障害児保育のために必要なスキルや資格をご紹介!保育士が覚えておきたい心構えとは?

大阪を中心に保育士 派遣・アルバイト・パートの求人検索「ほいコレ」

2023.2.12

障害児保育のために必要なスキルや資格をご紹介!保育士が覚えておきたい心構えとは?

5500View

障害児保育は、通常の保育と違い注意しなければならないことも多く、保育士の立場ではどのように接すべきか悩んでしまうこともあるかもしれません。

そこで、今一度障害児保育にまつわる知識を身につけてみませんか?

障害児保育にあたるとき身につけたいスキルや保有していると有利な資格がいくつかありますので、ご紹介していきましょう。

障害児保育とは?

障害児保育とは、さまざまな障害を抱えた子どもを対象とした保育のことです。

児童発達支援施設などでは必須の知識となるほか、一般的な保育施設でも子どもの特性によっては障害児保育の知識が必要となります。

障害の種類、障害の重さはさまざまあり、全てのケースに一つの知識が当てはまるわけではありません。

だからこそ、保育業務において幅広い知識を活用していくことが非常に重要になります。

例えば一見すると障害児に見えない子であっても、環境やシチュエーションに応じて配慮や支援が必要になることもあるでしょう。

そんなとき、理解のある保育士が求められます。

こうして障害児保育の需要がどんどん高まっている今だからこそ、障害の知識を保有する保育士は保育の現場でほかの保育士以上に活躍できるでしょう。

障害の種類や特徴

障害児保育を利用する子どもは、例えば身体障害・知的障害・発達障害というような障害を抱えています。

詳細な種類は多岐に渡り、また重さも子どもによってそれぞれに違います。

例えば身体障害を抱えている子であれば、身体の一部が動きにくいというケースから、自分の意思で立つ、座るといった動きがまったくできないケースまで、さまざまです。

そのほかに視覚や聴覚の障害も身体障害に含まれますし、内部障害のように一見すると目に見えないものもあります。

続いて知的障害の場合には、知的機能に遅れがでてきます。

言葉の遅れがあったり、簡単な計算ができなかったりすることから障害が発覚していきます。

そして発達障害は、近年耳にする機会の増えてきた障害と言えるでしょう。

脳の働きが影響し、言動や感情の起伏を制御できなくなります。

注意欠陥、多動症、学習障害、自閉スペクトラム症といった種類があり、同じ発達障害でもそれぞれに違う生きにくさを感じています。

これらの特性はしつけによって制御できるものではないため、保護者も育てにくさなど、特有の悩みや不安を抱えていることが少なくありません。

障害児保育に役立つ資格

障害児保育の現場では、例えば児童発達支援士の資格が役立ちます。

児童発達支援士とは「人間力認定協会」が認定している、民間の資格です。

その名の通り、発達にかかわる子どもの支援を目的とした資格です。

受験資格は特になく、新たなステップへ進んでいきたい保育士にとって、ぜひチャレンジしたい資格と言えるでしょう。

取得にあたっては、発達障害児支援のための講座が展開されています。

自宅でのテキスト学習や動画の視聴もできるため、空いた時間でコツコツ勉強し、資格取得を目指せるでしょう。

そのほかにも「発達障害児支援士」という資格もあります。

発達障害児支援士とは、発達障害に悩む子どもの指導・支援のため、日本発達障害支援協議会が認定している資格です。

現場で活用できるスキルを身につけられることから、保育の現場でもっと仕事を増やしたい、重宝される保育士になりたいと考えるとき役立つでしょう。

一人ひとりの子どもが抱える悩みについて、根本的なアプローチができるようになるかもしれません。

障害児保育を行う上で大切なスキル

障害児保育を行うにあたって、通常の保育業務とは違った対応やスキルが必要となります。

まず大切なのが、目の前にいる子どもとしっかりコミュニケーションをとる誠実な姿勢です。

障害の種類が同じであっても、人によって特性が異なるからこそ子どもとしっかりコミュニケーションをとりながら、保育士が率先して理解する姿勢が必要です。

保育業務においても子どもの特性を理解しペースに合わせて無理のない対応をすることによって、子どもの自尊心を傷つけない対応ができるようになるでしょう。

保育士は 積極的にコミュニケーションを取りながら、子どもが求めているサポートはなんなのかということをうまくキャッチし、一人ひとりに合った保育をしましょう。

保育の現場では「みんなで遊びましょう」「みんなで工作をしましょう」というように、みんなに同じことを促すシーンもよくありますよね。

しかし、子どもによって周りができることでも自分はできない……ということもあるかもしれません。

うまく参加できない子どもにも、その都度臨機応変な対応ができることは非常に重要です。

まとめ

保育士としてスキルアップしていく上では、障害児保育に対する理解が必要不可欠です。

児童発達支援士、発達障害児支援士といった資格もあるため、取得しながら理解を深めるのもいいかもしれません。

資格やスキルを保有していることは、転職にも役立ちますよ。

あなたに合った求人が選べる
登録はこちら

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

新着記事一覧