まなみ先生

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2025.1.9

まなみ先生

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まなみ先生

派遣保育士歴:1年
兵庫県神戸市 こども園勤務

#大学での教えを忠実に
#派遣で実践できた私の保育観
#固定概念に捉われない

これまでと今の働き方について教えてください

大阪の4年制大学で保育士資格を取得後、私立保育園で4年間勤務しました。

その後、別の園で2年間保育経験を積み、今は神戸市内のこども園でベルサンテの派遣保育士として働いています。

今年度は1歳児クラスを担当中。勤務時間は、9時から18時のフルタイムです。

保育士になろうと思ったきっかけは?

中学生になる頃には、資格も取れるし保育士っていいなと漠然と考えていました。私の母が、幼稚園で働いていたので、その影響もあるのかもしれないですね。

しばらく保育補助として働いていた母も最近、保育士資格を取得して、今では正職員として働いています。

今では母親でもあり、保育士仲間でもあるので、お互いに仕事の話で盛り上がることも多いんですよ。

「今日、園の子どもたちがこんなことできるようになったんだよ~」とか「こんなときってどんな遊びがいいと思う?」とか嬉しい話や相談事も共有します。

新卒でオープニングスタッフに!

大学卒業後、新卒で勤務したのは新規オープンの保育園でした。

みんなオープニングスタッフなので、「これからみんなで頑張っていこう!」という良い雰囲気があったし、フラットな関係性がすごく馴染みやすかったです。

おもちゃとか教材も十分ではなかったので、みんなで話し合って「前の園ではこんなのあって良かったよ!」とか意見交換しながら、「じゃあ私、100円ショップで見てきます!」って言って、材料を探して手作りおもちゃを作ったり、掲示物を作成したり。

一つ一つ自分たちの手で園を作っている感覚が楽しかったですね。

新卒時代の学びが今、役立つ

社会人として働く基本はもちろんなんですが、保育の面だとスキマ時間の使い方はすごく勉強させてもらいました。

行事や活動って保育のメインになるので、振り返りや情報収集がしやすいんですけど、スキマ時間の活用法は少し優先順位が下がってしまっていたんですよね。

そんなときに、園長先生をはじめ、キャリアのある先生から、おすすめの手遊び歌を教えてもらったり時間の使い方についてアドバイスをいただきました。

どんなタイミングでどんな手遊びをするかで、子どもの視線の集まり方が全然違ったり、声かけ一つで、次の活動へ向かう子どもたちの動きのスムーズさが全然違うんです。

今、正職員をサポートする立場で働かせてもらっているので、私がスキマ時間を活用することで、正職の先生が次の準備をスムーズにできるので、あの時の経験が今、特に役立っていますね。

ちなみに最近よくやる手遊びは、原点に立ち返って「とんとんとんアンパンマン」。色んなものを試していますが、やっぱり子どもたちからの人気が高いですね!(笑)

ベルサンテとの出会い

新卒で務めた保育園で4年経験し、その後、別の園に転職して2年たったころ今後の進路を考えるきっかけがありました。

当時、引っ越しをする可能性があったので、環境が変わっても保育士として勤務できる働き方を探しているときに派遣保育士を知ったんです。

色々と派遣会社のホームページを見ましたが、ベルサンテさんのホームページが、感覚的に“何かいいな”と思ったんですよね。

ベルサンテさんは保育専門で、いろんな保育情報をたくさん発信していますし、会社の中身も見える印象がありました。その第一印象を信じて問い合わせをしたんです。

実際に担当してくれたokanoさんは、会社の事や派遣についても丁寧に説明してくれましたし、私の話を親身になって聞いてくれたのも安心しました。

サイトの印象と実際に担当者さんとの話や印象に違いはなかったので、私のフィーリングは間違っていなかったんだ!と思いましたね(笑)。

苦手をセーブし、得意で貢献する働き方

派遣保育士は、毎日きちんと定時で上がれること、そして固定勤務で働かせてもらえるので、仕事とプライベートのメリハリがつくのですごく働きやすいです。

あと私の働き方の場合、直接雇用と派遣保育士の違いは書類作成ですね。今、お帳面は書いていますが、その他の記録表や指導案は担当していません。

私、書類を書くのがすごく苦手なんです。子どもの成長についてはもちろん理解や把握はできるんですけど、それを言語化して、さらに言い回しに気を付けながら書く作業が私にとってはハードルが高かったんです。

今の園は、直接雇用と派遣に求めるもの、それぞれをしっかり分けて役割分担してくださっているので、書類をセーブできている分、今自分ができることは何かをいつも考えて役に立ちたいなと思っています。

派遣という立場なので、どこまで意見をお伝えしてよいか悩むときもありますが周りの先生も素敵な先生で、この働き方を選んで良かったなと感じています。

仕事で大切にしていることは?

