保育・教育の仕事は、人間が人生を賭けて選ぶに値する仕事です。
次代を担う子どもたちに文化をバトンタッチする営みで、その中でやりがいや生きがいを見つけて欲しいと思います。
今、新型コロナウイルス感染症対応が長期化し、「新しい生活様式」が叫ばれていますが、保育の仕事は、人間の生活の維持に欠かせない「エッセンシャルワーカー」です。
保育分野に進みたい方で、夏休み期間にアルバイトの経験をしたい!などあれば、まずは園見学に来て、園の雰囲気を感じてみてください。
自信をもってこの世界に飛びこんできて下さい。
お待ちしています。
「どろんこと太陽 くりくま保育園」開園して43年をむかえます。
いくらコンピュータ技術が発展しても、どんなにAI(人工知能)の技術が進んでも、人を育てるのは生身の人間です。うれしいことも腹立つことも、哀しいことも楽しいことも生きる中で誰しも経験します。人間の数だけ違った思いがあります。集団の中でぶつかり合うのは当たり前。保育園では、自分の世界が、内に向け外に向け広がるのです。
時代はかわっても、どの子も豊かな「子ども時代」を保障すること。全ての保護者、保育者の願いです。くりくまでは「子どもの権利条約」をどう保育で実践するか?「毎日が楽しい!」と思える「あそび」と「生活」を保障するためにみんなで日々試行錯誤しています。
私がいつも胸に刻んでいることがあります。
「学ぶとは 誠実を胸に刻むこと 教えるとは 共に未来を語ること」(フランスの詩人ルイ・アラゴンの言葉より)
子どもたちの瞳、曇らせないために。豊かな文化を追求し、充実した日々になるように。ともにがんばりましょう!