2025.10.15
保育士の転職市場動向レポート【関西エリア版・2025年8月版】
773View

保育士の転職市場動向レポート【関西エリア版・2025年8月版】
~応募データから見る最新トレンド~
はじめに
こんにちは!保育士専門の就職・転職支援サービス「ほいこれ」です。
私たち「ほいこれ」は、大阪に本社を置くベルサンテスタッフ株式会社が運営しており、長年関西エリアを中心に保育士のみなさんの就職・転職をサポートしてきました。
そのため、今回ご紹介する応募データも、大阪をはじめとする関西の情報が中心となっています。関西エリアのリアルな動向を知ることで、他の地域で活動されている皆さまにとっても、転職市場を読み解くヒントが見つかるはずです。
※プライバシー保護と、個別の数値よりも全体の傾向をお伝えすることを目的として、応募の絶対数は非公開としております。
「他の人はどんな風に転職活動しているんだろう?」「今、求人が多いのはどのエリア?」そんな疑問にお答えします。ご自身の転職活動を客観的に見つめ、より良いキャリアを築くためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
レポートサマリー
2025年8月の応募データから、転職市場の重要な3つのポイントが見えてきました!
POINT 1
50代が応募者の中心!『無資格』からの挑戦も多く、多様な人材が活動中。
応募者の年代は幅広く、中でも50代がトップでした。また、応募者の半数以上が『無資格』または資格不明からのチャレンジとなっており、経験豊富なベテラン層から未経験の方まで、多様な人材が市場にいることがわかります。
POINT 2
求人情報は大阪市・名古屋市郊外・南河内エリアに集中!
応募が特に集中したのは「大阪市内」「名古屋市外」「南河内」エリアでした。これらの地域では保育士さんの需要が高く、たくさんの求人が出ているようです。希望の勤務地を考えたり、Uターン・Iターン転職を考えたりする上で、とても参考になりそうですね。
POINT 3
転職成功への近道?専門サイトへの直接応募がカギ!
色々な求人サイトがありますが、実は「ほいこれ」の公式サイトから直接ご応募いただくのが、面接に進む一番の近道だということが分かりました。効率的に転職活動を進めるなら、専門サイトの直接利用が断然おすすめです!
1. 応募者の全体像
関西の転職市場では、今どんな方々が活動しているのでしょうか?まずは応募者の皆さんの「年代」と「保有資格」から、全体の人物像を見ていきましょう。
1-1. 年代構成
応募者の年代構成を見ると、50代(13.1%)が最も多く、次いで60代以上(12.4%)、20代と40代(各11.7%)と続きます。10代から60代以上まで、本当に幅広い年代の方々が転職を考えていることがわかりますね。
これは、保育士というお仕事が、ライフステージの変化に合わせて長く続けられる専門職であることの表れではないでしょうか。特に経験豊富なミドル・シニア層の方々が、新しい活躍の場所を求めて積極的に動いている点が、現在の市場の大きな特徴と言えそうです。
年代別 応募者構成比(年代判明者ベース)
(年代不明者: 40.0%)
1-2. 応募者の半数以上が『無資格』からの挑戦
応募者のうち、保育士資格をお持ちの方は46.6%と半数に満たない一方、『無資格』または資格不明の方は53.4%と半数を超える結果になりました。
保育士資格あり
46.6%
無資格・資格不明
53.4%
これは、資格の有無にかかわらず、多くの方が保育の仕事に挑戦したいと考えている証拠です。最近は『無資格』OKの保育補助の求人や、働きながら資格取得をサポートしてくれる園も増えています。資格をお持ちでない方も、諦めずに求人を探してみる価値は十分にありそうです。
2. エリア別の動向
次に、どのエリアで保育士さんの募集が活発なのかを見ていきましょう。応募が集まっている「人気エリア」と、そのエリアで活動している方の年代を分析してみました。
