保育士が妊娠したらまず何をする?施設への報告のタイミングや報告例文

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2024.8.15

保育士が妊娠したらまず何をする?施設への報告のタイミングや報告例文

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仕事をしながら妊娠に気づいた時、「職場にはなんて説明しよう?」「どんな風に伝えればいい?」と不安を覚えることもあるかもしれません。

そこで、保育士が妊娠したときの正しい対応について解説していきます。

周りの人との良好な関係築くため、覚えておきたいポイントをチェックしておきましょう。

保育士が妊娠したらどう対応するべき?

保育士の仕事をしていて妊娠が発覚したら、できるだけ早めに職場へ報告しましょう。

特に先輩保育士や園長などには、早い段階できちんと伝えておきたいものです。

「安定期に入るまで、あまり知られたくない」という考えもあるかもしれませんが、せめて近しい先輩や責任者は知っている状況にしましょう。

妊娠すると、仕事にも制限がかかります。

ほかの保育士に仕事を代わってもらったり、負担のない仕事を選んだりする必要も出てくるでしょう。

「妊娠している」という理由があればこうした働き方にも納得がいきますが、そうでなければ理解してもらうのはなかなか難しいものです。

また、妊娠初期にはつわりの症状が出ることもあります。

突然体調不良に見舞われるなど、自分でも思わぬ形で思うように働けなくなるかもしれません。

その際の対応を任せるためにも、なるべく早く上司に打ち明けるのが大切です。

実際に仕事をどうしていくかは、施設によっても判断が変わるでしょう。

業務をほかの保育士に引き継ぐことになるかもしれませんし、休職のような流れとなるかもしれません。

いずれにせよ、まずは相談することが不可欠です。

妊娠が発覚した保育士が確認しておくべきこと

妊娠が発覚したら、施設には産休・育休制度があるのか、またどのような内容なのか確認しましょう。

制度を利用するにあたって、どのような手続きが求められるのかもよく確認する必要があります。

さらに施設によっては、産休や育休制度がそもそも用意されていない場合もあります。

そのときには、退職、休職する必要があるでしょう。

となると、どのような時期に退職、休職するのかという問題も出てきます。

クラス担任を持っている保育士は、年度途中でクラスを辞める必要があるかもしれません。

年度末での退職ができるのかどうかは、現在何月で、妊娠何ヶ月目なのかという条件によっても変わるでしょう。

ひとりで決めるのではなく、上司とよく相談し、話し合って検討していきましょう。

そして休職や退職の相談は、もちろん家族ともしなければいけません。

その後の生活にも関わることですから、色んな人の意見を聞きながら決めましょう。

そのほかの人へ妊娠報告を行うタイミングと報告の例文

上司への報告はいち早く行うべきですが、同僚や施設に通う園児、また保護者への報告は早さにこだわる必要はありません。

無事に安定期に入ってから、改めて報告をしましょう。

子どもたちにも「◯◯先生はお腹に赤ちゃんがいるから、◯月からは保育園に来れなくなるよ」などわかりやすい形で報告してください。

保護者への報告は、おたよりなどを通じて文面で行うことが少なくありません。

「私事ですが、このたび妊娠いたしました。

現在、妊娠◯週目で安定期に入っており、母子ともに順調です。

園長との相談の末、◯月以降、産休をいただくこととなりました。

皆様には、急なご報告となってしまい申し訳ございません。

産休に入るまでの間、ご迷惑をおかけしないよう精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

このような例文を参考に、自分らしい表現を取り入れてみてくださいね。

妊娠中の保育士が仕事で注意すること

妊娠が発覚したら、まず注意したいのが体調のことです。

安定期と呼ばれる妊娠5ヶ月頃までの時期を、妊娠初期と言います。

この時期は、妊娠中のお母さんにとっても、赤ちゃんにとっても特に大事な時期と言えるでしょう。

つわりの症状も起こりやすい時期のため、体調不良に見舞われることも増えてくるかもしれません。

つわりは、風邪のように「きちんと対策や予防をしていれば防げる」というものではありません。

自分の力ではどうにもできないまま、寝込んでしまうこともあります。

無理をせず、臨機応変に対応できる環境を構築しておきましょう。

また、妊娠していることを大々的に報告するまでは、周りの人はあなたが妊娠していることを知らない中で生活しなければいけません。

妊娠初期となると、おなかもまだ目立たない状態ですから、周りに妊娠中だと伝わる機会も少ないでしょう。

そのため、妊娠中にも関わらず負担の多い仕事を頼まれるかもしれません。

その時にはうまく断る、事情を知っている園長を通じて調整してもらう、身近な保育士にだけ一足早く報告するなど工夫しましょう。

特に園児たちは、お腹に飛びついてきたり、おんぶや抱っこをしてもらおうとしたりすることもあるかもしれません。

子どもたちとの関わりの中でも、身体に負担がかからないよう注意しましょう。

まとめ

保育士が妊娠したときにはまずは園長へ相談し、それ以外の保育士や職員、園児、保護者への報告は安定期に入ってからでも構いません。

妊娠中の保育士が仕事でどのように対応するかは施設によっても違うので、よく話し合いましょう。

また妊娠中は身体への負担を考慮して、仕事の量や種類も調整するようにしましょう。

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