2021.12.25
チャイルドコーチングとは?資格取得の方法と資格の種類
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保育士の中には「今よりももっと活躍の場を広げたい」「新しいスキルを身につけたい」と考える人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが「チャイルドコーチング」です。
ワンランク上の保育士になるため、資格取得を目指している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
チャイルドコーチングとは?
チャイルドコーチングとは、子どもの才能や資質を正しく理解し、またそれを伸ばしていくためのサポートのことです。
子どもの個性をきちんと見極め、働きかけていく中で子どもの成長を後押しします。
チャイルドコーチングには「チャイルドコーチングアドバイザー」「チャイルドコーチングマイスター」といった2つの認定資格があります。
チャイルドコーチングでは、さまざまなコミュニケーションによって子どもの潜在能力に働きかけていきます。
具体的には、次のようなアプローチが挙げられます。
・言葉だけでなく五感を通じたコミュニケーションを行う
・子どもが新しい気づきを得るような質問を積極的にする
・子どもの意見を否定せずに、きちんと尊重する
こうして互いを信頼するコミュニケーションをくりかえしながら、自己肯定感を身につけさせていきます。
チャイルドコーチングの資格を取得するメリット
チャイルドコーチングは、保育士の仕事を続けながら同時進行でスキルアップできるのが特徴です。
チャイルドコーチングの知識を身に付ける上では、通信講座やオンライン講座を利用します。
学校へ通うのではなく、毎日少しずつ学習しすきま時間で学習できるカリキュラムであることが魅力です。
空いた時間を賢く使いながら、キャリアアップにもつなげられるので保育士として成長していきたいと考える人に最適でしょう。
そしてチャイルドコーチングならではの魅力として、子どもの潜在能力を引き出せるようになることが挙げられます。
保育の現場では「子どもとどう接すればいいかわからない」「子どもが言うことを聞いてくれない」「子どもが反抗的で困る」ということもあるでしょう。
そうしたとき、原因になっているのは子どもの心の中に潜むさみしさや戸惑いかもしれません。
チャイルドコーチングによって子どもが本当に伝えたい内容や本当に望んでいる内容を察することが、問題を解決へ導いてくれるでしょう。
子どもたちも運動や音楽、美術など自分の得意分野を見つけるとパフォーマンスを発揮できるようになり、日々の遊びや学びにいきいきと向き合うようになっていくかもしれません。
自信を獲得できる機会が増えれば、失敗を恐れないたくましい子に育っていくでしょう。
さらにチャイルドコーチングで身につけたスキルは、保育以外でも活躍するはずです。
自分に子どもができたときはもちろんのこと、先輩という立場から後輩に指導するときにも、コーチングのスキルが役立ちます。
一度身につけておけば、生涯を通じて活躍する損のないスキルと言えるでしょう。
チャイルドコーチングアドバイザーの取得方法
それではチャイルドコーチングの資格を取得する具体的な方法として、まずチャイルドコーチングアドバイザーの取得方法を確認してみましょう。
チャイルドコーチングアドバイザーは、一般社団法人日本能力開発機構によって認定されています。
取得にあたっては通信講座「資格のキャリカレ」で、定められたカリキュラムを修了し三度に渡る添削課題を提出した後、認定試験を受けるという流れになります。
最初に「基本編カリキュラム」に従って学習し、「第1回添削課題」を提出します。
問題がなければ「応用編カリキュラム」へと進み、さらに「第2回添削課題」、「実践編カリキュラム」「第3回添削課題」とこなしていきます。
最後に認定試験受験を受け、合格すれば晴れて資格取得となります。
費用は一括払いで36,000円(税別)です。
テキスト教材も充実しており、着実に知識を身につけたい人にぴったりの資格と言えるでしょう。
チャイルドコーチングマイスターの取得方法
続いて、チャイルドコーチングマイスターはAMBIST株式会社によって認定されています。
取得にあたっては通信講座ポータルサイトである「formie(フォーミー)」から、講座を受講しましょう。
オンライン講座を受けたあと、こちらもオンラインで検定試験を受け、合格すれば資格取得となります。
費用は一括払いで33,000円(税別)です。
チャイルドコーチングマイスターを目指す上で利用する教材は、すべてWebで確認できます。
そのため外出先のちょっとした時間でもスマホやタブレットから学習でき、学習のための荷物を必要としないのが魅力です。
まとめ
チャイルドコーチングは、子どもの潜在的な才能を引き出すために必要なサポートのひとつです。
保育士にとって、キャリアアップにもつながりますのでこの機会に取得を目指してみるのもいいかもしれません。
具体的には「チャイルドコーチングアドバイザー」「チャイルドコーチングマイスター」という二つの種類があり、それぞれに内容や取得方法が異なりますので自分に合った方法を見つけてくださいね。