2-1. 人気エリアと応募集中度
応募が最も集中したエリアは「大阪市内エリア」(11.0%)でした。続いて「名古屋市外エリア」(9.0%)、「南河内エリア」(8.3%)となっており、特定の地域に人気が集まる傾向が見られます。
応募者数 上位5エリア
大阪市内エリア
11.0%
名古屋市外エリア
9.0%
南河内エリア
8.3%
北摂エリア
7.9%
堺・泉州エリア
7.6%
これらのエリアでは、保育施設の数が多く、働き方の選択肢も豊富なので、求職者の方にとって魅力的な市場になっていると考えられますね。
2-2.【クロス分析】エリアと年代の関係性
人気エリアと応募者の年代を掛け合わせて見てみると、エリアごとに応募者の年齢層に特徴があることがわかりました。
大阪市内エリア
若手・中堅層に人気
20代と40代の応募者が多く、都心部でキャリアを築きたい若手・中堅層の方々からの人気が高いようです。
名古屋市外エリア
ベテラン層に人気
50代、60代以上の応募者が突出して多く、郊外の落ち着いた環境で、これまでの経験を活かしたいベテラン層の方に選ばれる傾向があります。
南河内エリア
シニア層に人気
60代以上の応募者が非常に多く、地域に根差して働きたいシニア層の活動が活発な様子です。
このように、都心部では若手・中堅層が、郊外や特定の地域ではベテラン層が、それぞれ中心となって転職活動を行っているようですね。ご自身のキャリアプランやライフスタイルに合ったエリアを選ぶことが、転職成功の鍵になりそうです。
3. 応募経路と選考通過の傾向
最後に、皆さんがどんな方法で求人を探し、どの経路からの応募が面接に繋がりやすいのかを分析します。
3-1. 主な応募媒体
応募者の皆さんが利用した媒体で最も多かったのは「Google」などの検索エンジン(15.5%)でした。次いで、「ほいこれ」の公式サイト(LP)(10.0%)、「Indeed」(9.3%)と、オンラインで求人を探すのが主流になっていることがよくわかります。
応募者数 上位5媒体
広告(google)
15.5%
ほいコレ(LP)
10.0%
Indeed
9.3%
求人ボックス(直接)
7.6%
求人ボックス(アイデム)
7.2%
3-2.【クロス分析】応募媒体と選考状況
応募媒体ごとの「登録(面接)」に至った割合を見てみると、実は媒体によって大きな差があることがわかりました。
面接への進みやすさには、こんなに差が!
「ほいこれ」公式サイト(LP)
37.9%
が面接へ!
一般的な求人検索サイト
約13~26%
が面接へ
特に注目したいのが、「ほいこれ」の公式サイト(LP)からご応募いただいた方が、37.9%という非常に高い確率で面接に進んでいる点です。これは、一般的な求人検索サイト(13%~26%程度)と比べても、かなり高い数値です。
公式サイトからの応募は、私たちのコンサルタントがあなたの希望やスキルを深く理解し、最適な求人をご提案しやすくなるというメリットがあります。結果として、求人とのミスマッチが減り、質の高いマッチングが実現するため、面接に繋がりやすいのです。たくさんの求人情報を広く浅く見るだけでなく、信頼できる専門サービスに絞って活動することが、内定への近道になると言えるでしょう。
おわりに
今回のレポート、いかがでしたか?
2025年8月の応募データからは、「幅広い年代の方々が活躍していること」「人気エリアがどこなのか」「面接に進みやすい応募の方法」といった、あなたの転職活動のヒントが見えてきたのではないでしょうか。
特に、ご自身の年齢や経験、希望する働き方に合わせて戦略的にエリアや応募媒体を選ぶことが、転職活動を成功させる上でとても大切だと言えそうです。
このレポートが、あなたの素晴らしいキャリアを築くための一助となれば、私たちもとても嬉しいです。「ほいこれ」では、これからも転職に役立つ情報をお届けし、あなたにピッタリの職場が見つかるよう、全力でサポートさせていただきます。いつでもお気軽にご相談くださいね!











