2022.12.7
保育現場で大活躍!注意を引きたいときにも役立つ!人気の手遊びをご紹介
1981View
保育の現場では、歌を使った手遊びをする機会も多いのではないでしょうか?
子どもの興味を惹くためには、毎日の遊びや学習の中で色んな手遊び歌を取り入れましょう。
今回は、保育士さんに特におすすめしたい、楽しい手遊びをご紹介していきます。
「手をたたきましょう」
年少さんクラスでも取り入れやすい定番の手遊び歌が「手をたたきましょう」です。
こちらの歌では、歌の通りに手を叩いたり足踏みをしたりしていきます。
立ったままでないとできない動きだけでないので、まだ安定して立てない月齢の子でも楽しめます。
イスに座ったまま、みんなで一体感を覚えられるでしょう。
歌の途中には「笑いましょう」「泣きましょう」と言うような内容もあります。
歌詞にあわせて大声で笑ったり、泣き真似をしたり……。
感情を思いっきり表出させることで、ますます楽しい時間となりますよ。
「パンダうさぎコアラ」
動物が次々登場するこちらも、有名な定番の手遊びです。
歌に合わせてパンダ、うさぎ、コアラそれぞれの動物の真似をすることで、みんなで盛り上がりましょう。
順番にでてくる動物たちの真似は、はじめは戸惑っていた子どもたちもそのうちに楽しくなってくること間違いなしです。
子どもたちが慣れてきたら、ときどき真似の仕方を変えてみるのもおすすめ。
さらに、パンダ、うさぎ、コアラ以外の動物を突然混ぜてみるのも楽しいですよ。
子どもたちは困惑しながらも、きっと面白がりながら反応してくれるでしょう。
「ひげじいさん」
「トントントントン、ひげじいさん」のリズムではじまるこちらの歌は、楽しいリズムやメロディが覚えやすい一曲です。
リズムにのりながら、みんなでおじいさんのキャラクターを作って楽しめるでしょう。
歌と一緒に手を動かしていくと、歌詞にそって色んな動作につながっていきます。
この曲の特徴はなんと言っても、最後は「手はおひざ」という歌詞で終わるということ。
この歌をうたえば、子どもたちは自然と先生の方を向いて、手をおひざにおいた姿勢になっています。
自然に、きちんとお話を聞くのに適した体勢になれることから、先生のお話を聞いてほしいときに歌ってみるのもいいですね。
「はじまるよ」
同じく、子どもの注意をひきたいときや、これから大切なお話をするときなどに使いたい手遊びが「はじまるよ」です。
先生が「はじまる」と歌い出せば、子どもたちも「なにがはじまるんだろう?」と気になって、集中していた遊びも放棄して集まってくるかもしれません。
タイトルの通りなにかをはじめる前のワクワク感を感じさせてくれるので、子どもたちの意欲を引き立てることにもつながります。
また、歌詞をよく聞いていると、歌詞の中には数字がちりばめられているのがわかるのではないでしょうか。
楽しく手遊びをしながら、数の概念を学ぶきっかけにもなるでしょう。
「あたま・かた・ひざぽん」
歌詞にあわせて「あたま・かた・ひざ」を順番に触っていく手遊びです。
口や鼻なども含めて、身体全体を使いながら遊ぶことで、のびのびと楽しめるでしょう。
スピードをあげると難易度が増すので、慣れてきたらどんどん早くしてみるのもいいかもしれません。
ゲーム感覚で、みんなでリズムについていけるかチャレンジしてみましょう。
反対に、ゆっくりとしたテンポなら幅広い年齢、月齢の子どもが楽しめます。
それぞれのパーツを確認しながら遊んでみましょう。
こちらの手遊び歌は、海外でも親しまれています。
「ヘッド・ショルダー・ニーアンドトゥ」という言葉に変えて歌えば、英会話クラスでの導入もおすすめです。
「ずいずいずっころばし」
「ずーいずーいずっころばし、ごまみそずい」とメロディにあわせて、指先を移動させていく手遊びです。
お友達に手で丸を作ってもらい、そのあいだを渡り歩くように移動させていくゲームです。
よりゲーム感覚で手遊びを楽しみたいときにおすすめの手遊びです。
ゲームのルールが理解できるような年齢になったら、みんなで遊んでみましょう。
言葉が特徴的なので、どんな意味があるのか説明してあげるのもおすすめです。
まとめ
楽しい手遊びは、子どもたちにとって「歌の楽しさ」と「遊びの楽しさ」の両方を感じられる機会となるでしょう。
毎日の手遊びをきっかけに、クラスがまとまったり、子どもたちがなかよくなったりすることもあるかもしれません。
今回ご紹介した手遊び歌はあくまで一部なので、ぜひ好みのものをたくさん見つけてくださいね。