者さんの気持ちに寄り添うこともでき、保育士としてますます活躍できるかもしれません。

ブランクのある保育士でも働きやすい職場とは?

ブランクのある保育士が保育施設を探す時には、働きやすい施設や理想の求人をしっかり探すことが大切です。

求人を探す時には「時短勤務可」や「ブランク歓迎」といった求人を積極的に探してみましょう。

このような条件を掲げている施設ならば、負担の少ない環境で働くことができるでしょう。

パートやアルバイト、派遣のような働き方であれば、責任が大きく重荷になりすぎることもありません。

また「保育補助」と言う働き方もあります。

保育補助とは、正職員として働く保育士の補助を主に行う働き方のことです。

補助の仕事はクラス担任を持つこともありません。

無理なく、自分らしく働けるでしょう。

職場によっては、はじめはこうしたフレキシブルな働き方を選び、のちに正社員登用制度を利用して正社員になることもできます。

「ブランクはあるけれど、今後の働き方は柔軟に変えていきたい」という保育士は、正社員登用制度のある施設を選びましょう。

こうした柔軟な働き方を叶えてくれる施設には、こども園や小規模保育所があります。

あまり多くの子どもを預かっていない施設なら、一般的な保育園よりもゆとりを持って保育業務に向き合えます。

また、在園児が0〜2歳児など限られている施設では、活発な遊びも多くありませんので、体力面で不安のある保育士にもおすすめです。

まとめ

保育士の場合、多少のブランクがあっても「ぜひ歓迎したい」という施設は多いものです。

そのため、体力面などの不安がある場合も正直に相談すれば、融通のきいた対応を期待できます。

派遣のような柔軟な働き方ができれば無理なく働けるはずですから、前向きに再就職を考えてみてくださいね。

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