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自分が好きなもの、今話題になっているお店、こだわりのもの、
最近行ったオススメのスポット・・・
これら全て、園長先生・主任先生との話のなかで出た話題
私が、保育園に訪問させて頂くようになって約5年
いつも色んなお話しをさせてもらっています。
「この前行ってきた〇〇すっごい良かったですよ!」
「〇〇さんがデザインしたこの商品おしゃれですよね~」
「この夏は念願のニューヨークに行ってきました!」
こんなバラエティに富んだ話をさせて頂くのが今回紹介する保育園
滋賀県栗東市にある「グランマの家保育園」
園長先生が仰っていました。
「保育の経験やスキルを身に着けることはもちろん大切。
ただ、そればかりではなく、人としての成長が保育士としての成長に繋がる。
だからうちは完全に残業なし、仕事の持ち帰りなしを徹底しているんです。」
自分の趣味に没頭したり、好きな場所にいったり、いろんな方と出会ったり・・・
そうすることで仕事への活力も生まれ、人としての魅力が生まれる。
ワークライフバランスを徹底されているこちらの園。
今回は現場の職員さんに本音をお伺いしてきました。
今回取材させて頂いた先生は
ゆき先生、みゆ先生、みき先生、あかり先生、はづき先生、くるみ先生
計6名の先生に話を聞かせてもらえました。
― 残業なし・仕事の持ちかえりなしという取り組みについてですが、実際に現場ではいかがですか?
みゆ先生:「別の保育園に勤務している大学時代の友人に話を聞くことも多いですが、うちの保育園は、ほんっとに残業・持ちかえりは少ないと思います。
他の園の話を聞くと、その違いにびっくりします。」
あかり先生:「グランマには色んな保育園を経験した後に来られている先生もいますが、残業なし・仕事の持ちかえりなしに驚いたという話をよく聞きます。」
― 現場でも浸透されているんですね。
でも残業しないで帰る為に、結局持ち帰って家で仕事・・・となってしまわないですか?
みゆ先生:「持ちかえって仕事することはないです。基本的に勤務時間内で収まっています。
書類は園長先生が形式を変えて、少なく書きやすくうち独自のフォーマットを作ってくれています。あと、定時で上がることを皆が認識しているので、協力しあったり、効率よく仕事をしようとする意識は自然にあるんだと思います。」
くるみ先生:「園長を始め先輩の先生方が、きっちりと定時で帰っているので、そういう雰囲気が出来上がっています。だから若手の自分たちも、気兼ねすることなく退勤できます。」
― それはとてもよい風土ですね。
では、効率よくお仕事されたことで生まれた、帰宅してからの時間や休みの日はどのように過ごしておられますか?
あかり先生:「私はひたすらジムにいって有酸素運動をしています。ランニングマシンで走ったり、ウェイトトレーニングも少しします。平日の仕事終わりに行くこともあります。
あとは読書ですかね。ジャンルレスでいろんな本を読みます。
ジムも読書も、そこの世界に入りこんで無心になれるところがリフレッシュになっています。」
くるみ先生:「私は、休日は買い物に行きます。最近、物欲が強くなっちゃっています(笑)
先日も大阪で、今から使える秋用のアウターを買ったんです。
普段、仕事をするときは基本すっぴんなので、休日はお化粧とヘアメイクして好きなお洋服を着ておしゃれして出かけることが楽しみです。」
はづき先生:「私は特に休日にこれをするっと決めていることはないですが、友達とご飯や買い物に行くのは楽しみです。
ようやく休みの日の過ごし方を見つけてこれたかなという感じです。」
― 皆さんそれぞれの過ごし方がありますね。
では、働くなかで皆さんがお持ちのこだわりアイテムや思いれのあるものってありますか?
くるみ先生:「Tシャツは可愛いものを着ることでテンションがあがります。
スヌーピーのTシャツは、グランマに入って初めに買ったもので、今も大切に着ています。これを着ると初心に戻る気持ちがします。」
あかり先生:「グランマの先生は結構みんな使っているんですが、ペンは絶対にコレです。(uni JETSTREAM / PILOT HI-TEC-C coleto)
なめらかさが全然違います!園長先生とおそろいなんですよ。
みゆ先生:「文房具で言うと私は、はさみはこれを使っています。
(PLUS フィットカーブ)これは、以前ゆき先生に教えてもらって使いやすくてそれ以来これを愛用しています。製作の時は大活躍です。」
みゆ先生:「あと外履きはこれです。(CONVERSE CV LT CT L)
ここ(タンと呼ばれる足の甲と靴紐の間に入っているパーツの事)のクッションが柔らかくて自分の足にあってるんです。」
― 皆さん素敵なこだわりグッズがあるんですね。
あと、もう一点お聞きしたいのですが、グランマさんでは、研修や福利厚生も充実されていると伺いましたがどのようなものがあるんですか?
ゆき先生:「私は3年前に、海外研修に参加し、スウェーデン・ストックホルムとフランス・パリにある施設を視察させて頂きました。
0歳児保育を行わず親元で子育てを行うスウェーデンの保育保障の高さに驚いたり子どもと一緒にインテリアを決める面白い取り組みを行っている園を見学したり。
約一週間でしたが日本では味わうことができない充実した体験をさせて頂きました。
とても刺激を受けましたし、この研修に行かせてくれた園長先生と他の職員さんに感謝しています。」
他にも、ディズニーランドや劇団四季、日帰りカニグルメツアーなどが格安で行けたりもするそうです。
制度があっても人員の都合上利用できない事業所が多くある中、グランマさんは派遣職員さんの確保や、シフトの調整を上手に対応されることで十分に利用できる風土ができています。
『人と出会う』
『物と出会う』
『場所と出会う』
これがグランマの家保育園の職員さんが、
保育士として・人として成長するために目指す
『あうあうあう』
である。
今回取材をしてそう感じました。
取材に協力頂いた職員の皆さんありがとうございます!
ライター:野間 直樹 ほいコレコンシェルジュ