• 人間関係が一番大事！

「新卒で入った園がきつくて辞めたんです。」「派遣での勤務は安定しないから不安。」「正職で行くのも怖い。」このように考えている人も多いのではないでしょうか。新卒勤務後、派遣勤務をしている先生の「実話」を営業担当が見た目線からお伝えします。不安を乗り越えて、現在も派遣勤務してくだっている鈴木（仮名）さんのお話です。※個人情報の観点から一部フィクションを入れています。

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「新卒で入った園がきつくて辞めたんです。」
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面談をしたのは、肌寒くなってきた秋の日、HIRAKATA T-site/オリエント珈琲さん。枚方市在住の方なら行ったことがあるのではないでしょうか。

応募者の方は、新卒で入った園を退職した鈴木（仮名）さん。20歳。短大を卒業して最初に入った園での勤務を辞め、失業手当が終わったとのことで応募されてこられました。私の第一印象は「不安そう」でした。今まで短大ではアルバイト経験はなし。初めて社会人として勤務を始めたが挫折。親には「せっかく保育士資格をとったのに…」と言われるものの「また正職員で就職して失敗したらどうしよう」という気持ちでいっぱいでした。面談を進めていくうちに「なぜ、前の園が嫌になったのか」という話になりました。原因は「人間関係」でした。

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「一番は人間関係が‥‥」
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「子どもは大好きなんです。卒園まで見たかったのですが、人間関係が…」そう言いながら話をしてくれた鈴木さん。どうしても同じクラスの田中（仮名）先生が怖くて…、と話をしてくれました。
田中先生は、非常にテキパキとしている7年目の先生。園の中ではなかなかの中堅です。もう1人一緒に入っているのは5年目の後藤（仮名）先生。2人は仲良しに見えました。ただ、後藤先生がいない時にいつも田中先生は後藤先生の悪口を言うそうです。毎日、一緒にいるときはニコニコしているのに後藤先生がいないときはずっと悪口。自分が言われているわけではないですが、次第に「もしかしたら、自分がいないときに悪口を言われているのでは…。」と思うようになってしまっていました。周りの目線が怖くなってしまい、仕事がしづらくなった鈴木さん。次第に体調も悪くなり…、年度末の3月で退職したとのことでした。

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「まずは、やってみます」
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正直、保育業界から離れようかと思った鈴木さんですがやっぱり「子どものことは好き」で保育業界で働きたい。ただ、正職での勤務はまだ怖いということで派遣に応募をしてきました。「派遣なら割り切れるかも」と言っていたのが印象に残っています。いくつか園を提案する際に、もしかしたら鈴木さんには（派遣での先輩がいる方がいいのでは）と思い、現在の保育園を提案をさせていただきました。「同じ立場の派遣の先輩がいるなら、まずはやってみます。」鈴木さんが一歩踏み出しました。

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「派遣で、更新をします。」
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2019年10月から勤務を開始して、あっという間に時期はもうクリスマス直前の2019年の12月の中頃。12月までも何度か連絡をしてきましたが、次年度の更新をどうするかという話になりました。『勤務先の保育園から直接雇用の話もありますよ』と伝えると「そう言ってもらえるのはびっくりしていています。嬉しいです。今の園は人間関係がいいです。ただ、今の働きやすさは派遣だからかもしれない。次の1年派遣で更新をして、周りの正職の先生を見てしっかりと考えたいです。」


「2020年1年は自分が正職になるか見つめながら勤務をする1年」そう決めた鈴木さんは、色々な考えながらも今も勤務を続けてもらっています。保育士の仕事は一生もの。ゆっくりと就業先を決めるというのも1つの方法かもしれません。

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　担当者が思うこと
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働き方は人それぞれです。鈴木さんが選んだように「派遣」で更新も1つの道です。更新をしなければいけないではなく、自分にあったペースでお仕事を探すことのお手伝いが出来ればと思っています。