「フリー保育士」を目指そう!担任を持たない保育士の特徴やなる方法

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2020.8.19

「フリー保育士」を目指そう!担任を持たない保育士の特徴やなる方法

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あなたは、「フリー保育士」について正しい知識を身につけていますか?

フリー保育士と聞いても具体的な仕事内容が想像できない、施設で任された場合にどう立ち回ればいいかわからない、もしくはフリー保育士になりたいけれどどうすればいいのだろう、と悩むこともあるかもしれません。

そこで今回は、フリー保育士とはどんな仕事なのか、またフリー保育士を目指している場合どうすればいいのか、解説していきましょう。

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「フリー保育士」とは?

一般的な保育士がクラスを受け持っているのに対し、フリー保育士とは、担任を持たずに広く子どもたちの対応やそのほかの業務を担当する保育士のことです。

たとえば担任を持つ保育士が体調を崩したとき、行事が重なりすべきことが多いときには、通常の業務が滞ってしまうこともあるでしょう。

そんなときこそ、フリー保育士の出番です。

もちろんフリー保育士はお休みの先生に代わって担任業務や事務作業など、一通りの業務を行います。

日常的にも施設の状況をよく見ながら、サポートの必要なクラスがあれば適宜補助を行い、事務などの裏方作業もあわせて施設全体の仕事を行うのが、フリー保育士の役目です。

フリー保育士の仕事内容

フリー保育士は施設全体の業務の中で、サポートできるものがあれば随時補助にあたります。

子どもの遊びや学びの対応、トイレや食事といった生活の補助、事務作業、保護者対応など、担任を持つ保育士が行う業務全般は、フリー保育士も幅広くサポートすることになります。

たとえば施設内でお絵かきや工作を行うときには、机のセッティング、新聞紙の用意、絵の具、粘土などの準備も行います。

お遊戯会や運動会などイベントの際には、しっかり運営できるよう企画段階から積極的に参加します。

それ以外にも、施設を清潔で気持ちいい状態に保つための掃除や洗濯、洗い物などを率先して行います。

頼まれてから仕事をするのではなく、自ら気づいて雑務をこなしていけば、担当を持っている保育士からも感謝される立場になれるはずです。

また施設によっては、延長保育や一時保育の対応をフリー保育士が行う場合もあります。

フリー保育士として働くメリット

フリー保育士は、さまざまな仕事に幅広く関われることが大きなメリットです。

乳児保育クラスのある施設なら0歳の赤ちゃんから5歳の子どもまで、幅広く対応するため年次の違う子どもたちとも近い距離で向き合うことができます。

また、担任を持たないぶん残業が少ないこともフリー保育士ならではの魅力と言えるでしょう。

担任をもっていると、同じ仕事をこなしていてもどうしても日によって進捗が変わってしまいます。

残業や持ち帰り仕事が生まれてしまうこともありますが、フリー保育士ならば基本的に定時で退所できるでしょう。

もちろん、担任保育士の業務をサポートするために残業することがまったくないわけではありませんが、毎日多忙で家に帰るのが遅くなるということはあまりないでしょう。

フリー保育士として働くデメリット

フリー保育士として働く上では、担任を持つ保育士以上に気を配る部分、悩みやすい部分も存在します。

例えば、担任を持たない立場だからこそ、どうしても事務仕事や雑用のような仕事が増えてしまう傾向があります。

「子どもともっとかかわり合いたいのに、裏方のような仕事ばかりしている……」と感じたり、ときには担任がないために居場所がないと感じたりすることもあるかもしれません。

そうならないためには、あらゆる仕事をこなせる力を鍛えておく必要があります。

フリー保育士を目指すうえでは、できない仕事はないと言えるくらい施設内の業務を深く理解しておくとよいでしょう。

フリー保育士として働きたい場合には?

フリー保育士として働きたい場合は、まずは現在働いている施設にフリー保育士として働けないかかけあってみましょう。

もちろんそのためには「自分がフリー保育士として求められる力を十分に保有しており、活躍できる」ということをアピールしなければいけません。

施設の状況を広い目で把握し、サポートできる力があること、また働き方の都合などから担任を持つのは厳しいことなどをしっかり説明し、理解を得られればフリー保育士の道が開けます。

現在働く施設でフリー保育士を目指すことが難しい場合には、転職も視野に入れましょう。

フリー保育士の求人に絞って根気よく検索していれば、理想の求人を見つけられるタイミングがあるはずです。

転職の際には、施設へ直接「フリー保育士の求人はありませんか?」とたずねてみるのもいいかもしれません。

まとめ

保育士といえば「クラスや担当を持つもの」とイメージするかもしれませんが、フリー保育士として活躍している人材はたくさん存在します。

自分のすべきこと、施設で求められている役割などが具体的にイメージできれば、むしろフリー保育士のほうが働きやすい、フリー保育士になりたいと感じるかもしれませんね。

自分が納得できる働き方を見つけるためにも、フリー保育士として働ける環境が身近にないか今一度探してみてはいかがでしょうか。”

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