2021.11.20
保育士のオンライン就活!説明会や面接の服装はどうする?
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コロナ禍以降、あらゆる業界でオンラインによる対応の設備が整ってきたのではないでしょうか。
就活についてもオンラインでの実施が定着し、新しい文化の中でマナーやルールも学び直さなければいけません。
今回は、説明会や面接といった就活をオンラインで行う際の服装について解説していきます。
オンライン就活とは
オンライン就活とは、オンライン上で採用までに必要な施設説明や応募、面接などを行うことです。
保育士は施設へ足を運ぶのではなく、オンライン上に公開されている説明を見たり、動画による説明を確認したりすることによって施設の特徴を知り、説明会に参加したときのように情報を得ることになります。
自身が閲覧のみを行うのであれば、服装を気にする必要もなく、好きなタイミングで参加可能です。
しかし施設によってはZoomをはじめとしたオンラインツールをつないで説明会を行うケースもあります。
こちらのケースでは、気になることや疑問点があったときに直接担当者に質問できるのが特徴です。
施設側にとっても、どのような保育士が興味を持ってくれているのか顔を観て確認できるという魅力があります。
一方で、保育士は通常の対面式説明会のように服装に気を遣わなければいけませんので十分注意してください。
オンライン就活をするときの服装
オンライン就活にあたっては、まず先方から服装の指定がないかチェックしましょう。
先方から「スーツでご参加ください」というような指定があったのなら、言われた通りの服装で参加する必要があります。
スーツを指定されているときには、いわゆるリクルートスーツで参加するとよいでしょう。
同じスーツでも派手なデザインのものは避け、黒やチャコールグレーといった、落ち着いた色味で好印象を与えるスーツを選んでください。
中には私服を指定されることもありますが、そのときは素直に私服で参加してください。
「私服と言われているけれど、スーツのほうが丁寧な印象になるだろう」というように考えてスーツで行く……というのは逆効果となります。
「きちんと指定したのに、聞いていなかったの?」、「決まり事を守れないの?」というように、マイナスな印象になってしまうかもしれません。
あくまで、「指定があったならあった通り」の服装を選ぶことが大切です。
ただし私服指定だからといってどのような私服でもよいわけではありません。
派手な服装や露出の多い服装は印象を悪くしてしまう可能性があることから、上品で落ち着いた服装を心がけましょう。
施設側から服装の指定がない場合もありますが、そのときはスーツを選ぶと無難です。
やはりビジネスの現場であることから、オンラインでもそうでなくても服装に悩んだときにはスーツが最適です。
ビジネスシーンにも適切な私服ってどんなもの?
私服を指定されたとき、「どんな服装なら好印象なの?」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
そうしたときには、オフィスカジュアルと呼ばれるスタイルを参考にしましょう。
オフィスカジュアルはその名の通り、オフィスで着用するカジュアルスタイル(=私服)です。
男性の場合はシャツにジャケットやカーディガンをあわせたスタイルが該当します。
パンツにはラフなスラックスやチノパンをあわせ、革靴を履きます。
どのアイテムも黒やネイビー、グレー、ベージュといった落ち着きのあるカラーのものを選びましょう。
女性の場合も、やはりシャツやジャケット、カーディガンは定番で、シャツではなくブラウスをあわせることもあります。
ボトムはパンツでもスカートでも構いませんが、スカートの場合は膝下丈を選び、あまりに短すぎたり、シルエットがひらひらしすぎていたりするものは避けてください。
カラーについても男性と変わらず、シックなものを選びます。
性別に関係なく、上品で清潔感のあるものを選びましょう。
オンライン就活における服装の注意点
オンライン就活では、主にバストアップの姿しか映らないだろう……とイメージする人もいるかもしれません。
しかし、面接途中になにか取りに行くことになったり、急な対応が必要になったりする可能性はゼロではありません。
そうしたとき、ちらりと映った下半身がスーツとちぐはぐな私服や家着では、印象も大きく変わってしまいます。
なにが起こるかわからないからこそ、上下ともきちんと揃えておきたいものです。
また、服装だけでなく髪型にも注意を払いましょう。
「オンラインだから」と油断して、ボサボサの髪や派手すぎる髪のままでいると印象も悪くなってしまうでしょう。
髪色は自然なものに整え、長い髪はオンラインでもひとつにまとめておきましょう。
あくまで「就活」であることを念頭に置き、身だしなみには十分注意したいものです。
まとめ
オンライン就活と聞くと「通常の就活よりも自由がきくのでは?」とイメージするかもしれません。
しかし油断して就活に不向きな服装で臨んだり、服の上下がばらばらだったり、髪がボサボサだったりしては相手に「保育士として信用していいのだろうか?」と思わせてしまうでしょう。
オンラインでもあくまで就活であることを意識して、服装選びを行うようにしましょう。