保育園のほかにも保育士は活躍できる?保育士の資格が活かせる職場

大阪を中心に保育士 派遣・アルバイト・パートの求人検索「ほいコレ」

2024.1.26

保育園のほかにも保育士は活躍できる?保育士の資格が活かせる職場

1072View

転職活動において、保育士の資格を持っていることは大きなアドバンテージとなるでしょう。

保育士というと「保育園で働く人」というイメージを持ちやすいものですが、実際にはもっと広い分野で保育の資格を活かして働くことができます。

どんな求人であれば保育士の資格を活かせるのか、具体的にご紹介していきましょう。

保育士資格を活かせる求人にはなにがある?

保育士というと、保育園で働いているスタッフとイメージする人が多いかもしれません。

ところが近年、保育士の活躍の場は保育園に限りません。

待機児童問題が社会的に重視されるようになってからは、保育施設だけでなくさまざまなサービスが展開されています。

例えば次のような施設では、保育士の資格を活かすことができます。

◇こども園
◇託児所
◇企業内の保育施設
◇病児保育室
◇児童福祉施設
◇学童保育
◇プリスクール
◇ベビーシッター

このような施設や職業で、保育士の資格を持っていることは大きなメリットになります。

ピックアップしながら、さらに紹介していきましょう。

こども園

こども園とは簡単に説明すると幼稚園と保育園を一緒くたにしたような施設のことです。

そのため幼保一体型のこども園で働くときには、保育士資格と幼稚園教諭免状の両方が必要です。

多くの施設では、「幼稚園コース」と「保育園コース」に分かれています。

それでいて全体を通じてお昼寝の時間がないなど、保育園とは違った体制が根付いています。

こども園は、保育施設以上に「教育」の観点から子どもたちや毎日の生活を見守ります。

ただ「子どもたちを受け持ち見守る」というのではなく、教育者として子どもたちを指導する必要も出てきます。

これまで保育園で働いていた保育士にとっては、慣れない姿勢を求められることもあるかもしれません。

しかし、だからこそこども園で働くことはスキルアップに繋がっていくでしょう。

院内保育所、病児保育室(病棟保育室)

病棟保育室(病棟保育室)とは、病気や怪我のような理由があって入院している子どもたちのための保育施設です。

そのため、施設は病院内にあります。

病棟保育室で働いている保育士は、一般的な保育士でなく病児保育士、病棟保育士と呼ばれることが多いようです。

そして、しばしば混合されやすいのが院内保育士、そして院内保育所です。

院内保育所は、病院内で働く医師や看護師が、自分の子どもを預ける保育所です。

そこで働いている保育士は、院内保育士と呼ばれています。

対象になる子どもの年齢層は幅広く、0歳の子もいれば、小学生、中学生の子もいるかもしれません。

保育園で働いていた保育士にとっては、触れ合う機会のない年齢の子もいるでしょう。

幅広い年齢層の子と出会えるため、常に新しい経験ができるのは大きな魅力です。

プレイルームでの遊びのほか、年齢に合わせた学習支援を行うこともあります。

病児保育室では、子どもの状態に合わせた理解も必要です。

病気や怪我の具合に合わせて負担にならない遊びを提案します。

ただし、医師や看護師ではないため医療行為には携わりません。

児童福祉施設

児童福祉施設とは、経済的理由によって入院助産を受けられないお母さんをサポートするための施設です。

福祉の範囲は広く、母子の生活をサポートする目的の施設や、家庭を離れなければいけなくなった子どものサポートをする施設などが挙げられます。

そのほか、知的障害を抱えた子どものための施設やそのほかの障害の援助をする施設、児童家庭支援センターなどのように家庭のことについて助言、サポートをすることが目的の施設もあります。

こうした施設では、子どもたちと関わる機会も多いため保育士免許を持っていることが有利に働くでしょう。

仕事内容については施設によって違いますが、子どもの対応だけでなく日常生活のサポートなども行います。

自立支援を行うなど、保育士の仕事から離れた業務を通じて専門的知識も身につきます。

ベビーシッター

ベビーシッターは、子どもの保護者から依頼を受けて保育を行う仕事です。

多くの場合、依頼主の自宅に呼ばれ、不在のあいだ子どもの面倒を見ることになります。

保育園のように一度にたくさんの子どもを見ることにはならず、1〜3人ほどの子どもとしっかり向き合います。

少人数の対応をする分、徹底して向き合い、見守る姿勢が必要です。

ちなみにベビーシッターの仕事をはじめるときには、ほかの職業と違い資格は不要です。

だからこそ、保育士免許を保有していることは大きなアドバンテージとなるでしょう。

依頼主の目線に立っても、大切な子どもを預けるとなれば信頼できる有資格者にお願いしたくなるものです。

ベビーシッターの魅力は、スポットでも働けるため自由な働き方が叶います。

ただし、収入が不安定になりやすい点には注意が必要です。

まとめ

保育士免許が役立つ職業には、保育園で働く保育士のほかさまざまな職業があります。

こども園や福祉施設、ベビーシッターと広い視野で求人を探すと、より自分に合った魅力的な条件が見つかるかもしれません。

現在の働き方や待遇に不満があるのなら、こうした職業への転職を検討するのもいいでしょう。

あなたに合った求人が選べる
登録はこちら

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

新着記事一覧