保育園の「お泊まり保育」で起きやすいトラブル!準備や対処法もご紹介

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2023.8.16

保育園の「お泊まり保育」で起きやすいトラブル!準備や対処法もご紹介

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保育園で行われる大きなイベントのひとつに「お泊まり保育」がありますよね。

いつもと違った環境で日常生活を行うため、子どもたちも、そして保育士もどきどきしてしまうのではないでしょうか。

お泊まり保育をトラブルなく終わらせるためにも、お泊まり保育のねらいや困ったときの対処法を確認しておきましょう。

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お泊まり保育のねらいとは?


まずは「どうしてお泊り保育をするの?」という基本の部分から確認していきましょう。

保育園や宿泊施設で合宿を行うお泊まり保育には、主に次のようなねらいがあります。

◆保護者から離れて生活をする訓練を行う
◆身の回りのことを自分で行い、自立をうながす
◆生活リズムの整った、規則正しい生活を実現する
◆身の回りのことをひとりでこなせるという自信をつける
◆共同生活に必要な協調性をはぐくむ

お泊まり保育の最中にもこうしたねらいを思い返すことで、保育士の立場からすべきことが明確になるかもしれません。

お泊まり保育ではなにをするの?


お泊まり保育ですることは、施設ごとに違います。

その中でも定番なのが「夕食作り」です。

保育士によるサポートのもと、みんなで買い出しをしたり、米とぎや炊飯をしたりして、自分たちの夕食を自分たちで用意します。

準備や片付け、皿洗いを自分たちで分担して行う中で、子どもたちの自立心を育てていけるでしょう。

寝る前には、子どもたちみんなでお風呂に入ります。

湯船にしっかり浸かる場合も、シャワーだけで済ませる場合もあり、施設や方針によって変わります。

保育士はお風呂場でジャージなどを着用して子どもたちを見守り、転倒したり溺れたりといったトラブルがないよう注意を配ります。

そのほか、みんなでレクリエーションを行うのもお泊まり保育の楽しみのひとつです。

キャンプファイヤーやキャンドルサービスのように夜しかできないイベントは、お泊まり保育ならではのイベントとして子どもたちの記憶に残るでしょう。

さらに保育園内を自由に使った、肝試しやスタンプラリーなどのレクリエーションでは通いなれた保育園の見方が変わるような経験ができるかもしれません。

色んなアイディアを出し合ってゲームやレクリエーションを準備し、子どもたちの好奇心を刺激しましょう。

お泊まり保育で起こりがちなトラブル


お泊まり保育で注意したいのは、やはり子どもたちの事故や体調不良です。

持病がある子どもは特に注意し、保護者と連携を取りながら体調管理をしましょう。

普段と違う環境で楽しくなるあまり、はしゃいで怪我をしてしまうというのも起こりがちなトラブルですので、注意しましょう。

特に怖いのが、お風呂の時間です。

お風呂場で滑って転んだり、深い浴槽で溺れたりと、もっとも事故が起きやすい場所と言えるでしょう。

保育士たちで連携をとりながら、細心の注意を払う姿勢が必要です。

健康な子であっても、いつも一緒にいる保護者と離れているというだけで、子どもは想像以上のストレスを抱えます。

不安から情緒が不安定になったり、夜眠れなくなったりする子も出てくるでしょう。

寂しさから泣き出してしまった子の声を聞いて、ほかの子たちも心細くなってしまう……と波及していくこともあります。

しかし「先生やお友達と一緒だから」と家族と離れて眠る経験ができれば、子どもにとって大きな自信となるはずです。

お泊まり保育で起きるトラブルの対処法


事故や体調不良がないようにするためには、できる限りゆとりのあるスケジュールにすることが大切です。

せっかくだからとイベントを詰め込みすぎ、子どもを急かすことになると怪我も起きやすくなるものです。

準備段階で、すべての工程で十分な時間を確保することを意識しましょう。

また、保育士は必ず十分な人員を配置してください。

一人でたくさんの子どもを見ることになると、どうしても細部まで目が届きにくくなるものです。

保育士も子どもも、どこかに「通い慣れた場所だから」という気持ちがあると気がゆるみやすくなり、思わぬ事故につながる可能性が高くなります。

特にお風呂では保育士数名で見守りを徹底し、目を離すことが絶対にないよう気を引き締めします。

子どもは少人数ずつ入り、こちらも時間のゆとりを持って子どもたちのサポートをしていきましょう。

まとめ

いつもと違った環境でのイベントが楽しいお泊まり保育だからこそ、最後まで大きなトラブルなく終わらせたいですよね。

事前にあらゆる事態を想定してしっかり準備をしておけば、なにかあったときにも冷静に対処できるはずです。

思い出に残る、楽しいお泊まり保育を実現しましょう!

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