2023.3.10
【独自アンケート実施】退職時には「お礼の品」を用意する?予算や渡す相手、プレゼントの中身は?
5289View
お世話になった保育施設を退職するときには、これまでの感謝を込めて「お礼の品」を贈ることもあります。
そこで今回、退職時のお礼の品に注目して独自のアンケートを実施いたしました。
退職時にお礼の品を用意するかどうか、その場合の費用の目安、どんなものを用意すればいいのか、誰に渡せばいいのかなど気になる点をご紹介していきます。
退職時にはお礼の品を渡す?
お世話になった保育施設を退職するときには、これまでの感謝を伝えるため「お礼の品」を用意することがあります。
ほいコレの独自アンケートでも、保育士さんに「退職時お礼の品を用意しますか?」という質問をしたところ、76%もの保育士さんがお礼を用意しているという回答がありました。
退職時のお礼の品は、半数以上の保育士さんにとって「用意すべきもの」という存在のようです。
もちろん、だからといって「お礼の品を準備していないのはマナー違反」というわけではありません。
あくまで「感謝の気持ちを示すもの」であり強制したり、用意していないことについてほかの人から苦言を呈したりするものではないので必要に応じて用意してください。
お礼の品ってそもそも誰にいくらくらいのものをあげる?
それでは、退職時のお礼の品についてさらに詳しく掘り下げていきましょう。
アンケートでは「お礼の品を誰に渡す?」という問いに対して「園長、副園長、主任」がメインとなる回答が多くありました。
やはり「お世話になった人」のメインとなるのがこれらの役職にあたる人なんですね。
人数の多い施設であれば、プラスして「同じクラスの先生」と答える保育士さんもいましたよ。
そのほか、特別にお世話になった人や、個人的にサポートを受けた人にはお礼の気持ちを伝えるといいかもしれません。
また、アンケートでは「小規模な保育施設なら職員全員に渡す」「皆で食べてもらえる大容量のお菓子を渡しました」という人もいました。
全員に行き渡る数のお菓子を用意すれば、個別の準備がなくとも受け取った側はうれしい気持ちになるでしょう。
ちなみにお礼の品の予算は、一人あたり1000~2000円ほどとした人が多いようです。
あくまで目安ですので、渡す人数によっても変えましょう。
渡す人数が多ければ、上限を1000円にしてもよいでしょう。
お礼の品にはどんなものを贈るべき?
お礼の品として人気なのは、やはり使いやすくもらってうれしい日用品類です。
例えばハンドタオル、エコバッグ、バスソルトなど。
誰でも使いやすいものは、気軽にプレゼントで受け取る方も気を遣いすぎることがありません。
また、受け取った人が自由に使えるギフトカードも人気な贈り物のひとつ。
ただし金額がわかりやすい分、相手によって差をつけるとトラブルのもとになるので注意しましょう。
さらに、食べ物やお菓子も定番です。
価格帯や個数の展開もさまざまなので、色んなシーンで役立つでしょう。
そのほかには、同じ保育士だからこそわかる仕事の大変さに寄り添い仕事で使えるグッズを渡すというのもおすすめです。
例えばクラフトパンチのように「あると便利」と思えるようなアイテムを用意してみるといいかもしれません。
お礼の品を用意した保育士さんの「経験者の声」
ここからは、実際に退職の際にお礼の品を用意した経験者の声をご紹介していきます。
まずは、退職のタイミングがほかの先生と同じになった保育士さんから寄せられたアイディアです。
「同じ時期に退職する先生と相談して皆でひとつのものを買って費用を割りました」
「退職する保育士から」と、いわば連名のような形でお礼の品を用意したというアイディア。
気を使ったり比較されたりしない点が良かったそうです。
続いて、「最終日はバタバタするので、事前に渡すタイミングを考えておきました」という保育士さんもいました。
こうした小さな気遣いが、受け取る側にとってはうれしいものです。
さらに「一言ですがメッセージカードを添えました」という保育士さんもいました。
手書きのメッセージには、そこにしかない温かみがあるものです。
お礼を伝える場だからこそ、思いはしっかりとメッセージカードに残しておきましょう。
まとめ
退職の際には、お世話になった園長や副園長、主任を中心にお礼の品を贈る保育士さんが多いようです。
アンケートをとってみると、一人あたり1000円程度を目安に、日用品やギフトカード、お菓子などを用意する保育士さんが多いという結果が出ました。
喜ばれそうなアイテムを贈ることで、感謝の気持ちがより印象的に届くかもしれませんね。