ピアノが弾けない人は保育士になれない?保育士を辞めたくなってしまう理由と対処法

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2024.2.6

ピアノが弾けない人は保育士になれない?保育士を辞めたくなってしまう理由と対処法

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保育士として働く上では、さまざまな適正が求められるでしょう。

そのひとつとなるのが「ピアノを演奏する力」であり、保育士が求められやすい大切なスキルのひとつと言えます。

それでは「ピアノを弾けない場合は、保育士としてやっていけない」というものなのか、確認していきましょう。

保育士にはピアノのスキルが必須?

保育士や幼稚園教諭など、保育施設で働く先生というと「お歌の時間にピアノを演奏している」とイメージする人も多いでしょう。

実際に、多くの保育施設でピアノを弾くことを求められます

しかし、保育士にピアノスキルが必須かと言えばそうではありません。

たとえピアノを弾くことができなくとも、保育士になることは可能です。

保育士資格試験では実技試験があるため心配に思う人もいるかもしれません。

試験は「音楽」「造形」「言語」に関する技術から2つを選択するシステムです。

そのため「造形」「言語」を選択すれば、ピアノが弾けないままでも保育士になれるのです。

ただし、保育士として実際に働いていく上では「ピアノが弾ける」というスキルを求められる機会も少なくないでしょう。

現在、ピアノを弾けなくても、長期的な目でピアノスキルを身につけていくことで活躍の場が広がるはずです。

ピアノのスキルがない保育士が抱える不安とは?

保育士にとって、ピアノを弾くことができないとなると日常生活の中で不安を覚えることも多くなるでしょう。

特に「ピアノが弾ける」ということが必須となっている保育施設の場合には、日々そうした不安とともに働くことになるかもしれません。

保育施設によっては、行事におけるピアノ伴奏が保育士の交代制になっています。

子どもたちはもちろんのこと、保護者ほか関係者が参加する行事で伴奏を行うとなると、ピアノが苦手な人は大きなプレッシャーを感じてしまうでしょう。

他の保育士がピアノを得意としている場合には「自分だけが苦手だ」という意識により、劣等感や引け目を感じてしまうこともあります。

一度や二度であれば耐えられても、何度もピアノを弾く機会があるとそのたびに憂鬱になってしまうこともあるかもしれません。

「きちんと練習すれば大丈夫」という状態であっても、日頃は保育の業務に追われることになります。

ピアノにだけ集中できるわけではありませんから、忙しい中で「もっと練習しなきゃ」と思うこと自体がプレッシャーとなる可能性もあるでしょう。

ピアノが苦手な保育士の対処法

ピアノが苦手な保育士は、「いかにして、本番までにしっかり練習時間を確保するか」が鍵となります。

ピアノの技術は、練習していくうちに必ず上達していきます。

とはいえ「一夜漬けで練習したから本番も大丈夫」というほど、シンプルに解決する話にはなりにくいでしょう。

できれば毎日少しずつでも練習の時間をとり、ピアノを弾く習慣をつけることで苦手意識の克服につながります。

しかし「家にピアノがない」という人もいますよね。

その際には、スマホやタブレットのピアノアプリを活用するのがおすすめです。

アプリなら、画面上に触れるだけでどこでもピアノの練習ができます。

場所を選ばずに毎日、あいた時間で少しずつ練習できるので、上達しやすいでしょう。

1人でコツコツ練習するのが苦手な人であれば、ピアノ教室に通うのもいいかもしれません。

教室に通うことで、プロからきちんと学び技術を身につけることができます。

ただし、その分費用がかかる点は理解しましょう。

どうしてもピアノが弾けない、弾きたくないという意識があるなら、ピアノを使わない方法を考えるのもおすすめです。

例えばギター、タンバリン、打楽器など、自分で無理なく扱える楽器を取り入れることでも子ども達と音楽を楽しめます。

歌が得意なら、アカペラもいいでしょう。

工夫次第で、子どもたちと楽しい時間を過ごせますよ。

ピアノの演奏が求められない職場への転職も検討しよう

せっかく保育士の仕事に対してモチベーションが高く、適性があるのに「ピアノが弾けない」という理由でその道を諦めてしまうのはもったいありません。

保育施設によっては、ピアノが弾けなくても問題なく日々の業務に向き合えることもあります。

中にはピアノが必須でない施設や、そもそもピアノを弾く機会がほとんどない施設もあります。

いわゆる保育園だけでなく、そのほかの施設でも保育士が活躍できる環境はあり、それらの施設ではそもそもピアノを弾く機会がないでしょう。

例えばオフィスや病院の中に併設されている保育施設や、託児所、乳児園、学童保育、障害児施設など、保育士が活躍できる環境は多岐にわたります。

「保育士=必ずピアノを弾くもの」と考えず、広い視野で活躍できる環境を探してみましょう。

まとめ

保育士の仕事ではピアノを弾く機会も少なくありませんが、だからと言って「ピアノのスキルが必須」「絶対にうまく弾けないといけない」というわけではありません。

保育施設によっては、そもそもピアノを弾く機会がないこともありますので、そうした環境を選んで活躍するのも良いでしょう。

現在、勤務している保育施設の労働環境に納得できていないのなら、転職を検討してみてくださいね。

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