2020.3.11
保育士1年目のよくある悩み!解決方法とともにご紹介
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どのような仕事・職種でも、一年目はわからないことばかりで悩んでしまうものです。
そこで今回は、一年目の保育士が悩みやすいポイントをご紹介していきます。
悩んでしまったとき、解決策とあわせて参考にしてみてくださいね。
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子どもとどのように接すればいいかわからない
保育士という仕事柄、毎日もっとも多く接するのは子どもです。
子どもの性格はそれぞれに違うため、ときには「思うように指導できない」、「どう接すればいいかわからない」と感じてしまうこともあるでしょう。
子どもが言うことを聞いてくれない、優しく叱っても厳しく叱っても伝わらない、ずっと黙ったままでコミュニケーションをとれないなど……。
ベテラン保育士なら問題なく対応できるシーンでも思うようにやりとりができないため、「向いていないのかな?」と悩んでしまうこともあるものです。
【解決へ導くためには…】
子どもは一人ひとり性格が違うため「こういうときはこうする」という保育指導書に書かれたルールや自分の中の決まりはいったん捨てて、それぞれに合った対応を心がけましょう。
例えば「子どもをひとりぼっちにしたら可哀想、たくさん話しかけて輪に入れてあげなきゃ」と思うかもしれませんが、一人が好きな子どもにとって強引に輪の中へ入れようとする行為は、かえってストレスの引き金になりかねません。
「普通は」、「常識的に考えて」と言ってしまいたくなるようなことであっても、子どもたちにはなかなか伝わらないでしょう。
子どもの特性を見極めるまでは、一歩引いたところから見守る時間も大切です。
保護者とどのように接すればいいかわからない
子どもとの関係は良好でも、保護者との関係が構築できないことから悩んでしまう保育士もいます。
保護者とは連絡帳のやりとりやお見送り、お迎えによって毎日顔を合わせることになるため、関係がこじれてしまうと厄介です。
【解決へ導くためには…】
子どもと違い、大人同士の付き合いでは言葉を使ってお互いのことを理解し合えるからこそ、密にコミュニケーションをとることが大切です。
特に、言葉足らずであったことが不信感につながってしまうことはめずらしくありません。
同時に、保護者とやりとりをするときには常に低姿勢を心がけましょう。
「自分が正しい!」と思うシーンでも、いったん保護者の意見や要望を聞いた上で、謙虚に自分の意見を伝えてください。
特定の子どもや保護者をひいき・差別しているととらえられないよう、日頃から公平な対応をすることも大切です。
保護者に気に入られようとイエスマンになってしまうと、かえって印象が悪くなりかねませんので注意しましょう。
職場の人間関係
接し方に悩んでしまうのは、子どもや保護者だけではありません。
保育施設の中でも、ほかの保育士との人間関係に悩んでしまうこともあるでしょう。
連携が必要不可欠な保育施設では、トラブルは早々に解決する必要があります。
【解決へ導くためには…】
まずは、職場に信頼できる人を見つけましょう。
これまであまり話したことのない先輩でも、腰をすえて話してみると理解を得られるかもしれません。< 「どうしたらいいかわからない!」という段階にさしかかった悩みは一人で抱え込むのではなく、できるだけ色んな人に声をかけ、積極的に助けを求めるようにしましょう。
そのときには、愚痴や悪口にならないように気をつけてください。
あくまで謙虚に「どうにか現状を打破したいので、アドバイスがほしいのですが」というように接し、意見を聞くつもりで相談してみましょう。
「辞めたい」と思ってしまったときは?
どんな仕事に就いている人も、慣れないことの多い一年目は心身ともにストレスを覚えやすいものです。
はじめのうちは前向きな気持ちでいたり、我慢できていたりしても突発的に「辞めたい!」と思ってしまうこともあるでしょう。
しかしその場の勢いで辞めてしまうと、のちに改めて転職活動をするときに「いい条件の求人がない」、「前の職場で続けておけば……」と後悔しかねないため、気をつけましょう。
もちろん、どのような場合でも「絶対に辞めてはいけない」というわけではありません。
もし、我慢していたことによって心身に不調が現れてしまっては、ともすれば再生不可能な状態になってしまうかもしれません。
前向きに悩みを解決するには、自分の譲れる部分、譲れない部分を明確にして自分に合う職場を探すことが大切です。
「給与が安くても、現在の人間関係から解放されるならいい!」など、落とし所を見つけた上で早めから求人探しをスタートしましょう。
まとめ
かねてから保育士不足が嘆かれていますが、やはり「辞めたい」と思ってしまう保育士は少なくありません。
しかしせっかく夢を叶えて保育士になったのなら、一年目の踏ん張りどころではぐっとこらえたいものです。
解決のためになにができるか、よく考えながら向き合ってください。