2023.2.27
保育士を辞めたくなったら……偉人たちはつらい時期をどうやって乗り越えた?名言から考えてみよう
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保育士として活躍する上で、時には「苦しい」「もう無理かも……」と思ってしまうこともあるのではないでしょうか?
「保育士を辞めたい」というモチベーションになってしまった時には、一度深呼吸をして様々な方面へ関心を向けてみましょう。
今回は、さまざまな偉人たちによる名言をご紹介していきます。
吉田松陰
まずは、日本の歴史を勉強する上で、耳にした経験のある人も多いであろう吉田松陰の名言です。
吉田松陰は時代を切り拓いた人の一人ですが、自分の道を信じて貫いた人だからこその言葉を多く残しています。
「自分の価値観で人を責めない。一つの失敗で全て否定しない。長所を見て短所を見ない。心を見て結果を見ない。そうすれば人は必ず集まってくる」
このような言葉は、時代に関係なく残る名言と言えるでしょう。
子どもの対応はもちろん、先生同士の人間関係や、保護者との関係性の中では、どうしてもわかりあえないと感じる時があるでしょう。
しかし、腹立たしい気持ちになったときには自分の価値観が凝り固まってしまっているかもしれません。
また、失敗を否定せず恐れない心は、周りの人にもそして自分にも優しくするきっかけとなるでしょう。
この名言を胸に秘めておくことで、つい感情的になってしまったときに冷静になれるかもしれません。
寺山修司
寺山修司は、映画監督、詩人などとして活躍しました。
多くの作品を残している寺山修司ですが、「ポケット名言を」という名言集も発表しています。
名言集は、まさにポケットに入れておくことでいつでも名言に触れることができるでしょう。
寺山修司の名言には、例えばこんなものがあります。
「大体不満屋ってのは世の中との折り合いが悪いんじゃなくて、自分との折り合いが悪い奴のことなんだから」
人間関係でうまくいかないことがあっても、必ずしも自分が悪いと考える必要はありませんよ。
「相手が自分自身と折り合いがついていないんだ」「相手の問題なんだ」と思うことで、気持ちが楽になるかもしれません。
ドストエフスキー
「罪と罰」などの作品を残した世界的に有名な文豪であるドストエフスキーにも、数々の名言があります。
ドストエフスキーは、例えば次のような言葉を残しています。
「愛のないところには、良識もまた育たない」
子どもと付き合う上では、どのように子どもの健やかな成長をサポートするかが大事なポイントとなるでしょう。
そのためにも愛を持って接することが、保育士としての成長を促すことにもつながるかもしれません。
瀬戸内寂聴
僧として、そして文学者として功績を残している瀬戸内寂聴もさまざまな名言を残しています。
その一つがこちらです。
「人間の生きがいとは、自分が誰かの役に立ち、誰かを一瞬でも幸福に出来ると感じることに尽きる」
仕事や生活のあいだに「これでいいのかな?」「自分の人生ってなんなんだろう」と考えてしまうこともあるでしょう。
現在の仕事や行いに迷いが生じたときには「誰かのためになり、幸福にしているか」を基準にしてみるといいかもしれません。
「幸福にする」というと難しく感じるかもしれませんが「一瞬でも」というポイントを意識することが大事ですよ。
ウォルト・ディズニー
言わずとしれたミッキーマウスの生みの親であり、ディズニーの「神様」であるウォルト・ディズニー。
世界に新しいドキドキやワクワクを与えてくれたウォルト・ディズニーは、そうした経験からさまざまな言葉を残しています。
例えば「人生で経験したすべての逆境、トラブル、障害が私を強くしてくれた」という言葉です。
ときにつらいこと、厳しいこともある保育の仕事では心が折れてしまうこともあるかもしれません。
しかし、あのウォルト・ディズニーもそうした経験の果てにこのような功績を実現した……と思えば、つらいことがあったときにはその先にうれしいことがあるのではと希望を持てるでしょう。
さらに「楽しんで学べる「教育」よりも、気がついたら学んでいるような「娯楽」を与えたい」という言葉も残しています。
子どもと接するとき「自分の接し方は間違っていないかな?」と心配になったら、この言葉を意識してみるといいかもしれません。
まとめ
世界の偉人たちは、あらゆる失敗を乗り越えながら正解に辿り着いています。
道に悩んだときには彼らの名言を思い出しながら、保育士としてどのような道を進んでいくか考えてみましょう。
名言にならって自分の現状を見極め、必要なら転職も検討していいかもしれません。