2024.9.16
働きやすい保育園とは?失敗しない求人の見極め方を覚えておこう
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保育士として働く上では、やはり「働きやすい環境を選びたい」と思うのではないでしょうか?
しかし、実際に働いてみるまで保育園の特徴を的確にキャッチし、見極めるのは難しいものです。
「できるだけ、契約前にいい職場を見極めたい!」という人のため、求人情報の見極め方を解説していきます。
まずは「なにを優先したいか」を考えてみる
保育士として働く上ではまず「自分にとってなにが大切か」を考えた上で、条件を考えていきましょう。
「働きやすさ」をどう考えるかは、人によってまったく違います。
例えば「業務量が多くても、給与に満足できることが大切」という人もいるでしょう。
一方で「自分の時間をしっかり確保できる方が大切で、給与にはこだわらない」という人もいるかもしれません。
このように、なにを優先するかによって「働きやすい環境」そのものの質が変わります。
まずは自分にとって働きやすい環境を明確にしなければ、働きやすい環境を見つけることもできません。
給与、待遇、福利厚生は充実していますか?
まず、多くの人が重視する要素となるのが給与や待遇、福利厚生といった条件です。
やはり、同じような仕事をするのなら「少しでも給与が高い方がいい、手当が充実している方がいい」と感じる人が多いでしょう。
しっかりと検討することで、妥協せずに良い条件の求人と出会いやすくなります。
そして、福利厚生などの条件は保育園によっても大きく違います。
「以前勤めていた保育園では普通だったけれど、他の保育園では導入されていない制度だった」
と言うようなことも、めずらしくありません。
例えば交通費は出るのかという基本的なところから、有給休暇の日数、産前・産後・育児休暇の制度があるのか、ある場合は日数はどれくらいかなど、細かく見ておきましょう。
保育園の方針は合っていますか?
保育園の特徴を見極める上では、「保育方針」や「保育理念」も参考になります。
どのような保育をしているのか、保育において何を重視しているのかなど、保育園ごとにまったく違うものです。
仕事の根本にも関わることですから、賛同できないまま勤めているとどこかで不満が募っていくでしょう。
根本の部分に納得できていないと、他の保育士や園長との衝突につながることもあります。
「もっとこうした方がいいのでは?」と思うポイントがあっても「でも、うちの保育理念はこうだから」と返されてしまえば、一保育士としては何もで来ません。
勤めはじめてからこのような衝突があると、施設に対して思うように意見を言えず、抱え込みがちになってしまいます。
一時的にお世話になるのならいいのですが、長く働き続けるとなると歪みが出てくるでしょう。
例えば「のびのびとした保育」を重視しているのか、「小学校に入ってからも困らない規律を重んじる保育」を重視しているのかなど、自分にとって共感できる保育理念について考えてみてください。
職場の環境は自分に合っていますか?
働きやすさには、職場の環境も大きく関係しています。
例えば立地によって、自宅から通いやすいかどうかが大きく変わります。
もちろん、保育園の建物や設備、そして雰囲気も大切なポイントです。
実際に、保育園の施設見学をしておくと細かな部分までしっかりチェックできます。
どのようなタイプの保育士が働いていて、どのように子どもに接しているかなどは、なかなか事前に確認しにくいポイントですからしっかりチェックしておきましょう。
合わせて、子どもたちの雰囲気をよく見極めることも大切です。
見学できる時間は短いものですから、保育士がその時間だけ良く見せている可能性も否定できません。
しかし、遊んでいる子どもたちの表情を見れば普段の保育園の様子が垣間見えるでしょう。
子どもたちがいきいき、はつらつとしていない保育園は、少し不安があるかもしれません。
働きやすい保育園は派遣で見つけよう
このように条件を絞っていくと「自分にとって働きやすい保育園って、本当にある?」「理想の保育園に勤めることはできるの?」と考えてしまうでしょう。
その時には、保育士に特化した派遣サービスを利用しましょう。
派遣では、さまざまな求人の中からそれぞれに合った求人情報をピックアップします。
そのため「これだけ色々な条件に当てはまる求人ってあるのかな?」と不安になってしまったときにも、希望に沿った求人を紹介してもらえるでしょう。
「一人で転職活動や就職活動をして、自分に合う求人を見つけられるか心配」と言う人も、プロの手を借りることができますよ。
まとめ
働きやすい保育園を見つけるため、まずは自分にとって働きやすい条件を洗い出してみましょう。
待遇はどのくらいなら納得できるのか、保育理念はどのようなものに共感するのかといった条件を考えておくと、求人探しもしやすくなります。
条件がまとまったら、派遣を利用することで条件に当てはまる求人を探してみましょう。