助産施設では保育士も活躍できる!仕事内容は?資格を取り直す必要はある?

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2023.12.5

助産施設では保育士も活躍できる!仕事内容は?資格を取り直す必要はある?

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保育士というと「保育施設で働くもの」とイメージしてしまうかもしれませんが、活躍の場は実はとっても広いのです。

現在、保育士の資格を保有しているのであれば、助産施設で活躍する道もあります。

保育士の働き方を考える上で、選択肢の一つとして意識してみましょう。

保育の知識が役立つ?「助産施設」とは?

助産施設とは、児童福祉法によって定められた出産をサポートするための施設です。

主に、経済的な事情によって出産にまつわるさまざまな援助を受けることができない人のために展開されており、自治体が運営しています。

働くスタッフは、出産のサポートや、生後まもない赤ちゃんの対応を行います。

助産施設を利用したい妊婦さんは、それぞれの自治体へ申請します。

申請したすべての人が必ず利用できるというわけではないものの、条件を満たしているのであれば産婦人科や助産院を案内してもらえます。

保育士は助産施設で働くことができる?

助産施設では、保育士も資格を活かして働くことができます。

その際には、医療関係の免許など特別な資格を取り直す必要はありません。

現在、保育士の資格を保有しているのであれば、それだけで助産施設で働くことができます。

「保育士の資格を活かして働きたいけれど、理想に合う保育施設が見つからない」
「保育施設以外にも、保育の免許を活かして働ける職場がないか探している」

そのような保育士さんは、助産施設を候補に入れてみるといいかもしれません。

助産施設における保育士の仕事内容とは?

助産施設では、生まれたばかりの乳児のお世話をするスタッフが必要不可欠です。

その際、保育の資格を保有しているスタッフが知識や経験を活かして活躍できます。

主な仕事は、生まれたばかりの赤ちゃんのミルクの準備やオムツ替えといったサポートです。

中には、健康な赤ちゃんだけでなく生まれながらにして病気を持っている子もいるかもしれません。

その時には、医師や看護師のような専門家とともに、保育スタッフも二人三脚で子どものサポートにあたります。

さらに、保育施設と同様に「子どものお世話だけしていれば良い」というものではなく、状況に応じて保護者の対応も行います。

保護者向けには主に、生まれたばかりの子どもが自宅へ帰ってからも健やかな生活を続けていけるよう、育児指導や保育のアドバイス対応を担当します。

もし、保護者が子どもの対応について困っていること、悩んでいることがあるようなら、積極的にサポートしましょう。

さらに、場合によっては保育士が助産師のサポートを行うこともあるかもしれません。

もちろん、保育士は助産師や看護師の資格を持っていないため、医療行為にあたる業務を頼まれることはありません。

しかし、そうした業務以外に雑務を依頼される可能性はありますので、その点も理解しておきましょう。

保育士が助産施設で働くことの魅力

助産施設で働く魅力として、保育施設に比べ比較的残業が少ないことが挙げられます。

一般的な保育施設では、日中は子どもの対応をし、子どもたちが帰ってしまってから改めて施設内の装飾づくりや事務作業、その他雑務をしなければいけません。

結果として、残業になってしまうことも多いでしょう。

しかし助産施設の場合、そのような残業及び持ち帰り残業は保育施設に比べて起こりにくいと言えます。

そもそも装飾づくり事務作業などは不要であるため、持ち帰って行う作業は少なくなります。

遅い時間まで働くことが当たり前になっている保育士にとって、保育施設の働き方とは違った働きやすい環境を目指せるでしょう。

また、助産施設は保育施設に比べ、福利厚生の充実が期待できます。

特に、病院などの施設であれば、保育士も医師や看護師のような安定した環境で働ける可能性があります。

残業時間のような働きやすさとともに、安定して働ける環境を求めている保育士にとって、おすすめできる職場と言えるでしょう。

もちろん、職場によっても詳細の条件は違います。

「こんな待遇だと嬉しい」という希望がある人は、そうしたポイントに絞って求人情報を探してみましょう。

現在の職場に不安がある保育士は転職を検討しよう

保育士という職業だからこそ「自分の働くべき場所=保育施設」だと自然に考えている人も少なくないでしょう。

しかし今、保育士の活躍できる場所は保育施設に限りません。

もし、現在の職場で働きにくさを感じているのであれば、無理に働き続ける必要はないと言えるでしょう。

保育士さんを必要とする場は、ますます増えています。

視野を広げて転職活動をすることで、自分の理想に合った職場を見つけることができるかもしれません。

「保育士の給与って大体これくらいだよね」
「待遇や福利厚生はこんなものだよね」

といった自分にとっての「普通」も、視野を広くして考えてみれば普通ではないかもしれませんよ。

納得のいく職場を見つけることで、日々の業務と前向きに向き合えるようになるでしょう。

まとめ

保育士の資格を活かして働ける場には、出産のサポートを行う助産施設があります。

助産施設での仕事では、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話や、育児のサポートなど保育士ならではの能力を活かせます。

現在の職場に不満があるのなら、視野を広げて自分に合った職場を探してみませんか?

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