子どもたちが心から楽しめるように、「私も全力で遊ぶ」を大事にしています。

大学時代に教えてもらった「自分が全力で楽しんだ方が、子どもたちも楽しい!」という教えが私の保育観に影響を与えてくれました。

ときには子どもたちに注意したり、叱ったりもします。でも、経験を重ねて気づいたのは「私と遊ぶことが楽しい!」と子どもたちが思ってくれたら、「信頼関係は崩れない」ということ。

特に今は1歳児さん担当です。言葉が話せない子どもにとって、「一緒に遊んでくれる楽しい先生」として覚えてもらうことがすごく大事だと思います。

派遣になって実践できた私の保育観

「子どもたちと全力で遊ぶこと」の大切さを理解していたんですけど、正直、正職員のときはそこに向き合う余裕が今よりなかったと思います。

その時、できるだけの「全力で遊ぶ」は意識していたと思うんですけど、本音をいうと、不十分な時もあってもどかしさを感じていたんです。

でも、今派遣保育士になって、そこにしっかり向き合って保育できています。自分の大事にしたい保育観を表現できていることは、やりがいにつながっていますね。

「遊び」に向き合って見つけた発見

子どもたちと楽しく遊ぶことに、より向き合えた分、今まで以上に固定概念をもたないことも意識しています。

この間、車遊びが大好きな子がいるんですけど、タイミングをみて私が作ったおままごと用のエプロンを勧めてみたんです。そしたら興味をもって遊んでくれたんです。

保育士の働きかけ次第で子どもの創造性や遊びの世界が広がるので、子どもたちが楽しんで遊べるものは何かを探していく楽しさも、最近見つけた新しい発見です。

「やっぱり、保育っていい」と思う瞬間は?

私の保育観は「遊び」が中心なので、子どもが楽しく遊んでいる姿をみたり、遊びを通して成長している姿を見れたときはすっごく嬉しいですね。

例えばボール遊びをしたときに、ボールを掴むのが上手くなったな~と身体的な成長を感じたり、お友達にボールを譲るシーンをみて社会性が育っているな~とほっこりしたり。

あ!あと今日、クラスで小麦粉粘土遊びをしたんですよ。

一週間前にやったときはあんまり興味を示さない子が多かったんですけど、今回はちょっと摘まむ子がいたり、豪快に触る子もいて。

それだけでも子どもにとっては大きな成長です。

そうやって少しずつ色んなものを見て、触って体験して大きくなっていく様子を、継続して見れることが私の保育士としてのやりがいです。

大切にしている言葉

「一生懸命遊ぶ!」

プライベートでもしっかり遊びます!

子どもと同じように、大人でも遊びを通して学ぶことがたくさんあると思います。

友人と会って話すこと、推しのライブに行って音楽を楽しんだり、好きな製作を作る時間に没頭したり。

新しいことを知ったり、楽しむことに損はないと思います。これからも遊びを大切にする保育士でい続けたいです。

【編集後記 fromまなみ先生担当の保育コンシェルジュより】

まなみ先生、いつもお仕事お疲れ様です。

取材記事を拝見し、ご自身の保育観を大切にお仕事される姿勢から、読んだ瞬間、少し目頭が熱くなりました。新しいまなみ先生の一面を知ることができ、ますます尊敬の気持ちが湧きました。面談の際に初めてまなみ先生とお会いした日のこと、今でもしっかり覚えています。

私が仕事で使う京阪電車に詳しいまなみ先生に、乗り換えのコツを教えていただきましたね(笑)。あれ以来、スムーズに電車を活用できとっても助かっています!ありがとうございます。

第一印象で感じた「とても親切で心優しい先生だな」と思った私のフィーリングも改めて間違っていなかったんだ!と記事を読んで確信しました。有難いことに、まなみ先生とも長いお付き合いになってきましたね。これからも「遊び」を大切にされるまなみ先生らしく、楽しく働き続けられるようにサポートしていきます!

「まなみ先生、いつも素敵な保育をありがとうございます。」

・・・・・・

インタビュー・構成 ・文 : 野間直樹
文 : 堀池恵美
写真 :黒田彩加

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