2019.11.2
「認定病児保育スペシャリスト」を目指そう!資格取得の方法を解説
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どのような職場でも、専門性を極めた「スペシャリスト」の存在は重宝されるものです。
今回は、保育にまつわるスペシャリストの一つである「認定病児保育スペシャリスト」について、仕事内容やほかの資格との違いをご紹介していきます。
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認定病児保育スペシャリストとは
認定病児保育スペシャリストは、病気の子どもにまつわる保育を極めた人材に与えられる資格のこと。
これまで、保育にまつわる資格は数あれど「病気の子どもにまつわる保育」に特化した資格はありませんでした。
そこで一般財団法人日本病児保育協会」によって認定され、どんどん認知が広がっています。
主に病気や感染症の基礎知識、正しい看病や適切な対応の知識・スキル・ノウハウを学び、正しく理解できていると判断された場合に資格を取得できます。
すでに高校を卒業している18歳以上の人であれば、誰でも取得を目指すことができることも特徴です。
つまり、保育士免許をはじめとした各種資格の保有状況は考慮する必要がなく、これまでに保育関係の仕事を経験したことがない人でも、意欲さえあればいつでもチャレンジできます。
認定病児保育スペシャリストの主な役割
認定病児保育スペシャリストは、保育施設において具合の悪い子どもの看病をします。
体調の確認、薬を飲ませる、水分をとらせるといった基本的な対応のほか、比較的元気になってきた子どもには本を読んであげたり、無理のない範囲の遊びに付き合ったりと、退屈しない環境づくりも行います。
一人ひとりの状態を見ながら危険度を判断し、必要があれば緊急病院への搬送をはじめとした適切な対応をすることも大切な役目です。
認定病児保育スペシャリストの魅力
認定病児保育スペシャリストのなによりの魅力として、信頼性が高い職種であることが挙げられるでしょう。
というのも、もともと保育士の有資格者であれば病児保育そのものにあたることはできます。
しかし保育士の資格はあくまで総合的な保育の知識があることを証明するものですから、誰もが必ず適切に子どもの看病ができるかという部分については、不安も残るでしょう。
専門知識を保有する認定病児保育スペシャリストは、そうした状況において差別化を叶える存在です。
緊急時の対応に不安を覚える保育士にとっても、大切な子どもを預ける保護者にとっても心強い存在となるはずです。
認定病児保育スペシャリストの資格を取得する方法
認定病児保育スペシャリストの資格は「全13回のWEB講座の受講」→「1次試験」→「認定試験」→「24時間以上の実習またはオンライン実習代替」という手順をクリアすることで、無事取得となります。
試験や実習は、現在オンラインでも選択可能となっていますので、全てオンラインで資格を取得を目指せることが大きな魅力と言えるでしょう。
スマートフォンからのアクセスもでき勉強する時間や場所を選ばないことから、通勤・通学途中、子どもを寝かしつけたあと、学校や職場の休憩時間などすき間時間を上手に利用して学ぶことができます。
もちろん紙のテキストも用意されているため、テキストを利用した学習が向いているという人も、自分のペースで学べることが魅力です。
認定病児保育スペシャリストが活躍できる職場
認定病児保育スペシャリストは、一般的な保育施設のほか、病児保育施設などでも活躍できます。
病児保育をメインで行う施設では、一般的な保育知識以上の専門的な知識が求められることが多いため、認定病児保育スペシャリストは必要不可欠となるでしょう。
就職・転職において、少しでも職場の選択肢を増やしたい人におすすめです。
もちろん一般的な保育施設でも、預かった子どもが体調を崩してしまったり、体調の悪い子を受け入れたりというタイミングで、正しい対応ができる認定病児保育スペシャリストの存在が重宝されるでしょう。
施設によっては「認定病児保育スペシャリストの人材を求めている」と明記しておらずとも「子どもが体調を崩したときに任せられる人材がいてくれたら……」と潜在的に考えていることもあるかもしれません。
そのため、非公開求人なども含めてさまざまな求人情報に目を通し、アプローチすることで「ぜひうちで働いてほしい」と求められることもあるはずです。
資格を取得していることや専門的な知識があることによって、優遇される可能性もあるため交渉しながら希望の求人を探してみてください。
>資格認定事業 終了のお知らせについて